望まぬ不死の冒険者 1 (オーバーラップノベルス)

著者 :
  • オーバーラップ
3.67
  • (1)
  • (4)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 43
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865542400

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 銅級冒険者のレントは訪れた迷宮でいるはずのない龍と遭遇し食われてしまう
    が、生前より強い力を持つスケルトンとして復活し、またさらに強い力を持つグールへと存在進化を果たす
    存在進化やレベルアップなどを経て、生まれ変わったレントは生前からの目標であった神銀(ミスリル)級冒険者を目指すのだった、という冒険譚

    コミカライズからの原作読み
    モンスターに転生するパターンはいくらでもあるが、これまでの関係性を維持しつつモンスターとして生まれ変わるというのはなかなかおもしろい
    特に女性陣との関係が楽しい
    生前からそれなりに人気があったのだが、本人は気づかず
    アンデッドになって初めて明かされるが、、、
    まあ、なんかいい感じだったりする

    その他にも存在進化してより強いモンスターに変化したり、街中での人間関係とか、龍の存在、アンデッド化の謎、洞窟の謎美人、、、
    今後どんな展開になっていくのか楽しみである

    以下再読のための備忘
    ・マッドサイエンティストなロレーヌさん「皮膚くれとか肉くれとかはいうかもしれんが」「……」
    ・ロレーヌは、こんな付き合いがずっと続いていけばいい、と考えていた。そう、死ぬまでだ。
    ・「……これは覚えていなくてもいいが、襲い掛かるのなら、せめて素面のときにしてくれ。いつ食われても構わんのだ、こっちは……」
    ・「傷物になった、とは言えんな……」と微妙にがっかりした様子で呟いた。
    ・「じぶんのまっしろいほねをじぶんでみながらするせいかつは、しゅーる、だったな……」
    ・「それこそ、レントさん……あなたではない方と、くっつくのかと思っていましたが、最後までそうはなりませんでしたね……。」
    ・「そういう賭けをされればされるほど気まずくなるだろう。暖かく見守るくらいの懐の広さは見せられないのか?」「そんなもんがあったら俺の方が結婚してらぁ」

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

宮城在住。2012年からWeb上で小説を公開し始め、徐々に人気を得る。2014年に「平兵士は過去を夢見る」で出版デビュー。他の著書に「蘇りの魔王」(オーバーラップノベルス)シリーズがある。

「2020年 『平兵士は過去を夢見る5』 で使われていた紹介文から引用しています。」

丘野優の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×