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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864912297

作品紹介・あらすじ

超エネルギー生命体「フェニックス・フォース」の到来に、アベンジャーズは全力を挙げての迎撃を決意する。一方、フェニックスを再生のシンボルと捉えるX‐MENは、絶滅に瀕したミュータント種の再興に夢を馳せる。アベンジャーズとX‐MEN、全く正反対の立場を採った彼らは、フェニックス・フォースの憑代と目される少女、ホープ・サマーズを巡って、骨肉の争いを繰り返す。人類とミュータント、双方の未来を懸けた死闘が続く中、ついにフェニックスが到来。だが、この驚異の生命体に選ばれたのはホープではなかった…!二大チームの全面衝突を描いた話題作、驚愕の結末が迫る!

感想・レビュー・書評

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    ヤフオク

  • 作劇上のいちゃもんを付けたい気持ちはあるが、その元を正せば「我らがX-メンが、サイクがこんな大ブザマをさらすなんて」という感情論に尽きてしまう。両者ファンの多い一大マッチであえて明確な勝敗を決めたのは大きな決断ではあると思うが、その「ためにする」暴走に見せない工夫がもっと欲しかった。

  • アベンジャーズとX-MENの信義がぶつかるAVXの第2巻。「ROUND2」との題にふさわしく、前巻最後で状況が変化した状態での戦闘が描かれるのだが、フェニックスを宿した5人が中心となるので、今巻に関しては、「アベンジャーズVSフェニックス」といった方が自然かもしれない。

    全体的な筋書きとしては前巻同様やはり理屈は通るが納得しがたいものとなっているのは残念。今巻の戦闘のきっかけはアベンジャーズ側の行動が原因としか見えないのだ。終盤になるに従い、「フェニックスのせい」として正統に見えるようになっていくのだが、その前をもう少しうまく扱えなかったものだろうか。

    とはいえ、全体的な幕引きの仕方としてはなかなかよく、とくにどこか神秘的なフェニックスの顛末は他の展開では今まであまり見たことがないタイプで非常に良かった。前巻でために溜めていたわりに肩透かしをくらったミュータントの「ホープ(希望)」の真の存在意義には脱帽である。
    また、アベンジャーズ側の人物像の描き方は忙しかった前巻に比べ充実しており、そこになかなかうならせるシーンがいくつかあるので期待してほしい。

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