日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ

著者 :
  • 飛鳥新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870314917

作品紹介・あらすじ

週に一回、「お茶」の稽古に通ううち、気がつけばもう25年。「失恋」「父の死」「コンプレックス」…、辛い季節を「お茶」とともに乗りこえた、感動の成長ヒストリー。

感想・レビュー・書評

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  • ふとしたきっかけでお茶を習い始め気が付けば25年…。やめようとした日もあった、就活が思うように行かなかったとき、失恋したとき、父との別れ…経験したつらいとき、いつもそこにはお茶があった…。

    私はお茶を頂いたことはあるけど、習ったことはなかったので、お茶の作法ってすごく細かくて多岐にわたってるんだなぁ…とスゴイと思いました。でも、日本の伝統文化というのか、和の心ってすごく好きなんですよね…!日本人ってとっても繊細で、四季の移ろいを大事にしてそれを生活に上手く取り入れてる…そう思ってます。

    「-人生のその時々の瞬間を大事にしていくこと、人はどんな日だって楽しめる…そのことに気づくチャンスの連続の中で生きている、一生涯自分の成長に気づき続けること…「学び」とは、そうやって自分を育てることなのだ-」この作品からは、お茶のことだけでなく、この先生きていくため、人生を豊かにするためのヒントが読み取れます。

  • これはとても良い本だった。
    もっと早く読了すれば良かった、と後悔しきり。
    樹木希林さんが亡くなられて真っ先に思ったのは、3年前に手を付けたまま放置していた、この本のこと。
    著者の、茶道を始めた頃の疑問や戸惑い。
    特に茶会で抱いた敗北感のようなものに、胸が痛くてたまらなかった。
    私も小4の夏から高2の夏まで茶道を習っており、まるで自分のいたらない過去を振り返るようで辛いものがあった。
    生真面目なだけで気の利かない自分。
    何をやっても拙くて、ただ目の前のことに一生懸命なだけの、まるで余裕のない自分。
    そんなものに再会するとは思いもよらなかった。
    そして、茶道を中途で放置したように、この本も放置したまま。何のことはない、自分の欠点と向き合うことから逃げただけだった。

    音を鳴らすのが好きだったためそちらの道に進んだが、胸の底にはかすかな痛みとともに残るものもあり、山野草を育てたり活けてみたり。
    たまに季節の掛け軸を掛けてみたり。
    炉と釜こそ無いものの、他の茶道具は骨董市で買い揃え、よく亡父に点ててみたりもした。
    結局私は、忘れることは出来なかったのだ。
    希林さんと森下さんには、心からありがとうと言いたい。

    タイトルは、初めて足を踏み入れた茶室の掛け軸に書いてあった言葉。
    その意味するところも知らず、まして読むことさえ出来なかった著者が、25年の歳月をかけて心と身体とで体得していく日々が衒いのない文章で綴られている。
    正体不明の競い合いから来る不安を抱えていた日々が、まるで嘘のように晴れていくのを、著者とともに感じることが出来る。

    映画の中ではおそらく、希林さんが演じるであろうお茶の師匠が、それはそれは素敵だ。
    良い先生に出会えたということが、著者の人生の幸せに繋がっていることは間違いない。
    心に染み入って来るような深い言葉の数々を、読みながら何度もかみしめた。
    読めて、私も幸せだった。
    映画の公開が、待ち遠しい。

    • nejidonさん
      きゃぁぁ!ハイジさんに見つかってしまいました(^^;
      自分のことを書くのはめっちゃ恥ずかしいものですね。
      肝心の茶道は何故か忘れることも...
      きゃぁぁ!ハイジさんに見つかってしまいました(^^;
      自分のことを書くのはめっちゃ恥ずかしいものですね。
      肝心の茶道は何故か忘れることもなく、今も身についているのです。
      きっと子供の頃から習ったからでしょうね。
      ハイジさんがコメントを下さったおかげで、この本の感動を思い出すことが出来ました。
      ありがとうございます!
      2020/04/14
    • まことさん
      nejidonさん♪こんにちは。

      コメントありがとうございます(*^^*)
      小4から高2まで茶道を習われて、先生の資格も、持たれてい...
      nejidonさん♪こんにちは。

      コメントありがとうございます(*^^*)
      小4から高2まで茶道を習われて、先生の資格も、持たれていたのですね。
      私は、この本を読んだことで、よしとして、京都での数年間の体験で、私には、向いていないのが、わかっています。
      私の姪がやはり、あちらのおばあちゃんが、茶道の先生で、小学生の頃からお茶をしていますが、nejidonさんのような、素敵な女性に成長するのではないかと楽しみにしています。
      この本にもありましたが、お茶をされている方は、どこか違うというのが、nejidonさんのレビューからも伝わってきています。
      2020/05/08
    • まことさん
      nejidonさん♪

      お返事ありがとうございます。
      そうですね。
      うちにも、必要最低限のお茶のお道具や、昔京都の陶器市で安く買った...
      nejidonさん♪

