【新版】「孤独」が男を変える

著者 :
  • フォレスト出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784866800257

作品紹介・あらすじ

根強い男性読者が熱望!
最新の書き下ろし原稿を追加し
いま改めて世に問う平成最後の
「これからの男の生き方論」。

※本書は2014年10月にフォレスト出版より刊行された同タイトルを再編集、加筆修正したものです。

感想・レビュー・書評

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  • 「男の生き方論」 孤独が男を変える、男を強くする、賢くする が本書のテーマです。

    結構極論と思えるものありますが、耳に残る言葉の数々です。

    気になったのは次です。

    ・人間は、孤独になればなるほど、能力を発揮するし、仕事にも集中できる。「私の友達は本だ」という男が勉強に強いし、「私の友達は仕事だ」という男が出世していく。

    ・無理に親友や仲間を作りたい問い思うのが滑稽だ

    ・「自分を律する」という自分に対する怒りは男なら絶対に持たないといけない。まず、「俺は不甲斐ない男だ」と怒らないと、その男は成功などしない。

    ・自分に怒っている人間には、「少しでも自分を変えよう」という才能がある。「才能がある人間」とは、自主的に自分を変える力を持っている。

    ・ネットは悪口が9割

    ・成功している強者というのは言動に慎重で、滅多にバカを晒さないし、個人を確執に攻撃したいしない。

    ・男は孤独に一人で生きていく

    ・政治は常にどうでもいいことばかりに躍起になって、根本(諸悪の根源)を解決する気はない。

    ・あなたが何か行動を起こす時、信念を持ってやっていれば、なんら自分を嫌いになることはない。

    ・男にはもともと頭の良い人間が極端に少ない。

    ・モテたいなんて、くだらなくないか。男の人生おいては、男の才能を見てくれる女性と一度会えば成功なのだ。

    ・努力したまえ。努力に努力を重ねている人間をなじる人は滅多にいない。

    ・「頭が悪い」と自覚していれば頭は悪くない

    ・頭のいい人は、一度言葉を飲み込む。「俺が今から言う事は正しいのか」と。

    ・人は軽蔑されたら終わりなのだ。

    ・自由とは「枠からはみ出す事」

    ・男は生まれた時から孤独である

    最後の言葉はこうです。
    「女神のような女を大事にして、孤独と仕事と闘い続けるんだ」

    目次

    第1章 「いい人」の殻をぶっ壊すと「本物」が寄ってくる
    第2章 あなたを「嫌う人」がいるから「惚れる人」が現れる
    第3章 孤独を恐れる13の「負の感情」の壊し方
    第4章 「孤独になりたくない」ではあなたは一生成功できない
    第5章 「男の孤独」には確固した哲学が必要だ

    ISBN:9784866800257
    出版社:フォレスト出版
    判型:4-6
    ページ数:234ページ
    定価:1200円(本体)
    発行年月日:2019年03月10日 初版

  • 【読んで思ったこと/感じたこと】
    ・強烈に同感できる本書。
    群れること、意味もなく酒を飲むこと、目的意識もなく使うSNS、すべてゴミだ。
    「男が成長するために必ず通らなくてはいけない道」それを具現化した一冊。

