花冠の誓約 ~姫君の輿入れ~ (リリ文庫)

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著者 : 秋山みち花
制作 : みずかねりょう 
  • 大誠社 (2013年11月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865180053

花冠の誓約 ~姫君の輿入れ~ (リリ文庫)の感想・レビュー・書評

  • 受けが女の子っぽすぎた。BLの意味あるかな…?奴僕×姫…結び付きが安直というか、どこに惹かれ合っているのか分からなかった

  • 素晴らしい作品でした。乙女系ノベルで好きな作家が京極れなさんなら、BLは間違いなく秋山みち花さんだと今回、つくづく認識しました。

    端正な文章と作品を通して漂う気品溢れる雰囲気が好きです。どれだけハードな展開&描写になっても、その気品が失われることがないのは作者の技量の賜でしょう。

    事情があって皇子でありながら皇女として育てられた「姫」と皇室の血をも引く身でありながら奴隷に落とされた主従の恋を描いています。
    どちらも自分のことよりも互いの身を想い、その恋情が常識の枠を超えた瞬間、結ばれました。
    最後は男が皇帝の地位につき、「姫」は「女性」としてただ一人の皇后になるというハッピーエンドで終わりました。
    乱世に長く平和な治世をもたらした賢帝と美しき皇后がいたが、彼等には子供に恵まれなかったという最後の数行が心に残りました。
    二時間半のスピード読了はこの作品が絶対的に面白かったことの証明です―笑

  • イラストが綺麗でした。確かに高速で気楽に読めるラブロマンスもの。あまりにテンプレなので今回ばかりはヒロインが嫌いな相手から○○すんでのところで助けが入らなければ面白いのになどと鬼畜な気分でした。ごめんなさい。

  • 中華ファンタジーです。王道の、姫として育てられる受のパターン。昔は好物だった設定です。現在はちょっと食傷気味なので、同じ姫として育てられる話でも、ひねりがきいているものに魅かれてしまいます…すごく痛かったりとか、オチがあるとか、爆笑ものとか。
    その点、こちらの話は至って王道。
    権力争いの中から逃げ延びて、権力者の養父に保護され姫として育てられた璃炎。一方の耿惺は皇帝の血統でありながら奴僕に落とされた身。
    10歳と15歳の二人は、主従として出会い、年月をかけて信頼と愛情を育んでいきます。

    幼い二人の様子が生き生きと描かれていて、相手を気遣ったり好きだと思う気持ちがダイレクトに伝わってきます。ほんとに微笑ましくなります。
    しかし、年頃になり互いに想いあうようになった矢先、再び権力争いに巻き込まれ、璃炎は陰謀の格好の餌食とされそうになった耿惺を助けるために心無い言葉を浴びせかけ、冷たい態度を取って逃がそうとします。ずっと一緒にと想いあっていた二人ですが、離れ離れになることに。

    義父がイイ人なのか悪い人なのか、というのが一番ハラハラさせられたところです。璃炎を隠し育てたまでは律儀だし恩人のようですが、危害も加えてないのはちょっと読みがはずれwwでも、結局有効利用できると思っていたからこそですよね。そして、そこには驚くべき事実も。
    義父によって璃炎が将軍の花嫁にさせられるところは、読みどおりでベタだなと思いつつ楽しめました。お約束ですね。
    そして、耿惺との再会。主従の立場の逆転とか、強引に嫁として後宮にとか、いろいろベタ展開ですが、何しろ二人はずっと気持ちがブレていなくて、口ではいろいろ言っていても心の中ではしっかりラブラブ。
    安心して甘い気持ちに浸ることができました。
    …ただ、このストーリーはかわいくて甘いだけなので、ものすごい何か、ものすごいエロ、ものすごい陵辱なんかを期待して読み進めると落胆するしかないですね。腐りすぎているとあまりにもかわいらしすぎて、生ぬるさを感じてしまうでしょう…
    「神獣の褥」がかなりエロスだったので、期待しすぎたのもありますね。
    ちょっとTLくさかった気もします。

    気軽に読める一冊。みずかねりょうセンセのイラストにうっとりできます。

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花冠の誓約 ~姫君の輿入れ~ (リリ文庫)の作品紹介

男子でありながら姫として育った璃炎と、皇統に属す身ながら奴僕に堕ちた耿惺。主従として出会った二人は、身分の壁を越えられぬまま互いへの密かな想いを抱いていた。しかし運命は一変する。-王宮を脅かす謀反人。冤罪を負った耿惺を逃がすため、手酷い言葉を投げる璃炎だが、激昂した耿惺に体を奪われて!?「必ず戻る」そう残して去った耿惺を思い1年。人形のように生きていた璃炎は再会した耿惺に窮地を救われる。だが、二人は立場は逆転していて?

花冠の誓約 ~姫君の輿入れ~ (リリ文庫)はこんな本です

花冠の誓約 ~姫君の輿入れ~ (リリ文庫)のKindle版

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