私的所有論 第2版

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  • 生活書院
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (973ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865000061

感想・レビュー・書評

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  • 祝文庫化!しかも第2版。。。

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    「この本はたしかに長くはある。ただ、基本的な「動機」「主題」はいたって単純なものだ。この社会は、人の能力の差異に規定されて、受け取りと価値が決まる、そしてそれが「正しい」とされている社会である。そのことについて考えようということだ、もっと簡単に言えば、文句を言おうということだ。そして、人々は実は別の価値を有してもいるとも言ってしまい、そして別の社会を示そうということだ。(「それから――第2版に」より )。
    立岩社会学の主著、文庫版となって待望の第2版刊行! 解説=稲葉振一郎。」
    勁草書房から出てる単行本の案内は↓
    http://booklog.jp/item/1/4326601175

  • 基本的な生きることへの態度を学ぶことができた。得がたい本。

  •  以前『人間の条件 そんなものない』を読んだときから著者に興味を持っており本書に手を出した。が、相変わらず著者の文体と内容の壁が高く、私には理解が難しかった。ノートと構成メモが半端に残った。

    ・参考ページ
    http://www.arsvi.com/ts/2013b1.htm


    【本書に関係のない話】
     あと、どうでもいいけど、(ブクログで最初に投稿している)猫丸さんは「祝」って書きたいだけなの? 

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      別府さん
      > 「祝」って書きたいだけなの? 
      文庫化ですよ!此れが「祝」って書かずに、、、

      関係ないけど
      勁草書房さんゴメンなさい。図書館...
      別府さん
      > 「祝」って書きたいだけなの? 
      文庫化ですよ!此れが「祝」って書かずに、、、

      関係ないけど
      勁草書房さんゴメンなさい。図書館から何度も借りてウンウン唸りながら読みました。
      (勿論あんまり判っていません)
      2023/12/08
  • 自分が住んでいるところには、大きな書店が無い。だから、月に一度泊まりがけで本を買いに行く。そうして先日、この本を見つけた。ネットで買うだけでならこうした出逢いは無い。
    著者の立岩真也は、雑誌”現代思想”に連載をしている。一冊の本になったら改めて読もうと思って今は眼を通しているだけに過ぎなかった。
    この厚さ3.5cmくらいで1000ページ弱の文庫を棚に見出して中身も見ずに買ってしまった。
    そうして帰ってきて、奥付けにある「視覚障害、肢体不自由などの理由で書字へのアクセスが困難な方に本書のテキストデータを提供いたします。」という一文に著者及び出版社の誠意をみて、やはり購って良かったと思う。

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著者プロフィール

立岩 真也(たていわ・しんや):1960年生まれ。立命館大学大学院先端総合学術研究科教授。社会学専攻。著書に『私的所有論 第2版』(生活書院)、『弱くある自由へ――自己決定・介護・生死の技術』『造反有理――精神医療現代史へ』『精神病院体制の終わり――認知症の時代に』(以上、青土社)、『介助の仕事――街で暮らす/を支える』(筑摩書房)、『自由の平等』(岩波書店)、『自閉症連続体の時代』(みすず書房)、『人間の条件――そんなものない』(新曜社)など。共著に『ベーシックインカム――分配する最小国家の可能性』『税を直す』『差異と平等――障害とケア/有償と無償』『相模原障害者殺傷事件――優生思想とヘイトクライム』(以上、青土社)、『生の技法――家と施設を出て暮らす障害者の社会学』(生活書院)ほか多数。

「2022年 『人命の特別を言わず/言う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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