歪んだ絆の刻印 イヴ&ローク43 (ヴィレッジブックス F ロ 3-45 イヴ&ローク 43)
- ヴィレッジブックス (2017年9月28日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (678ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864913515
感想・レビュー・書評
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数冊分飛ばして読んじゃったけど大丈夫でした。
犯人より被害者にイラッとする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【イヴ&ローク43】イヴが大好きなデニスの従兄弟の話。犯罪として許せないような事だったしイヴの過去にとっては辛い事件だった。
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酷い話だな。集団レイプなんて酷い題材だけど、二人の関係はますますつよくなっていくのね。
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ドクターマイラの夫でとっても優しいデニスが関わる事件から始まる。
トゥルーハートが捜査官へ、成長してますねー。
上院議員とか弁護士とかのザマァをもっと詳しく読みたかった。 -
イヴがちょっぴり恋してるデニス・マイラがなにものかに襲われてけがをするところか始まるストーリー。デニスのいとこが殺され彼のブラザー達が次々と殺されて行く…。彼らは集団レイプの加害者で、犯人はすぐに目星がつく。全く胸糞悪い加害者たちに正直同情心すら覚えませんでした。
事件はイヴにとってもとても辛いもので、何度か涙流しながら読みました。デニスはそんなイヴを温かく見守り最高のホットチョコレートを作ります。チョコレート大大大好きな私はみんなと一緒に飲みたいわなんて思ったり。ピーボディも真心君も成長したね。
最近、メイヴィスやベラちゃんの出番が少なくてちょっと淋しい。もうすぐベラちゃんのお誕生日らしいから次あたりで登場するかしら?
で、折しもハリウッドではかの有名なプロデューサーのセクハラは明るみになって、それを見て見ぬふるりしてた同業者や俳優たちも明るみになって、まったく腹立たしい。割と好きな俳優だったこともあり、ショックです。まあ、まえからあのプロデューサーはなんか気に食わないと思ってたのね。作る映画は素晴らしいんだけど。そんなことを思いながら読んだ作品です。 -
‹内容紹介より›
NYPSDの精神分析医ドクター・マイラの夫デニスが、彼の所有する亡き祖父の邸宅で何者かに襲われ、そこで会う約束をしていた元上院議員の従兄弟は暴行を受けたのちに連れ去られてしまう。マイラ夫妻から依頼を受けたイヴが捜査を開始した矢先、上院議員の惨殺死体が発見された。怨恨による犯行と思われたが、のちに同様の手口による死体が見つかる。被害者たちに共通する忌まわしい過去とはーー?
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1作目から読み続けているシリーズなので、若干惰性で読んでいる感がありますが、安定した面白さのある作品だと思います。
イヴとロークの間に起こる「見解の相違」は今回は小規模で、ただ二人のきずなが再確認され、イヴが過去の生活を想起させる仕事部屋のデスクを手放すことに。
ロークとの「絆」を大事にしたのです。
その他、おなじみのキャラクターは今作でも相変わらずで、トゥルーハートが捜査官に昇進したことはシリーズの読者としてなかなか感慨深いものがあります。
事件そのものについては、若干のネタ切れ感が否めないかな、と思いました。イヴ、マイラとも被害に遭っていますが、今回も根底にあるのは「レイプ被害者の復讐」。
次作では、性犯罪から少し離れた事件を期待したいな、と思います。