    【はじめに】
    ☆本書のテーマ
    →「孤独が男を変える」
    →「男を強くする」
    →「男を賢くする」
    ☆一人になるのを恐れて群れていたら、絶対に後悔する
    →「時間の無駄使いをしてきた」と
    ☆近年、その30年あまりの時間に、無駄なことしている日本人がとても増えた
    →あなたに仲間がいっぱいいるのは、あなたが成功していないからである
    ☆学生時代の仲間と飲み歩いてばかりで、「愛されている」と感じるだろうか
    →「飲む歩くのはたまにだ」と反論すると思うが、飲み会がない日は毎日SNSではないか
    ☆男が変わる方法は、贅肉を削ぎ落とすことだ
    →ダイエットと同じである
    →自ら孤独を目指すがよい
    ☆一人の部屋で勉強している時間。
    →どんどん知識が増え、創造力が増していく事に感動するはずだ
    【1章】まとめ
    ◎群れる男はバカになる
    →飲み会を繰り返す男は大成しない
    →大衆の8割は無能だ
    飲み会とは害が多い習慣の一部
    →酒を飲んで騒ぐ。「俺は友達が多い」「仲間がいっぱいいる」その思い込みとそれを繰り返し実行する生活が、成功を妨げている
    →お酒が絡むイベントは、人を何も進化させない
    →人間は孤独になるほど能力を発揮できるし、仕事にも集中できる
    ◎「私の友達は本だ」と言える男が勉強に強いし、「私の友達は仕事だ」という男が出世していく。
    →なぜ酒を飲んでいるのだろうか?彼らが好むものは正直、自分の身にならない。
    ◎成功する男は必ず「孤独」を経験している
    →男なら絶対に「自分への怒り」を持たなければならない
    →成功者や成功者予備軍は周りに少なく、自分が孤独にあるような錯覚をするが、それでいいのだ。男は、孤独な状態が「よし」なのである
    「怒りが俺を強くする」byケンシロウ
    →あなたの周りにいる無法者達(友達と遊んでばかりの男)は、決して成功者になることはない。才能もないのだから。
    ☆自分に怒っている人間には、「少しでも自分を変えよう」という才能がある
    →「才能がある人間」とは、自主的に自分を変える力を持っている
    ◎インターネットは弱者のメディアだ
    →考える能力が不要な「なんでもオッケー」に暇人は群がる
    →本書を読んでいる利口な人は、極力SNSを見ないことだ
    →「仕事は裏切らない」という人生にしなければ、とんでもない最期になる
    【3章】まとめ
    ◎負の感情「女にモテない」
    →女性も突出して才能を発揮する人が増えてきて、残りはほとんど昔の男のように凶暴になってきた
    →家事もしない、育児もしない、仕事もできないでは、社会のなんの役にも立たない。そんな女性が急増している。そして優しさも失っている。
    →モテたいなんて、くだらなくないか?
    →男の人生においては、男の才能を見てくれる女性と一度出会えば成功なのだ
    ☆里中さんについて
    → 20代の頃好きだった女の子に嫌われ、両親にも見捨てられ孤独に生きる。その結果今の里中さんがいる。
    ☆里中さんが思う「馬鹿の定義」
    →同じ過ちを繰り返す
    →未経験のことを口にして正しいと思っている
    →「頭が悪い」と自覚していれば頭は悪くない
    →国民の半数は頭が悪い。本を読む人は考える力を持っている。
    ☆冷めきった夫婦、不倫について
    ・なぜ離婚しないのか?寝室も別だ。
    →お金と精度で繋がってるからだ。
    →世の中はとにかく汚いのだ。
    ・夫婦関係が壊れていて、どちらかがそれを捨てたとしよう。それから逃れるために他の人とセックスした。「それでも不倫はダメ」は悪だ。
    →この場合、結婚制度が悪で不倫は許されるのだ。
    ☆「俺は自分の得になることしかしない」と言う気概を持って生きてみろ。お金が入ってくる。
    →「世の中が汚い」と悟ったあなたは哀しみをまとう。そんな自分を見た女性が励ましてくれるだろう。それが女の愛だ。社会の巨悪と戦う男を愛すのが、本当の女だ。
    【4章】まとめ
    ◎嫌われても構わない「劣悪な女」
    →とどまることのない「女のナルシスト化」
    →今の時代は、女たちは男にとってストレスの一因になっている
    →男女平等の問題にはカラスの鳴き声みたいにうるさい
    → DV等で苦しんで離婚した女がいても、次の男も暴力的な男になる(自分がストレスの原因になっていると気づかない)
    →女は劣悪/男は凶悪だ
    【5章】まとめ
    ◎やり遂げたいことを決めて、なるべくそれが困難なことにして、早い時期から自分と戦うこと。
    ◎孤独な男には救いの女神が現れる

  • たしかに、夜の飲み会での会話ってあまり覚えてないし、そこから何か発展したということはなかった。

    周りの人が遊んだりしている時間に、1人で本を読んだり、映画を見たり、いかに蓄積するかでその先の人生が変わっていくということがわかった。

    また、焦る必要はないということも語ってくれているように感じました。

    かなり過激な文章なので、女性は抵抗があるかも知れません。

  • ・読書時間:4時間弱
    私が今まで読んできた本の中で、一番リアルで攻撃的な内容でした。
    何か会社や世間、政治に不満がある人にぜひ読んで頂きたい本です。

    「努力したまえ。努力に努力を重ねている人間をなじる人は滅多にいない。」
    一番印象に残った言葉です。努力しているだけでなく、重ねる事が重要です。その人をなじる人はいない。「ただ努力するだけじゃなく重ねる事」、「なじる人はいない」という言葉にハッとさせられたと同時に安心を覚えました。
    心を動かされる、体を動かされる言葉に出会えるので、読書って良いものですね。

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著者プロフィール

本名・市場充。1965年三重県生まれ。累計230万部を超えるベストセラー作家。エッセイスト。時代の趨勢に流されず、物事の本質をずばり突く斬新で辛口な筆致で、「強い男性論」「やさしい女性論」を展開。男女問わず、幅広い層から熱狂的な支持を得る。著書に[一流の男、二流の男][できる男は「この言い訳」をしない][「いい人」は成功者になれない!](以上三笠書房)、[「10年後」成功している男、失業している男](飛鳥新社)、[時代に迎合しない男の極意](フォレスト出版)、[一流の男のお金の稼ぎ方](総合法令出版)など多数。

「2013年 『成功を引き寄せる男の器量』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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