- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784870314573
感想・レビュー・書評
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webの世界の初期に、パソコンおたくの少年を追ったルポ。
当時のアメリカでは、こんなにパソコンおたくは生きにくかったのね。という内容。
そして、異質な少数派に対する学校の対応や、事件に反応する大衆に対応しすぎて行きすぎて少数派を追い詰める状況。
半分を過ぎたころから面白くなって一気に読破した。
一番驚いたのは、まだwindows98の頃に、その少年がHDD容量15GBのマシンを使っていたこと。
札幌市の図書館の借りた本。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
wired・ギークカルチャー・9位
mmsn01-
【要約】
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【ノート】
(wired)
のけものにされ、さげずまれてきたアイオワの田舎のギークふたりが、大都会で成功を掴んでいくまでを描いた、ギークのためのギークによるシンデレラストーリー。
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著者の後押しにより、アメリカンドリームを目指したギーク達のノンフィクション。登場人物の年齢が、自分と近く、同じ目線でこのドキュメントを追った。最初は、自分はギークなのかどうか、ギークと日本のオタクの違い、日本とアメリカの地方と都会との違いを考えながら読み進めていた。しかし、ドキュメントの途中で起きるコロンバイン高校銃乱射事件に関する記述に驚いた。日本では銃社会問題として捕らえられているが、犯人がバイオレンスゲームをプレイしていたり、自分のホームページを持っていたため、マスコミによるギーク迫害という問題でもあった。そしてその時、他人と違っている子ども達にとって、スラドに書いた著者の記事が受け皿になったことが記載されていて、興味深く読んだ。