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- Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
- / ISBN・EAN: 9784865781007
感想・レビュー・書評
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日本や世界中の色々な、元駐日モンゴル大使の方、学者、研究者の方々達からの、岡田さんの史学の業績への賞賛や感謝の対談、文章を読めます。
岡田さんは何ヶ国語も、特に世界的にも数少ない満州語を読むことができた方で大変貴重な研究の業績をされてこられました。
私の学問を概観するー序に変えて
Ⅰ岡田史学をどう読むか
1鼎談岡田史学をどう読むか
倉山満 宮崎正弘 宮脇淳子
2発刊記念シンポジウム
岡田史学とは何か
杉山清彦 木村汎 倉山満 田中克彦 司会宮脇淳子
3完結記念シンポジウム
今、なぜ岡田史学か?
S・フレルバータル 楊海英 古田博司 杉山清彦 司会宮脇淳子
4岡田史学を読む
Ⅱ岡田史学で世界を読む
岡田英弘・宮脇淳子
Ⅲ岡田英弘ー人と学問
岡田英弘 略年譜
岡田英弘 著者一覧詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2017/06/09:読了
藤原書店から岡田英弘さんの全集が出た際と完結した際に行った、記念のパネル討論会2つをベースにした本。
面白かった。
世界の研究者に、こんなに慕われていたんだと感慨しきり。良い本なのに、なぜ日本で広がらないのか。
それは、優秀すぎるからだって。
日本の学会で主流にならないのか。中国語しか出来ない東洋史の研究者と、英語、中国語、モンゴル語などなど言語の天才である岡田の研究は、違いすぎてということらしい。