ワールド・ティーチャー 異世界式教育エージェント 1 (オーバーラップ文庫)
- オーバーラップ (2015年9月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865540604
作品紹介・あらすじ
異世界転生した最強のエージェンによる異世界で最も受けたい”授業”が始まる!!
シリウス――かつて世界最強のエージェントだったが、仲間のために命を落とし、異世界に転生をしてしまった少年。
彼は、前世で果たせなかった『後継者育成』を目標とし、引き継がれた知識と経験をもとに、出逢った人々の生き方に大きな影響を与えていく。
“師匠”として――そして、時に“憧れの男”として。
「失うものがないなら、俺についてこい。この世界での生き方を教えてやる」
最強のエージェントだった少年が、弟子と共に歩む異世界式育成ミッション、いまここに始動!!
第2回オーバーラップWEB小説大賞”金賞”受賞作。
感想・レビュー・書評
-
軽くて面白い(笑える系)。
60すぎの世界最強エージェント(暗殺諜報系)が、異世界に転生したという、ラノベありがち王道(スキ)。そして、私の好きなストレスフリー無双。主人公は貴族のバスタードとして生まれるが、周りの従者に恵まれ、本人も生まれた瞬間から前世の記憶を引き継いでいるので(名前などはわからない)、0歳から自己鍛錬をし、小児の頃から弟子を持ち、男女問わず慕われて、モテて、強くて、賢い子供にそだっていく。男児無双。主人公のキャラも良いし、従者のケモミミたちも良い。そして、料理で人心も掌握する。1巻では、新生児から6〜7歳ぐらいまで。従者となる銀狼姉弟、伝説の剣士、エルフとの出会い。
ものすごーく目新しくはなく、王道的安定感、というところがすごく好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世界最強だった男が、別の世界に転生した。
生まれて育って…いくのはいいのですが
何故従者三人のみに囲まれて生きているのか。
親はどうしたのか、という謎があります。
徐々にそれは分かってくるのですが
貴族ではよくある話かな~と。
しかしここまで守り抜かれると、ものすごく
大事にされているな、と。
そんな日々で、出かけてみたり、知り合いが出来てみたり
美味しそうなご飯を食べてみたり。
前世と同じ教育の道を選んだこそ、の題名。
発想が大事、とはいいますが、この使い道は驚きです。
熟知してるって、すごいです。 -
60の爺が異世界転生する話。
全然じじいっぽくないんはともかく、話自体はおもろかった。
狼娘の成長に期待やね。きっと、エルフと戦いになるやろ。 -
エージェントとして生き教育者に生きがいを感じていた60歳過ぎに死んだら、魔法や獣人のいる世界にシリウスとして転生。前世の記憶を元に身体を鍛え、不利な魔法属性を跳ね返すチートとして成長してゆくストーリー。
初めてのお散歩でエルフを助けたり、最強と云われる武芸者に出会ったり、御都合主義ではあるが楽しめる。
猫耳幼児姉弟やメイドとかの定番もおさえて、学園ものの二巻にも期待できる。ネットと大筋で変更無し。
番外編『従者達の過去と現在』エリナ、ノエル、ディーとシリウスの母アリアとの出会い&ディーのヘタレ恋愛事情。