黒澤明と小林秀雄: 「罪と罰」をめぐる静かなる決闘

著者 :
  • 成文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865200058

作品紹介・あらすじ

なぜ映画"夢"は、フクシマの悲劇を予告しえたのか。1956年12月、黒澤明と小林秀雄は対談を行ったが、残念ながらその記事が掲載されなかったため、詳細は分かっていない。共にドストエフスキーにこだわり続けた両雄の思考遍歴をたどり、その時代背景を探ることで「対談」の謎に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • ドストエフスキー 罪と罰 白痴

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著者プロフィール

1949年、福島県二本松市生まれ。
東海大学大学院文学研究科(文明専攻)修士課程修了。
東海大学外国語教育センター教授(ヨーロッパ文明学科兼担)を経て、現在は桜美林大学非常勤講師。文芸評論家。地球システム・倫理学会理事。
専攻はロシア文学、比較文学、比較文明学。

主な著書に、『「罪と罰」を読む――〈知〉の危機とドストエフスキー』(新版、刀水書房)、
『この国のあした――司馬遼太郎の戦争観』(のべる出版企画)、『欧化と国粋――日露の「文明開化」とドストエフスキー』(刀水書房)、『司馬遼太郎の平和観――「坂の上の雲」を読み直す』(東海教育研究所)、『司馬遼太郎と時代小説――「風の武士」「梟の城」「国盗り物語」「功名が辻」を読み解く』(のべる出版企画)、『ロシアの近代化と若きドストエフスキー――「祖国戦争」からクリミア戦争へ』(成文社)、『「竜馬」という日本人――司馬遼太郎が描いたこと』(人文書館)、『司馬遼太郎とロシア』(ユーラシア・ブックレット、東洋書店)、
『黒澤明で「白痴」を読み解く』(成文社)、『黒澤明と小林秀雄――「罪と罰」をめぐる静かなる決闘』(成文社)など。

「2015年 『新聞への思い 正岡子規と「坂の上の雲」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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