苦海浄土 全三部

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著者 : 石牟礼道子
制作 : 赤坂 真理  池澤 夏樹  加藤 登紀子  鎌田 慧  中村 桂子  原田 正純  渡辺 京二 
  • 藤原書店 (2016年8月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (1144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865780833

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苦海浄土 全三部の感想・レビュー・書評

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  •  三部作目途中まで読んでいての感想。読んでいてつらいっす。久しぶりにじっくり読み込んでます。引用を入力するにしても、常用漢字以外を調べるのに、この字をここで使うか!!と驚きと感銘があり読み応えがあります。
    第一部 苦海浄土
     患者や家族自身が発せられる言葉に傷ついた。ただ今までのように生活していきたい。との気持ちが前面に出されていて、読んでいくのにしんどかった。いま被害者(この言葉が適切であるかどうかは疑問をもってしまう)は己を受容し生きているのだろうか。筆舌に尽くせない内容だった。

    第二部 神々の村
    村を語る合間にちらちらと水俣病の姿が見える。ただの村が水俣病によって神格化されているのになんとも言えない気分になる。第一部にもあったが、少女の月ものの処理のくだりは、筆舌に尽くしがたい感情が湧きあがった。残された子の、先に逝った親の、共に命を奪われたその苦しみに思いを馳せると、言葉に詰まる。

    第三部 天の魚
     闘争の中で出てくる言葉の一つ一つに様々な思惑があり、どの発言も切実に訴えるものがあった。裁判の経過について書かれているこの三部はほか二2部とは変わった面で読みにくかった。

    全三部作を読んでの感想
     公害について初めて考えたのは、小学5年生の時。公害を一枚の新聞として各自まとめるように言われたときだった。私は、イタイイタイ病を選び自分なりに書きあげたと思う。今になってあのとき書き上げた物は表面的なものにすぎなかったのではないかと振り返る。
     この本を読むに当たり、関連する多くの動画を見た。ショッキングなものもあったがそれを押してでも読み切れたのは、日々の生活の一部が描写されていたからだと思う。又その一面が病を反逆的に浮かび上がらせていたのも事実だ。
     日本はこれまで多くの公害に遭遇したけれども、新しい化学物質や技術の進展により、今後もブラックスワンは起こると思う。その時どうするのか、とても考えさせられた内容だった。

  • 文章表現が凄まじい。すごい。

    悲しげな目を山羊の目という。詩みたい。

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苦海浄土 全三部に関連する談話室の質問

苦海浄土 全三部の作品紹介

全三部作がこの一冊に! 普及完全決定版!
「水俣病」患者とその家族の、そして海と土とともに生きてきた不知火の民衆の、魂の言葉を描ききった文学として、“近代”なるものの喉元に突きつけられた言葉の刃。半世紀の歳月をかけて『全集』発刊時に完結した三部作、第一部「苦海浄土」、第二部「神々の村」、第三部「天の魚」を一冊で読み通せる完全決定版。

苦海浄土 全三部はこんな本です

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