スター・ウォーズ　ターキン 下

著者 : ジェームズ・ルシーノ 甲斐理恵子

• ヴィレッジブックス (2015年6月30日発売)

作品紹介・あらすじ

皇帝の指示により、モフ・ターキンは暗黒卿ダース・ベイダーとともにアウター・リムの惑星マーカナへ向かい、補給基地の襲撃に始まった不可解な妨害行為の調査を行うことになった。だが、何者かがしかけた巧妙な罠にはまり、自艦"キャリオン・スパイク"を強奪されるという不測の事態に襲われる。ターキンに挑む強奪犯の目的は、そしてその正体とは-?

感想・レビュー・書評

[shilvioさんの感想 · 2021年8月29日]

レジで店員が、私が下巻だけを出したことに対し、「ターキン、下（げ）でございますね」と確認したその言い方が忘れられない。。。（2022.3.6）

※2016年購入＠未来屋書店沖縄ライカム店
　読了

[naw0t0さんの感想 · 2020年2月17日]

TFA公開に沸く時期に読んだ記憶。

[はろーすみすさんの感想 · 2015年7月3日]

下巻に入って襲撃者サイドにもスポットが当たり、大きく物語が動き出します。反体制勢力を追う最中、ターキンが自らの礎を作った幼き日のキャリオンでの出来事をヴェイダーに語ることで役職や出自を越えて初めてふたりが人と人として同じものを共有し、互いにリスペクトし合える間柄へと変わるくだりは本書の白眉。デス・スター完成までに19年間掛かったことをダメ押し的に補完しつつ、来るべき『EP4』の始まりを静かに予感させるラストも素晴らしかったです。『EP3』→『暗黒卿ダース・ヴェイダー』→『ターキン』→『フォース・アンリーシュド ダース・ヴェイダーの弟子』→『デス・スター』→『EP4』で新旧三部作間における帝国側の内情把握はカンペキでしょう。