灰と幻想のグリムガル level.9 ここにいる今、遥か遠くへ (オーバーラップ文庫)
- オーバーラップ (2016年8月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865541496
感想・レビュー・書評
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それぞれが、それぞれらしく必死で生きてる。
元の世界の記憶はないけど、元の世界で培われた人格を持って、この世界で必死に生きている。
ひとりになってからいくら想ったって届かないのよ。
言うべきことは言えるときに言っておかないと。
みんなその辺りが上手じゃない。
いや、ただ一人、ユメさんだけはしっかり言ってるのだけどね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全巻に引き続きバラバラになった仲間たちが切り立ち込める山脈で悪戦苦闘するお話。
そんななかでもメンバー同士の恋愛が発展しそう‥で発展しない。
モヤモヤしながら10巻へ続く。 -
とりあえず集結に至りますが、ボロボロだし得物は失ってるしで、この後はまた厳しそうですね。
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今回はパーティのみんなの思っていることが見えてくる回でした。今までほとんどハルヒロの一人称視点で物語が進んでいたので、なんというか違和感のようなものを少し抱きました。ハルヒロを通して見ていたランタ、ユメ、シホル、クザク、そしてメリィが自分の中のみんなと違ったのかもしれません。それと、今回はいつもよりも話が進まなくて、みんな足踏みしているような印象を受けました。
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おや?メリイさんの様子が…
もうこれは秒読みといっていいのではなかろうか!いやわからんけど!
我が心の癒しであるところのランタは一体どうなるのか、っていうかもうしょうがないのか…と思っていたけど、ううむ、実に「らしい」ラストだ。 -
予想通りといえばそうだけど。
わかってはいたけど主人公がパーティ内で認められていて、
主人公以外の登場人物の思いとか考えとかようやく描写されてわかってきた。
パーティ以外からは主人公が何気に評価されていることは今まで描写されていたけど。
すぐぞばの仲間の考えがみえなかったからなぁ。
家族、という考え方はいいかも。