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- Amazon.co.jp ・マンガ (437ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865380439
感想・レビュー・書評
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『ライオンの首』
呪みちるの作品集。
特に気に入った作品の感想を。
「千年百足」
姉の様子がおかしくなり、何かに取り憑かれているという導入は身近な怖さがある。途中絶望に突き落とされ、心がスッとする。このバランス。凄まじいわ。炭酸水かよ。
「子どもたちが屑殺ごっこをした話」
呪みちるの、恐るべき子どもたち。
童話的な纏め方で微笑む。グロいのに。
「いぬつげの男」
ストーカーに追われる女の子が、謎の男に助けられるという流れなのに、意外な結末でビックリさせられる。闇へ落ちていく主人公。
犬の相棒が現れたバディモノ感ワクワク。
「ドリーム・マシーン」
著者の、組み方のうまさがわかるな。
冒頭でチラッと惚れ薬の話をして、場面切り替わって別の人間がでてくる。時系列が動くけど理解できる。
見開きの凄さは、この作品集随一!かっこよすぎる。
ラストがロマンスな感じなのも良い。
グロいのに少女漫画だ。グロいのに。
「ザ・キャッチャー」
少女が野球と出会い救われる、サクセスストーリーとみせかけて、救いなっ!
「オフィスビルの大蛇」
少女の頃から蛇に取り憑かれている女の物語。ハッピーエンド!!おめ!
「炭焼き又六」
愛を知らない男が愛を知り、報いを受ける。
愛がテーマになってるの良いなあ。好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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