お風呂の愉しみ

著者 :
  • 飛鳥新社
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本棚登録 : 632
感想 : 110
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870313781

作品紹介・あらすじ

食事にメニューがあるように、お風呂にもメニューがあっていい。石けん・シャンプー&リンスから、入浴剤・化粧品・歯磨きまで、安心できる材料で手軽に楽しく作れるボディケア用品のレシピの数々をエッセイとともに紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 久々に、丁寧に生活していた頃を思い出して、手にとりました。
    また道具をそろえて、石けん作りを行いたいと、気持ちがあがりました

  • 手作り石けん、アロマの世界への入門となった一冊。
    何人もの友人たちにも読まれることとなりました。
    マーカーを引き、付箋を貼り、殆どのレシピを
    作ることになりました。

  • 手作りの良さを満喫する1冊だと思った。
    お風呂は嫌いじゃないけど、なんか自分の家のお風呂は好きになれない感じがしていて、こんなにもお風呂の時間を楽しめたら家の時間が充実するだろう。

    石鹸を手作りするところまでは、ちょっと手が出せない、ハードルが高いと感じてしまうけど、入浴剤位なら真似できそう。今日はこれにしてみようとか、気分によって使い分けられたら楽しいだろうな。

    自分の機嫌は自分で取る。どこかで聞いた言葉だけど、毎日のお風呂が楽しくなれば、嫌なことがあっても今日はいい一日だったと上書きできる気がする。まずは入浴剤だけじゃなくて、なんか違うもの試してみよう。

  • かつてせっけんを自作するために購入した本。石鹸生活の入り口になり、大変役に立ちました。

  • ほとんど文章の石けんのレシピ本だが、作者の石けんへの想いなども語られ、読み物としても興味が惹かれた。
    石けんが手作りできるという内容で、作れるのだと認識が新たになり、石けんを作るきっかけの1つになった本。
    何度か読み返しては、再度石けんを作りたいと思う本です。

  • 手作り石鹸をはじめるにあたって、色々と書籍をあさっていたら、この本と出会いました。
    手作り石鹸のハウツー本というと、カラーで写真が載っていて…というのを想像していたのですが、この本を開いてみてびっくり。
    写真はほんの一部しかなく、その殆どが文字(縦書き)で、一瞬、違う本かと思ってしまったほどです。
    騙されたと思って読んでみると、著者の前田女史の石鹸に対する想いや日常生活への拘りなどをエッセイ風にまとめながら、
    まるで登場人物のように石鹸のレシピを載せているのです。
    読書が遅い私ですが、その構成と文章の素晴らしさに、スルスルと読み進めることができました。
    石鹸の作り方は極めてシンプルに紹介されているため、実際に作ってみるとすこし戸惑う事もあるかもしれませんが、
    単なるハウツー本ではなく、どうして手作り石鹸なのかという心意気まで伝わる、読み物としても素晴らしい一冊だと感じました。

  • 石けんや、酢リンスの他、歯磨き粉やマウスウォッシュ、リップクリーム、化粧水などが身近な素材で作れるようになる本です。
    今でもこの本を参考にして酢リンスも歯磨き粉なども作っています。

    もし石けんに特化した本が欲しければ、同じ著者のオリーブ石けん・マルセイユ石けんを作る。のほうが断然おすすめです。と言うのも載っている内容はこの本の石けん部分をリメイクしたものでオールカラーで説明も詳しく載っているからです。

  • 毎日のお風呂が楽しみになる、theフロ活におすすめしたい一冊だった。

    いや、ふろ活ってなんやねん

    まあいいか。

    湯活?どっちでもいいですが、お風呂って最高の息抜きだと思う今日この頃。

    明日、アロマ石鹸作ってみませんか?
    化粧水の調合レシピも丁寧に書かれていてもっぱら暇さえあればグリセリンをストックしています。作るとこんなに安くお肌プリプリ色々美味しい情報満載。寝る前に読みたい一冊。

    牛乳石鹸、いい石鹸♪

    (書籍情報:https://www.amazon.co.jp/dp/4870313782?th=1&psc=1&linkCode=ll1&tag=honnoakari-22&linkId=221ed2ff81be1b125037043ec3a7b513&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl

  • 前田京子さん、本当にありがとうございます!
    この本でも色々試したいことが満載!
    石けんは妻と共同して作りたいと思います。


    「お風呂の愉しみ」
    前田京子著 飛鳥新社

    『トムズ・オブ・メイン』 というブランドのアメリカの石けん。

    石けんの製法
    油と苛性ソーダを合わせると、石けんとグリセリンができます。こうして油が石けんになる化学反応のことを「けん化」といいます。油脂でさえあれば、バターだろうが、テンブラ油だろうが、石けんができます。

    グリセリンには、空気中の水分を引き寄せてくる性質がありますから、すばらしい保湿成分です。

    手作りの石けんの場合は、油と苛性ソーダを混ぜたタネの中に、自然にたっぷりと出来上がって含まれているあグリセリンを、まるごと一緒に型に流して、そのまま固めます。肌荒れのためにわざわざ塗るようなものが、そのままごっそり入っているのですから、その石けんを使っただけで、ひび割れが治ったとしても、不思議ではありません。その上、肌にとっていい油を材料として選び、その油のよい性質をいためないよう、火にかけることもしません。ボウルの中で油と苛性ソーダを合わせたら、泡立て器でしばらくかき混ぜ、自然にけん化がすすような条件だけを整えてやり、ころ合いを見て型に入れ、あとは時間をかけて、石けんが出来上がっていくのを気長に4週間から6週間待つのです。これがコールドプロセスといわれる方法です。

    手作りであれば、保存料や合成界面活性剤などを始めとする安全性の不確かな添加物を使わない、安心で健康なものが使えます。

    日本酒、ビール、ワイン、シャンペン
    有効成分はアルコールではなくて、中に含まれている糖分の保湿力。気が抜けてしまったものでも、いっこうにかまいません。酒臭いという感じはなくて、それぞれの材料の穀物や果物の香りが淡くほんのりとし、思いのほか、健康的な感じのものです。

    「うるおいのある健康で美しい肌」とは、いたんでいなくて、水分をたっぷりと含んだ肌のことです。元気な肌は、皮膚の表面からの水分の蒸発を防ぐために、皮脂腺が皮脂を分泌し、それが薄い保湿膜となって、皮膚の一番上の角質層をおおっています。ところが、洗浄力の強すぎる石けんを使うと、汚ればかりか、水分の蒸発を防ぐために必要な皮脂までが、乱暴に捕りされてしまいます。すると、カバーのなくなった皮膚の表面から、水分がどんどん逃げてしまうのです。(以下、略)

  • 手づくりの石鹸やオイルを作ってみたいと強く思いました。 身近な癒しであるお風呂をを楽しみたいなと思いました。

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著者プロフィール

まえだ きょうこ
1962年生まれ。国際基督教大学教養学部、東京大学法学部卒業。
手作り石けん・ボディケアブームの先駆けとなったベストセラー『お風呂のしみ』
『オリーブ石けん、マルセイユ石けんを作る』(共に飛鳥新社)、
『はっか油の愉しみ』(マガジンハウス)など著書多数。
『ひとさじんのはちみつーー自然がくれた仮定医薬品の知恵』(マガジンハウス)がベストセラーに。
横浜市在住。

「2017年 『はちみつ日和 花とミツバチと太陽がくれた薬』 で使われていた紹介文から引用しています。」

前田京子の作品

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