ブラックベリー・パイは潜んでいる (ヴィレッジブックス F フ 2-18)
- ヴィレッジブックス (2016年10月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864913140
感想・レビュー・書評
-
人気のコージーミステリです。
お菓子探偵ハンナのシリーズ、17作目。
故郷の町で手作りクッキーの店を出しているハンナ。
気さくで料理上手で親切な、三姉妹の長女です。
素人探偵としても有名になってきましたが。
未亡人の母ドロレスが再婚するのはいいけれど、そのパーティの準備に苦労するハンナたち三姉妹。
任せると言ったはずの母が、次々に気を変えるのです。
すごい美人の母親だけどシリーズ当初はきつさが目立っていましたが、可愛いところも出てきているこの頃。人を振り回すのは相変わらず?
そんなコミカルな状況の中、思わぬ出来事が。
雷雨のなか、運転していたハンナが事故を起こしてしまったのです。
身元不明の男性が道路に倒れていて、ハンナは妹の夫に逮捕されてしまうことに。
親しい人が駆け付けて、応援してくれますが‥?!
妹の友達の相談を受けたり、またまた母の披露宴の相談も続くなか、事件の裁判は、次の作品に持ち越され‥
ちょっと違う意味合いの危機で、新味はありましたが、この段階だと読後感がちょっと。
これって、すっきり解決になりうるのかなあ??
続きが待ち遠しいですね☆詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クッキー・ジャーシリーズの第十七作。
ハンナが雨の中、人をはねてしまう。
その結果、保安官事務所の拘留房に泊まることに。
お母さんの結婚式の中身がなかなか決まらないとか、
モシェがランニングマシーンを使いこなすとか、
お母さんとロマンス作家の取材のふりをして聞き込みに行くとか、
面白い話はあったけど、
事故とは言え、人を殺してしまった罪悪感が軽い気がして
ちょっと納得がいかない感じ。 -
今回はミステリよりもハンナの周囲の人間関係のお浚い的な展開。
それはそれで楽しかったけど、何処よりも北にある某町が舞台のミステリへの流れを心配したりもする。 -
お菓子探偵ハンナシリーズ第17弾。
なんとハンナが人身事故を起こし、過失運転致死罪で逮捕されてしまうことに!
被害者男性の正体と、事故が起きるまでの真相を探っていく過程が今作のメインストーリーです。
いつもよりもミステリ要素が濃かった気がする。
スイーツのレシピも満載で読み応えずっしりです。
ブラックベリーパイよりブルーアップルマフィンの方が気になる…。 -
ハンナが事故を起こして逮捕されてしまうという新展開。
恋に進展は無いものの、今までにない展開だったので楽しめました。 -
しばらくシリーズをおえていなかったのだけど、新作がでるのを知って思い出したかのように再び追うことに。今回はハンナの事故もありわりとシリアスな感じ。
-
交通事故の恐ろしさを改めて痛感します。誰もわざとやるわけがないのに、突然降りかかり、人生を破壊してしまう…。
盗まれたブラックベリーパイ、帰って来た家出娘、ここにハンナの事故が不幸にも重なってしまった。
ハンナの裁判とドロレスの結婚式は、次巻に持ち越しですね。引っ張るなぁ。 -
図書館で。
ハンナ、交通事故を起こすの巻。交通事故は怖いなぁとか、結構リアルで読んでいてブルーになりました。今までどこか他人事だったハンナさんも、当事者になってこれから懲りるかな~と思ったけれどもそうでもない感じ。
謎解き部分は珍しくハンナさんが良いカンで、逃げてきた女の子と被害者の関係を察したりしましたが、ワルモノが追いかけてくるのはちょっと出来すぎのような。ま、それも含めて様式美なのかもしれませんが。 -
お菓子探偵シリーズ第17弾
ドロレス良かったけど娘からしたらウンザリだろうなぁ
ウォーキングをするモシェ可愛い