サステナブル・ミュージック これからの持続可能な音楽のあり方

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著者 : 若尾裕
制作 : 桑原紗織 
  • アルテスパブリッシング (2017年6月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865591668

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サステナブル・ミュージック これからの持続可能な音楽のあり方の感想・レビュー・書評

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  • https://www.lib.fukushima-u.ac.jp/opac/opac_link/bibid/TB90321930

    困難な状況にある今日の音楽文化やそこに至るまでの歴史的コンテクストについて、
    新音楽学やコミュニティ音楽療法等の知見を交えつつラディカルな批評が展開されている。
    「情動の管理ツールとしてのポピュラー音楽」「資本主義の領土化としての調的和声」
    「音楽におけるヒューマニズムの終焉」などの指摘は刺激的、且つ説得力に富むし、
    紹介されているコーネリアス・カーデューやシャグスについてはもっと知りたくなった。
    これからの音楽文化のあるべき姿について真剣に考えたい人必読の書であり、
    ここから豊かな研究テーマを導き出すこともできるであろう。

    (推薦者:人間 杉田 政夫先生)

  • 「音楽というものは、古くから生物学的、社会的、文化的、政治的なバランスのうえであやうく成り立ってきた複雑なシステムなのだ」(q.229)

    音楽とはなにか、という問いを、多角的に検討している。面白かった。

    ・「楽しい音楽」はどんな人も明るく幸せな気分にする、というのは、一種の信仰
    ・レストランやホテルのロビーで流れる音楽は、そこが資本主義文化がいきわたった空間であることを伝えるための、壁紙のような役割を果たしている
    ・主根幹症候群という疾病で手の自由を奪われた即興音楽家デレク・ベイリーは、その手でギターを弾き続けることで障害そのものも表現の一部に転じた

    このあたりが個人的に興味深く読んだところ。

  • 鋭い批評精神にあふれていて、挑発的。
    しびれた。

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サステナブル・ミュージック これからの持続可能な音楽のあり方の作品紹介

私たちは音楽のヒューマニズムから自由になれるのだろうか?

明るく楽しい音楽はどこから来たのか?
なぜウケのわるい難しい音楽が創り続けられてきたのか?
なぜクラシック音楽がえらくなったのか?
なぜ巷には聞きたくないのに音楽が溢れているのか?
どうして芸術家が構想する社会改革は失敗に終わるのか?
なぜみんな音楽から遠ざかりはじめたのか?

─みんな、不要となった音楽の掟にわれわれがしばられているからだ。

音楽が多すぎる時代に、音楽を取り戻す。
『音楽療法を考える』やマリー・シェーファーの翻訳などで知られる
臨床音楽学の第一人者が、高度資本主義、グローバル社会における
「不自由」な音楽を問い直す自由でしなやかな感性による音楽論!

音楽によるヒューマニズムの押し売りに辟易しているあなたへ─

サステナブル・ミュージック これからの持続可能な音楽のあり方はこんな本です

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