リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン:センチュリー

  • ヴィレッジブックス
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864914123

感想・レビュー・書評

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  • 分厚い解説には軽く目を通しつつ、ざっと1回読んだ限りでは、前2作よりも時代が現代に近いぶん引用元の知識があり、ザックリとした全体像は掴みやすかった。とはいえ意味がわからなかった部分も多いし、まだ気がついていない小ネタもたくさんあるんだろうなあ。

    小ネタで言うと、「エターナル・チャンピオン」関連の人物が出てきたのにはおどろいた。『エルリック・サーガ』とか『エレコーゼ』シリーズとか、中学生のときに読んでたわ。不死になった主人公達が、時代が下るにつれ倦怠感・挫折感に包まれていくのは、イギリスの社会状況を反映した描写なのかもと思った。

    しかし、こういう話が成り立つのは、都市の歴史がありサブカルチャーの一大発信地でもあるロンドンならではだなあと思う。次は、解説片手に一コマ一コマ読んでいくことにしよう。

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著者プロフィール

アラン・ムーア
1953年、イギリス・ノーサンプトン生まれ。『ウォッチメン』『フロム・ヘル』『Vフォー・ヴェンデッタ』『プロメテア』などの著作で知られる英国コミック界の革新者。魔術や幻想世界への強い関心でも知られており、『プロメテア』は魔術の入門書としても読まれている。コミック引退を宣言したが長編小説『Jerusalem』、短編集『Illuminations』を上梓、映画「The Show」の脚本出演をつとめるなど多方面で活躍している。ロンドンを舞台にした五部作からなる魔術ファンタジーを執筆中。

「2023年 『プロビデンス Act2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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