白い虎の月 タイガーズ・カース・シリーズ#1 (タイガーズ・カース・シリーズ # 1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (584ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864910682

作品紹介・あらすじ

見せ物の虎と孤独な少女。ふたつの魂が出会ったとき、太古の呪いを解くための物語がはじまる。

感想・レビュー・書評

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  • 表紙とタイトルの雰囲気に惹かれたので手に取ったけど、まさかの「ラブ」ファンタジー。
    想像してたのとはちょっと違いましたが、とにかく面白かった。

    レンがかっこよすぎてやばい。
    かっこよすぎてむしろエロい!(笑)
    ハーレクインの入り口なのかと思った。(ハーレクイン読んだことないけど。)

    訳者あとがきに、作者がステファニー・メイヤーや、J・K・ローリングの影響をうけてこの作品を書いたとあったけど、さもありなん。
    初めての著作でこんなにすてきなお話を書けるのは素晴らしいことです。

    映画化も決まっているとのことですが、これだけ面白ければそういうこともあるでしょう。

    インドの異国情緒溢れるファンタジー作品でした。
    久々に時間を忘れてのめり込める作品でした。
    続けて読みたいです。

  • 高校を卒業したばかり、コミュニティカレッジへの進学を控えた夏休みに始まる友情と冒険の物語は、瞬く間にインドの神秘と王子様たちに彩られたラブ・ファンタジーへと展開していく。

    恋する気持ちにドキドキしたい女性には大好物。料理、インテリア、ファッションという小技も効かせてある。
    男性はこれを読んで、いかに女性が自信を持ちにくいか、不安に陥りやすいか、とくと学ぶべし。

    「タイガーズ・カース・シリーズ」の第1巻である本書では、アメリカのお母さんが若い人に望む恋愛の形が垣間見えて興味深い。相手を檻に閉じ込めない。では、自分が囚われている檻からは脱出できるのか?主人公ケルシーの迷いはこの先第4巻辺りまでダラダラ続くらしい。早く先が読みたいな。

  • 呪いで虎の姿にされた王子様(しかも二人!)ラブ・ファンタジー!シチュエーションがハーレクインばりに萌え萌えで、更にインディージョーンズ並の冒険が!って...。濃いわー好きだなぁ。

  • 何気にシリーズものなのね。
    サーカスで出会ったホワイトタイガーの正体は300年前呪いをかけられたインド系王子様だった、と…。
    ヒロインと王子様のやり取りがこいつぁあハーレクインだ…。
    王子様の弟にも見初められて・・・ハーレクインだ…。

  • 美少女?と野獣がインディ・ジョーンズ

  • 高校卒業後の夏休みに、大学費用を少しでも稼ごうと、2週間のサーカスでのアルバイトをやることにしたケルシー。
    そのサーカスには、コバルトブルーの瞳が印象的なホワイトタイガーのディレン(レン)がいた。一目見た時から、ディレンに惹かれていたケルシー。ディレンもすぐに彼女に懐いてきた。
    そんなレンの姿を見て、ふと「彼が自由になれたらいいのに」と口にするケルシー。
    すると翌日、インドの裕福な老紳士が、レンを破格の値段で買い取りたいと申し出てきた。そして、彼をインドの保護区に連れて帰るとも。
    その旅に、レンが懐いているケルシーにも同行して欲しいと頼まれ、彼と離れがたく思っていた彼女は承諾し…


    単なる、動物と人の冒険譚的なものかと思っていたのだけれども。ドロテとかそういう。
    実は、ディレンはインドの王子で、300年前に呪いによって虎の姿に変えられ、その呪いを解くために、ドゥルガー(女神)のお気に入りであろうケルシーにそれを手伝ってもらいたいという、とんでもない話になっていくのだけれども、それはサイドストーリー(え?)で、本筋はケルシーとレンの恋愛話だと思ってる(笑)
    確かに、呪いを解くためのパーツ集め、謎解き、ジャングルの冒険などなども盛り込まれているのだけど、も!
    冒険だから、それなりに困難なことも危険なことも遭ったりして、でも、そのあたりの困難は、やっぱり多少都合よく解消されていくんだな。そのあたりは、稚拙というわけではないけど、あーきたきたw
    的な、ことなのだけど、でももうそれはそれとて、魔法にかけられた王子様、に惹かれ、彼も自分を…なんて話、大概の女の子が好きに決まってんじゃん!
    しかも、彼女は庶民の自分に気おくれを感じてとかもう。うわー、なんで?ちょっとイラっとする…と思いつつも、好きに決まってんじゃん!
    ケルシー同様、たまんねー(下品)と思いながら、ザクザク読めた。
    読んでるこっちも、レンがケルシーに対する一挙一頭足に、頭が馬鹿になる思いでしたわ。マジで。

  • タイトルから想像していた話と大分違っていました(笑)。十代女子が主人公の現代ファンタジー。
    設定というか、ファンタジーの源(ハリポタの魔法とか)になるものが、現段階では不明なのが気になりますが、シリーズものの1巻なので、これから明かされるのかな?と期待しています。
    キャラクターは、十代〜二十代始めという年齢のためか揺れ気味。こちらもこれから深みが出るのかな?と期待。
    インド神話と虎の組み合わせは好きなので、その辺りを掘り下げてくれたら嬉しいのですが。

  • 初めて読むジャンルの話でした!
    ジャンル分けするとしたら「胸キュンアドベンチャー」です!!

    サーカスでバイトする少女が出会った白い虎。
    実はその白い虎はのろいをかけられた王子さまだった!
    一日にたった15分しか人間の姿に戻れない虎の姿の王子様と一緒にのろいをとくためにインドに行って冒険をする話。

    いやいや、その超イケメン王子様と女の子の恋の話なんですが、もうもどかしくってもどかしくってキュンキューーーン。
    こういう信じたりあきらめたり信じられなかったり突き進んだり決心したり決心できなかったり…というもどかしい恋は自分自身にとっては過去のことですが、こうして本で読むと、やっぱりキュンキューーーン。

    それしか言えなくなってしまっている私(笑)

    冒険としては、インディージョーンズを連想させるような感じで、なんかどこかで読んだことがあるなという感じはするのですが、大人の恋じゃないところが新鮮!
    2015年にアメリカでは映画化されるそうです。
    見たい!!
    その前に、本作、5巻くらいまで出るそうです。
    日本で翻訳されているのはまだ2巻までですけれど~~。
    こういう時にね、原書が読めたらどんなに素敵か…って思ってしまいますね。

  • すんごく気になる形で続編です!
    早く続きが読みたくてたまりません。
    後半になるにつれて言葉の掛け合いとか皮肉とか
    エスカレートしていって更に面白くなります。
    読んでいて声がでますね(笑)
    設定としてはヤング向けなのかもしれないけど
    なんとも言葉の掛け合いがステキなので
    年齢関係なく楽しめると想います。
    インドの文化にもふれますし、私は大好きなジャンルでした。

    なにより、twilight要素すごいです!
    twilightすきなかたなら好きになると想います!

    エドワードの古きをよき男性を思わせるレン。

    2巻は舞台がインドから変わるようなので
    そこもまた楽しみのひとつです!

  • とにかくきゅんきゅんする!!

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