戦争は終わっても終わらない 大石芳野写真集

著者 :
  • 藤原書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865780352

作品紹介・あらすじ

日本の戦争の傷痕を超えて――戦後70年記念
ベトナム、カンボジア、コソボ、アフガニスタン、ラオス、広島、沖縄、福島など、国内外で戦争・災害に直面した人びとの姿を正面から撮影してきたフォトジャーナリスト、大石芳野。40年に渡るその活動の中で、日本の戦争が残した傷痕と、苦しみながらも不屈に生きる人びとに焦点を当てた作品約200点を集成した決定版。
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 はしがき――不屈の人びと
長 崎
広 島
言問橋――東京大空襲
国境の外で
ピンファン――七三一部隊
ハルビン――中国残留婦人
ソウル――従軍慰安婦
パプアニューギニア――南方戦線の痕跡
沖 縄
 あとがき

感想・レビュー・書評

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  • 写真家・大石芳野 瞳の奥に残る戦争の記憶を撮り続ける | NHK(2021年11月5日)
    https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20211105b.html

    「大石芳野写真集 戦争は終わっても終わらない」大石芳野著|日刊ゲンダイDIGITAL(15/08/28)
    https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/book/163144

    『写真集「戦争は終わっても終わらない」』 生き延びた人々との往復書簡 - 琉球新報デジタル|沖縄のニュース速報・情報サイト(2016年01月03日)
    https://ryukyushimpo.jp/news/entry-197673.html

    戦争は終わっても終わらない 大石芳野写真集 大石芳野 藤原書店
    https://www.fujiwara-shoten-store.jp/smp/item/9784865780352.html

  • 大人だけではなく、子供にも読んでほしい本です。
    モノクロの写真が、平和イコール恒久のものであるべきと語っています。

  • 戦争は常に我が側にいる。

  • 上代さんから譲り受ける。山川さん上代さんのほうも持っている。
    柿本三千繪さん(1925年生まれ)は、爆心地から500メートルの東干潮で自然の中に行って被爆した。倒れた人たちを踏み越えて外へ出て、2日後にようやく自宅のある瀬戸内海の島に帰った。結婚して3人の子供に恵まれ、みかん栽培なって暮らしているが、体中の斑点は消えない。夕焼けが赤い炎に見えて怖いし、雨は放射能含んだ黒い雨かと恐ろしくなるから、晴れていてもカッパや傘は手放した事は無い) 1995年

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著者プロフィール

●大石芳野(おおいし・よしの) 東京都出身。写真家。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、ドキュメンタリー写真に携わり今日に至る。戦争や内乱、急速な社会の変容によって傷つけられ苦悩しながらも逞しく生きる人びとの姿をカメラとペンで追っている。2001年土門拳賞(『ベトナム 凜と』)、2007年エイボン女性大賞、同年紫綬褒章ほか。

「2015年 『戦争は終っても終わらない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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