それでも好きです笠原さん (オメガバース プロジェクト コミックス)

著者 :
  • ふゅーじょんぷろだくと
3.81
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本棚登録 : 262
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784865893458

感想・レビュー・書評

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  •  会社で頼られる事が嬉しい反面、「αだから」と過剰に期待されることにストレスを感じている秋山。時々居酒屋で会う笠原は、笑顔で秋山の愚痴を聞き励ましてくれる。
     ある日、いつものように居酒屋で飲んでいるうちに泥酔した秋山が、ふと気付くとホテルで笠原に全身を縛られ、襲われそうになって?!
     ワンコ系泣き虫α×上部だけフレンドリー拗らせΩのラブストーリー。
     あまり期待せずに読んだらいや良かった!絵柄や作品名で勝手にコメディかと思っていたら、純愛とか救済とか、感動できるお話だった。
     特に秋山が、そうっ!そこでなのお~(´Д`)というタイミングで泣いてくれて、キュンキュンする。
     あと、笠原さんの横顔が時々、タ○チの上杉○也とかぶり変な気持ちになる。

  • じっくり読めるお話ではあったのだけど受けがオメガとして受けてきた半生が重くてちょっと好みとは違った。いい攻めに巡り会えてよかった。

  • 純情サラリーマン×訳ありΩ
    居酒屋で知り合ったミステリアスな人にとてつもなく惹かれてしまった主人公
    過剰に期待されて気負いしてしまっている主人公の心のオアシスは人と深く付き合わない生き方をしてきた
    受けの過去を丸ごと受け止める主人公はかっこいい

  • わぁぁぁこちらも良いよいー!!
    まずはこの表紙の笹原さん!
    本編のワンシーンなんだけど、この「カリっ」のシーンめちゃくちゃエロかったー!!
    こういうえち最中以外で読者を滾らせる作家さんに出会えるとあぁ、BL業界に貢いできてよかったと思える…

    続いてのお気に入りポインツっ
    すぐやっちゃうんじゃなくて、
    ちゃんと両思いになるまで待てる秋山くん。
    両思いになってもすぐ手を出さない秋山くん。
    αだけどなんでもそつなくこなすタイプではなくて、
    一生懸命みんなの期待に答えたくて社蓄になっちゃった秋山くん。全然αっぽくなくて素敵!!
    そうだよなぁ。αにだって色々あるよなぁ…
    α側の苦悩ってあまり描かれている作品少ないから新鮮。

    続いては笠原さんね。
    彼もまた第2性に振り回されてきた人。
    明るく振る舞っているけど、実は冷めているというか諦めてるんだよね…
    お母さんに対しても、お母さんを悲しませないように明るくいなきゃと作っていてちょっと距離があいてるかんじ。
    二人に関しては確実にお母さん目線で見てしまった

    最初、回想シーンの
    「産んでごめんね」を見た時、
    そんなこというなよー!っておもったけれど
    そう言わせてしまったシーンを見た時、
    とっさにそんな言葉が出てしまう理由もわかった。
    笹原さんは軽く流してほしかったかもしれないけれど、
    Ωなせいで大切な我が子が襲われそうになって怪我してしまったらそりゃ自分を責めるよ…
    笹原さんは自分の存在意義を見失ってしまったようだけど母もだからな。
    母親はね、たった1日熱が出ただけで自分を責めるのよ。
    かわってあげたいって思うのよ。
    お姉さんの二の舞にならないように心配しすぎる気持ちもわかってやってよ。(最後和解できてよかった)

    そしてなんといっても初えちよ!!!!
    こんなに両方泣きながら致すcpいます!?
    可愛すぎやしませんか!!!!
    好きって気持ちが溢れてる、溢れてる。
    こっちまで込み上げてきたよっっ

    あんまりオメガバ作品は買わないんだけど、(レンタルで充分といいますか…)作者買いしてよかったぁ。


    ちょっと昭和チックな絵柄がドンピシャですー

  • 苦手なオメガバで当たりました~やっぱり好きだなぁこの作者さん。

    αでもちゃんと優しい心を持ち合わせている攻めがとても好感触。なにも考えていない風だったΩ受けも悩みがあって…

    エロ台詞が男性向け成人レベルでビビった。そんな淫乱受けキャラではないんだけども、楽しく愛の営みがおこなわれているようでなによりでした。

  • オメガバース
    純情なサラリーマン×訳アリのミステリアスガイ

  • オメガバース系をまともに読んだのはこれが初めてになります。
    設定が重く面倒くさそうで少し避けていましたが、今回は目に付いたまま購入したため、会計するまで気づきませんでした。

    笠原さんがワケありミステリアス受でありながら明るく、大らかというか強かなタイプだったのと、攻の秋山くんが親など親しい人たちに大事に育てられてそうな器用貧乏タイプだったのが良い意味で普通で、初心者に易しかった気がします。(今まで触れたのが試し読み程度だったため、他と比べようがないんですけど)
    恐る恐るだった分、安心しました。
    合間のページのオメガバースの設定とあわせて読んでいるとところどころに想像の余地も出てくるので楽しい。
    オメガバースの設定自体は不安定で安心しきれないと思うんですが、社畜・秋山くんの理性が飛びそうになるのもそれを未然に解す癒しを与えるのも笠原さんなんだなと思うと、この世界観で如何に上手く生きるのかもオメガバースの面白みの一つなのでしょうか。
    取り敢えず、笠原母は良かったですね。秋山両親も見てみたかったです。息子を見る限り悪い人たちではなさそうに思うのですが、特に話題もそうなかったので如何に。

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