鱈―世界を変えた魚の歴史

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制作 : Mark Kurlansky  池 央耿 
  • 飛鳥新社 (1999年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870313606

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鱈―世界を変えた魚の歴史の感想・レビュー・書評

  • NHKの「世界街歩き」ノルウェー・ベルゲンでブリッゲンという木造の町がありました。ハンザ同盟の干鱈の倉庫だったという広い空間に「鱈?」と思ったのですが、この本を読んで疑問が氷解しました。先週ブリューゲル展を見たのですが、ポスターの「大きな魚は小さな魚を食べる」という作品は「鱈」だと思います。そのほか「痩せた台所」という貧しい家の風景には木槌で干魚をたたいている男が描かれていました。ちょうど16世紀ですからヨーロッパでハンザ同盟が鱈を売りまくっていた時代ですね。冷蔵・冷凍技術のない時代には干鱈は保存のきく安価なたんぱく質で、軍隊や奴隷、貧しい人の食料として大量に供給されたのでした。筆者がアメリカ人なので、主にアメリカ史に即した記述ですが、こういう視点からこの魚を見たことがないので新鮮です。日本近海の魚も減少しています。中国・韓国・ロシアなどと競合して魚を取っているわけですが、歴史や実態をあまり知らないなと思いました。それにしても各国の鱈料理があまりおいしそうではありません。食べたことがないからかしら?「たらちり」「粕漬け」「辛子明太子」「チーズ鱈」「棒だら」「たらこの粕漬け」ご飯と鱈は美味しい。大事にしないと。

  • 第1部 魚誌
    第2部 限界
    第3部 最後の漁師たち
    食物誌 タラ料理の六世紀

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鱈―世界を変えた魚の歴史の作品紹介

中世以来のヨーロッパ漁業史、アメリカ独立戦争、食品工業史、そして現代の環境問題まで、「鱈」を通じて語られる地球のエコロジー。視野の広さと有機的知識の結びつきにより、欧米で「認史認識が改まる」と高く評価された話題の書。タラ料理のレシピ付き。

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