もぐもぐどうぶつえん (しぜんにタッチ!)

  • ひさかたチャイルド
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本棚登録 : 141
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865490473

感想・レビュー・書評

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  • これは、子どもの頃に動物園に行く前に読みたかったなぁ。
    動物園の動物たちがどんなものを食べているのかを紹介した本で、飼育員さんたちに
    よる様々な工夫も明かされる。

    相変わらず綺麗なカラー写真がいっぱいで、お子たちがいかに楽しく興味を持って
    くれるかと、丁寧に取材した形跡がうかがえる。
    長い長い首をしたキリンの餌やりの方法(!)。これには驚いたわ。
    オランウータンの食事内容が、殆ど人間と変わらないことも知った。
    いえ、さすがに調理したものは食べないようだけど。
    しかも、3時のおやつの明治牛乳を、ちゃんとストローで飲んでいる(!)。
    ライオンに食事抜きの日があるなんて、皆さんご存じ?
    (ここの写真とキャプションが、笑いのツボ)
    感心してしまったのは、ペンギンの餌やりのページ。
    群れの個体をそれぞれちゃんと見分けて餌を与え、その上食べた数まで記録するという。
    他にもまだまだたくさんの動物たちの、楽しい捕食の姿がある。
    一番♡♡♡だったのは、カワウソさんの食事姿。
    両方の前足でつかんで食べるのよ。ふふ。

    ひさかたチャイルドの「しぜんにタッチ!」のシリーズは、どれもカラー写真が豊富で
    装丁が良くて中身も楽しい。
    今のお子たちは幸せだわ。。
    細かいテキストが多くて読み聞かせ向けではないが、ぜひブックトークに使ってみたい。

  • 子どもと一緒に読み終わり、思わず「面白かったー」

    動物たちは普段何を食べているか。
    野生でなく、あえて動物園の動物たち。

    写真が迫力があって、躍動感のある割り付け。

    そして食べ物についての説明。
    そんなに驚くことではないのだけど、意外と知らない小ネタにほっこり。

    パンダの食べる竹。
    好きな竹と嫌いな竹があるみたい。
    パンダが気に入る竹を色々セレクションして、冷蔵庫で鮮度を保ってあげている飼育員。
    おもてなしレストラン状態ですね。

    パンダの竹の食べ方。

     まず においを かぐ
     くちに くわえて
     たべやすい おおきさにおる
     たけの かわを むく
     むいた かわを はきだす
     かわを むいた たけを
     いただきまーす!

    これだけで、もう、パンダとの距離が縮まった気分。

    ありくい は勿論普段はありを食べている。
    たけど、動物園でありを集めるのが大変なので、
    色々なものを混ぜてありの味を再現。

    ペレット(ペットフードのようなもの)を砕いたもの
    馬の肉、小松菜、ヨーグルト、ドッグフード

    これを混ぜるとありの味らしい。
    そもそもありの味をしらないから、そうなのかな?としか思えないけど。。。

    それをペットボトル的なものに入れると、ありくいはさかさまにして長い舌を使って食べやすいみたい。
    人間からしたら最も食べにくくなっているんだけど。

    そして最後にオランウータン。
    ほとんど人間と一緒。

    最後にドヤ顔で、おいしい牛乳(200mパック)をストローで飲み干す。ただのおじさんにしか見えない。

    細かいネタを、躍動感ある写真でみせるだけで、なんでこんなに動物を近しく思えるんだろう。

  • 「動物園での動物たちの食事の様子とその食べものを写真で紹介。パンダやライオン、キリンやアりクリなどが、いかに自然に近い状態で食べることができるか考えながら、飼育員の方が工夫されているかが分かります。食事から、動物たちの違った側面を知ることが出来、また動物園で働くことも知ることが出来る1冊。」

  • 1y10m
    △動物にえさをあげたことがあまりないため実感湧かず
    △動物園の檻の中の設定なので

  • 動物園に行ったあとに借りてみた

    写真絵本はいいね
    このシリーズ好きです。

    娘はペンギン大好きみたい

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著者プロフィール

兵庫県生まれの、子どもの本の編集者。おもに自然をテーマにした本をつくっている。『クラゲすいぞくかん ~クラゲかんちょーのクラゲじまん~』(ほるぷ出版)、「ぼくのすいぞくかん」シリーズ(アリス館)など著書多数。

「2021年 『みてみて! クオッカ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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