キャノン・フィストはひとりぼっち (1) (ぽにきゃんBOOKSライトノベルシリーズ)

著者 :
  • ポニーキャニオン
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本棚登録 : 40
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865290110

感想・レビュー・書評

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  • 先月創刊のぽにきゃんBOOKSから登場した深見真の新作。

    タイトルのおセンチ感と表紙のクリスがマッチしていて、 
    深見真ってことだったので楽しみにしていました。

    期待していたイメージからすると若干弱かったかなってのが正直な感想。
    もう少し毒々しい展開があるのかなって思っていたのですが
    存外ソフトでしたね。まあ、十分ブラックなテーマではあったのですが。
    個人的には本編よりあとがきの方に妙な共感を覚えましたがw

    それでもさすがと言いますか。
    ちょっとやそっと突っ込みどころのある設定でも、
    ねじ伏せて物語に引き込んでいくパワーがありますね。

    1冊にそこそこキャラがでますが、ほぼまんべんなく使いこなしてますし、
    展開としては王道を遵守している感じ。

    でもなー、だからこそなー。
    なんっていうか物足りない。
    ちょっとあっさりしすぎてるんですよねー。

    寒いからこってり辛味噌系喰おうと思って入ったラーメン屋で醤油しかなかったような感じ?
    旨いんだけどさ!みたいなw刺激足んねーよ的な?w

    まあまあ、ぽにきゃんのスタイル上抑えてるのかもしれませんし何とも言えませんが。
    もうちょっと毒あってもよかったよな。

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著者プロフィール

2000年に第1回富士見ヤングミステリー大賞を受賞、2002年角川Next賞を受賞。代表作は『ヤングガン・カルナバル』シリーズ、『ゴルゴタ』、『GENEZ』シリーズなど。『魔法少女特殊戦あすか』原作、『ちょっとかわいいアイアンメイデン』原作、『王様達のヴァイキング』ストーリー協力。TVアニメ『PSYCHO‐PASS』1期、『PSYCHO‐PASS 劇場版』(ともに虚淵玄と共同脚本)にて、ニュータイプアニメアワード脚本賞受賞。TVアニメ『ベルセルク(2016)』シリーズ構成。

「2017年 『バイオハザード ヴェンデッタ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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