日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ

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著者 : 森下典子
  • 飛鳥新社 (2002年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870314917

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日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせの感想・レビュー・書評

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  • 普通のどこにでもいる人が、「お茶」を長年続けていったことで生き生きした人生を過ごせるようになる。そうなるまでのステップを具体的なエピソードとともに優しい気持ちで綴っている。苦しくない人なんていないのだ。誰だってそれぞれ辛い体験がある。でも、たいていの人が「悪いこと」と思う「雨」も生き方次第で楽しいものになる。宮沢賢治の生き方を思い出した。

    何の飾りもないふつうの文章に自分が胸打たれた思いを、こうしてここに書き出すことは何とも難しい。どんな言葉をもってしても、その瞬間の思いを文字にするには足りないのだ。絶対的に足りないのだ。そんなもどかしい思いが、読み進めていくと、彼女の文章にも出てきた。


    言いたいけど、言えなかった。思いや感情に、言葉が追いつかないのだ。言おうとすると、虚しくなる。言ってしまえば、きっとシラける。(中略)
    胸の熱さと、言葉の追いつかない虚しさと、言葉にしてシラけてしまうことの恐れが、せめぎあいながら、沈黙という井戸の中をのぞいている。そのやるせない感情と、台無しにしたくないという配慮を共有しながら、静かに並んで座っている。(220)


    人間なら、そういうものに突き当たるはずだ。でもそれには時間がかかる。それを面倒と感じているようでは先はない。著者にとって、生き方を示してくれるのはお茶だった。お茶だけではない。何ひとつとっても、何かを示してくれる。誰にだって、そういうものがあるはず。誰だって、そういうものと出会えるはず。

    苦しみも楽しみも味わい尽くす。そうして、人としての深みが出てくる。

    (20131003)

  • 「お茶」を初めてみようかと、友人の教室にお邪魔した。私の「お茶」に対する稚拙で幼稚なイメージが崩れ去り、こんな素晴らしい世界観があったの!と驚きでした。その日のうちに買い求めたのがこの書籍。格式ばったしきたり、礼儀、作法とは違う世界観が言葉で表現されています。これから教室に通うたびに、ここにかかれている言葉の味わい方も変わっていくのだろうなぁと思います。「お茶」をしている方へお薦めの一冊です。

  •  生き方を考えるいい本だと思う。
     森下さんは、お茶を習うことで、季節を感じたり、今に集中することの大切さを感じたり、自分の生き方を見つめなおしている。お茶ってすごいなあと思う。でも、お茶でなくても、毎日悩みながら生き、何かを続けることで、こんな風に学んでいる人は多いのかもしれない。
     生徒にすべてを教えることは、自分の満足のためであり、相手の発見の歓びを奪うことだった。というのは納得。けど、学校はいつも他人と比べ、お茶は「昨日までの自分」と比べるところだった。というのは、納得しかねる。学校は確かに他人と比べることも多いが、目指すところは、昨日の自分を超える。個人の成長を見守り育てていると思う。

  • 20年以上前「お茶」を習っていた時のことを思い出して『そうそう、私もこうだった… こんなこと思ってた…』と懐かしく、楽しく読めた。
    もう二度と「お手前」をすることはないと思っていたけれど、何故だか急にもう一度「お茶」をしてみたくなった。
    そんな素直な気持ちにさせてくれたので★5つ。

  • お茶の事もそうだけど、
    茶花のことや、暦のこと。
    掛け軸のことや、水や風や雨。

    お茶のお稽古は、お茶の作法だけを学ぶのでなく、
    日本のあらゆるものの素晴らしさを教えてくれる。

    堅苦しくなくて読みやすくて、親しみがある。
    初めて知ったことがたくさんあって思わずメモしたくなる本でした。

    日日是好日:人間はどんな日だって楽しむことが出来る。そして、人間は、そのことに気づく絶好のチャンスの連続の中で生きている。

  • お茶を習い始めて2年が経ついま
    出会えて良かったと強く思う本でした。

  • 「学ぶ」とは
    「豊かに生きる」とは
    お茶、習いたい、、、

  • 初めての就職先でお茶を習っている方に出会い、半年くらい通いましたが、転職して教室も遠くなったのでやめてしまいました。
    この本を読んで、続けておけばよかったなぁ…と思います。

    教えられて学ぶのではなく、感じることが出来たらステキだなぁと思います(((o(*゚▽゚*)o)))

  • お茶ってこういう世界なのだと改めて思い知った。形、型式ばかり重んじるように思えていたけれど、お稽古を通じて奥行きを増していく。改めて日本の伝統文化の美しさを知った。
    さらさらと読めてしまう良書。
    「日日是好日」「一期一会」という言葉がますます重みを増し、好きになった。お茶のお稽古、もう一度始めてみたい。

  • 事前の予想どおり、茶道についてほとんど知らなかった。

    おそらくそうだと思っていたが、やっぱり茶道を知らなかった。茶道の根本少し理解できた!?

    座禅に通じる。

    正座ができれば習いに行きたい。

    自己流でできる?人に見られる緊張感が大事!?堂々とできたらゴルフも上達。

    礼儀・習慣、細部に気配り、同じことかを繰り返すしあわ、「今」に集中、知らないを知る、「本物」をたくさん見る、季節を味わう、五感と自然とつながること、今、ここにいること、このままでよい、長い目で今を生きること

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