苫米地博士の「知の教室」~本当の知性とは難しいことをわかりやすく説明することです! (カーネギーメロン大学院&イエール大学院式)

著者 :
  • サイゾー
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866250922

感想・レビュー・書評

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  • 多くの人は、
    「ああすれば、こうなる」
    「こうなったのは、ああしたからだ」という世界で生きています。

    しかし、この考え方では、「時間」は流れません。
    時間というものが、未来から過去に流れるものであるするならば、
    「こうしたいから、こう考える」
    これが正しい因果法則です。

    そして、それは、実際に起きる未来に影響力を与えることができます。
    未来は一つではなく、可能性があることを、全て未来といいます。

    「こうすれば、ああなる」と考えると、
    それは、すでに、「時が止まってしまった人」、
    つまり、未来がない人ということになる。
    また、「ああしたら、こうなった」と考える人は、
    ずっと過去に生きてる人になります。

    苫米地氏が、ゴールを設定すること、
    スコトーマを外すこと、
    その重要性が改めて認識できる著作だと思います。

  • 対話形式。サクッと読める。

  • この表題の容赦のなさよ。私たち人類はまた罪を背負った。

    ところで、友人はこの著者にイタコというあだ名をつけている。バカをバカ以上の存在として認識できないものだからカモネギとしてバカに大人気。バカステルス。バカを悪人にする工場。自分は犯罪者になる自信があるから知り合いでなくてよかった。などと言っている。

    視覚障害者に聴覚障害者をバカにする傾向がある、というのを現場で聞いたことがある。そこで起こっているのは友人の言っているそれだろう。

    どんな事情があったのか知らないが、著者の言うCDとレコードのもつ情報の違いで例えるならば、この著者は非可逆圧縮のデジタル情報。
    たとえば、著者の世界にかっこよさや清潔感や美しさは必要ないし、そもそも理解ができないものは存在しなくて良いのがこの著者の世界。

    そういえばこの著者が、フェラーリのペンダントやヴィトンのクッションに囲まれたり、5枚セットで$5か何かの良いシャツを買ったなどと自慢するのを見たことがあった。

    なにも間違ってはいない。
    視覚情報と聴覚情報のどちらかがどちらかよりも秀でていたり、頭の良い人の情報と悪い人の情報のどちらかがどちらよりも秀でていたりするなんてことはありえないのだから。

    ただ私が著者の友人でなかったことについては反省する必要があるだろう。

  • 知識は豊富な人なんだろうな、とおもうけどひとつひとつが薄っぺらい。人がよく知らないことを、理屈を都合よくこねくり回している感が否めない。
    途中で耐えきれなくなって読むのをやめました。

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著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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