世界の小説大百科 死ぬまでに読むべき1001冊の本

制作 : ピーター ボクスオール 
  • 柊風舎
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本棚登録 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (960ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864980050

作品紹介・あらすじ

千夜一夜物語から現代小説まで、無数の小説の中から選んだ1001冊を、出版年順に紹介。本の表紙や挿絵、作家の肖像画や写真も出来る限り掲載。すべての本に、書誌データ(作家の生没年、出版社、原題、邦訳書情報等)を付記。巻頭に「書名一覧」「作家名一覧」、巻末に「英題一覧」を掲載。

感想・レビュー・書評

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  • 竹取物語やガルガンチュアとパンタグリュエルのような本と、重力の虹やねじまき鳥クロニクルのような本を同じ土俵に並べて評することに意味があるのかどうかは疑問だが、1,001冊という物量が全てを呑み込んでいる感はあった。一冊ごとの解説は長くはないもののしっかりした解説が多かった。ただし訳はかなり逐語的で高校生の宿題のよう。千一夜について「終わらないことが本質」のように書いていたのには勉強させられた。外国人評論家から見て、村上龍や村上春樹が世界で受け入れた理由もなるほどと思った。

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