〆切本

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  • Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865281538

感想・レビュー・書評

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  • (2016/12/1取りやめ)
    西加奈子さんが入っていたので借りた本。
    夏目漱石や島崎藤村も収録されて、年代の幅がかなりある。旧仮名文字も使われて、言いまわしもその当時のままで、序盤を読んで私にはちょっと無理と感じたので、気になる作家さんのだけ読んで、やめました。
    文学が好きな人(読書がではなく)にはたまらないんだろうなぁ。
    ちなみに、私が読んだのは、
    序盤の、白川静、田山花袋、夏目漱石、島崎藤村、泉鏡花…ここで挫折
    ここからは、気になる作家さんで、
    江戸川乱歩、藤子不二雄A(漫画)、浅田次郎、泉麻人、吉本ばなな、西加奈子、手塚治虫、村上春樹


    (内容)
    作家としめきり、悶絶と歓喜の94篇!

  • 初読。図書館。いろんな文筆業の方々が締め切りについて書いた文章を集めたもの。名前を見るとスゴイメンバーそろい踏みで、締め切りをほとんど守れない人もいれば、絶対に守る人もいて、どちらにしてもみんな苦しんでいる。本のコンセプトとしては面白いんだけど、それぞれの文章は玉石混交という感じで、全体としてはイマイチ。それがどういう状況で書かれたのか、もうちょっと詳しい背景が添えられていたら、もっと面白かったかも。

  • 「〆切に間に合わない!」その他、もろもろ、自分の心に素直な文章・漫画の集まりだった。

  • 出落ち感。

  • 原稿締切について文豪達の嘆きや言い訳を集めた本。もっと独創的かと思ったが、意外にありきたりで面白くない。

  • 面白のも、そうでないのもあるけど
    〆切だけを集めたってのがすごい

  • 有名な文豪などの「書けない」ときの言い訳が延々とまとめられている本。あまりの見苦しさに、ちょっと読んだだけでもお腹いっぱいになる。教科書に載るような著名な作家の人間らしい一面が垣間見れる。それにしても編集者など、原稿をもらう立場の人達の苦労は計り知れない。

  • 〆切を最初に意識するのは、小学生の夏休みの宿題の時である。仕事に取り掛かるには気迫が必要だが、仕事をし終えるには諦めが必要である。完璧を目指すと完成しない。できるだけの努力をしたらあとは運を天に任せる。色気を捨てる。案ずるより生むはやすし。寺田寅彦は引き受けたらすぐに取り掛かり、大体のところを書いてしまったそうだ。

著者プロフィール

1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)にて誕生。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表。翌年、『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

「2021年 『夏目漱石大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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