新説・明治維新 西悦夫講演録 CD付き

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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784866220031

感想・レビュー・書評

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  • リーダー不在のなか、新島譲の妻 までドラマに担ぎ出さなければならなかった日本、そしていま やっぱり不在だから、日本最初のマラソンランナーまでも・・・

    そうか、中途半端な感じのリーダーシップしか感じ取れないから、つまらないと感じるのか、あの某国営放送ドラマ・・・

    確かに歴史の浅い国にいいようにやられて、それで 文明開化だ 富国強兵だといって誇りに思うような 明治維新の ほんとうの意味を勉強しないといけないな
    そして 日本人としての誇りは・・・  淡々としたものだがとても考えさせられる。

  • 明治維新の名を借りて金儲けをする詐欺本。あまりに内容が陳腐でガッカリ。新説と言いながら、ジャーディンマセソンやグラバーが黒幕云々の話など、幕末維新ファンなら誰でも知ってる話をグダグタ遠回しに書いたり、龍馬に金を出したのは?暗殺したのは?と引っ張っておきながら結局何も言及せず、挙げ句の果てに最後は米国礼讃とスタンフォードの自慢。こんな個人ブログレベルの内容で2980円などとは言語道断。しかも、著者が所属しているというフーヴァー研究所は実はスタンフォード大学とは一切関係ないという胡散臭さ(ググッたらすぐわかる)。歴史を語るな、インチキ野郎。星はマイナス5。

  • 明治維新の新説となどはどこにも書いていない。
    詐欺だな。2,980円もするのに。。。

  • 読みやすさ★★★★★
    学べる★★★
    紹介したい★★★
    一気読み★★★★
    読み返したい★★

    スタンフォード大学教授が調査した明治維新の解釈。講演録を文字起こした本で、CDもセットとなっており、車内で流し時間を有意義に使えた。本自体は薄く、さくさく読める。

    私たちが植え付けられた明治維新のストーリーはあまりにも出来すぎている、と。竜馬のスポンサーは誰で、何が目的だったのか。日本だけアヘンを免れたのはなぜか。
    歴史を調べるときは、お金を追え。林千勝さんも同じことを仰っている。
    残念なのは、核心的なところの詳細は省いているところ。まずは洗脳を解き、興味を掻き立てるのが目的なのだろう。林先生の細かさを期待して読んではいけない。火付け役の本なのだ。
    西先生をこれまで知らなかった。アメリカに長らく住みつつも、日本を愛する人、憂える思想を持つ人、精神性の高い人、であることがよくわかり、好感を持てた。「國破れてマッカーサー」も読みたい。
    日本人の自尊心をくすぐる話調。カッコいい。読後はしっかり日本を背負うようになるはず。笑

  • 本当?の歴史とは何なんでしょうね?
    勝者の歴史とは現代でもあるのですね。

  • 国際化、グローバル化を謳い、英語教育が盛んな昨今、常に違和感を感じていたが、実のところ、明治維新に始まった富国強兵や文明開花がからんでいたとは思いもしなかった。日本国民の洗練された美学や道徳を破棄させ世界標準に合わせようと仕掛け、自身喪失させるのが狙いだとすると何と恐ろしいことか。もっと武士道の美学の芯である道徳と品性を誇りに思っているといい。アイヌの生き方は、さらにもっと深いところに美徳があるのだとすれば、正しく歴史を知るということの大切さに改めて気づいた気がする。

  • 外国の公式記録や文献を基に、明治維新の構成を再整理した感じですかね。金の流れを追うと真実が見えてくる、というのは正に金言。通商条約に、アヘンの輸出入への便宜が書かれているとは思わなかった。美しい花には刺があり、美しい話しには裏があるね。

  • 明治維新のモヤモヤ、スッキリしなかったところが、この本によって納得、させられた。「お金の流れ」を知ることが、歴史の真実を知ることに繋がっていく。これは今現在の世界情勢についても言えることで、哀しいかな、歴史はマネー優先で作られていると言わざるを得ない。
    (本についているCD2枚はまだ聞いてない。)

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著者プロフィール

1941(昭和16)年真珠湾攻撃の5日後、大阪市住吉に生まれる。岡山県の山間の城下町備中高梁へ疎開。関西学院大学文学部卒業直後の1965年7月、シアトルのワシントン大学大学院へ留学し、博士号PhD(国際政治・比較教育学)を取得。留学初期、授業料稼ぎのため肌が切れるほど寒いアリューシャン列島サケ缶詰工場(イクラ製造)やニューヨークのJ. Walter Thompson広告代理店に勤務。シアトル大学大学院客員教授、麗澤大学教授、日本大学大学院教授、モラロジー研究所教授、滋慶学園教育顧問などを歴任。現在、スタンフォード大学フーヴァー研究所「Tadahiro Ogawa Fellow」。著書に『國破れてマッカーサー』『富国弱民ニッポン』『アメリカ帝國 滞米五〇年』などがある。懸賞論文「美学の國を壊した明治維新」で第九回最優秀藤誠志賞を受賞。

「2021年 『占領神話の崩壊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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