      お返事ありがとうございます。
      そうですね。
      うちにも、必要最低限のお茶のお道具や、昔京都の陶器市で安く買った、お茶碗などがありますので、お作法をあまり気にせずに(^^;自分で、お茶を点ててみるのは、よいですね!
      これから、青葉をみながら、自分で点てたお茶を一服。素敵かもしれません。
      2020/05/08
  • 映画は見たことがない。
    だけど、この感覚、気付きに私も習いたい。
    あるがままに受け入れ、楽しむ。そんな日常に感謝しながら、日々を過ごしてみたいものだ。

  • いい本に出会えたなぁと思います。以前、私もお茶のお稽古に通っていて、やはり筆者と同じようなことを感じていたから。お稽古のあとの清々しい気持ちや、先生や他のお弟子さんとの話しの中で感じた季節のこと、お茶のお道具を通じて知ったもてなしの心を、忘れていたあの感覚を思い出し懐かしい気持ちになりました。私のなかで上手く表現できなかったことも、そうそうと、文章になっていて、嬉しかったです。

  • 雨の日には、雨を聴く

    お茶をとおして素敵な気持ちになれる小説でした
    少しお茶習ってみたいなと思いました
    スラスラ読みやすかったです
    映画も見てみたい

  • お茶の事は分からず、いろいろな方が読んでいたので読んでみました。お茶と言ってもすごく奥深いものなんだなぁと思いました。季節を一つ一つ感じるということは、今の忙しい日常ではとても大事な事ですね。
    ぜひ映画も見てみたいです。

  • 「そうか。いいよ、いいよ。また会える」と電話での会話が最期となった父との別れ。また会えるは当たり前ではない。心を入れてする一期一会の茶事は、そのまま生き方にも通じる。日日是好日、毎日がよい日、人はどんな日だって楽しむことができる。そう思えたらいいなぁ。

  •  生き方を考えるいい本だと思う。
     森下さんは、お茶を習うことで、季節を感じたり、今に集中することの大切さを感じたり、自分の生き方を見つめなおしている。お茶ってすごいなあと思う。でも、お茶でなくても、毎日悩みながら生き、何かを続けることで、こんな風に学んでいる人は多いのかもしれない。
     生徒にすべてを教えることは、自分の満足のためであり、相手の発見の歓びを奪うことだった。というのは納得。けど、学校はいつも他人と比べ、お茶は「昨日までの自分」と比べるところだった。というのは、納得しかねる。学校は確かに他人と比べることも多いが、目指すところは、昨日の自分を超える。個人の成長を見守り育てていると思う。

    • honaoさん
      この本を読んで、感じたことを しっかり自分の中で消化されていると感心しました。奥が深いコメントですね。
      この本を読んで、感じたことを しっかり自分の中で消化されていると感心しました。奥が深いコメントですね。
      2012/04/01
  • かけがえのない積み重ねを経て 不満もはてなも失恋も天気も季節も過ぎていく時間もみんな大切なんだと思いました

  • 20歳ぐらいから茶道を始めた著者のエッセーで、最初は決まりきった作法に驚く筆者が少しずつ茶道を通して多くの気づきを得ていく。就職試験や相手の裏切りで破談になった結婚、父の死などとお茶についての件は泣ける。お茶とどう向き合って生きていくかという一つのヒントを教えてくれる。

  • まず、「お茶」の知識が全くなくても読めました。
    著者自身が「お茶」を通して、学んだこと、気づいたことが綴られています。
    エッセイなんですが、小説のようにストーリーがあり、読みやすかったです。

    ふとした季節の変わり目を感じたり、自分を顧みたりすることの大切さを教えてくれました。
    今を精一杯生きること、人生を味わうことが大切です。

    最後に、タイトルでもある「日日是好日」(毎日がよい日)の意味が分かりました。

  • お茶を体験してみたくなった。でもお茶を体験しなくても周りには素晴らしいものがある。草花や風雨、日光、雪。そして日々の生活の中で何かに気づいて学んでいくこと。

  • 映画もいいし、書籍で読むのもいい。

    お茶に限らず、何かを学ぶことでこういう気づきに至ることはある。私もフルートを習っていた先生に頭で考えないこと、と何度も言われたのを思い出す。緊張する…というと自然にできるようになるまで繰り返しやること、と言われたのも然り。

    今に気持ちを集中すること、感じることや本物を見ることの大切さ、日本の季節の感じ方の素晴らしさ…生きる上で大切なエッセンスが詰め込まれている気がする。

    お茶、やりたくなりますね。

  • とても読みやすくサクサクでした。
    「何をやっているのかわからない」というのは、とても良くわかります。
    わからないまま続けていけるのは難しいと思うので、それがすごいなと思いました。
    日々の生活の中で、気持ちが変わっていく瞬間を楽しんでいる感じが素敵でした。

  • 茶道は敷居が高いと思い習わなかったものの今でも興味があるので読んでみました。
    15のしあわせはどの章も頷くものばかりでした。
    特に『別れは必ずやってくること』『成長を待つこと』が良かった。別れは…一期一会の意味を深く考える事が出来、成長を…子ども達へ反抗期の頃から無言で教えている事と重なり、伝える事は簡単ではないと改めて思いました。
    いくつになっても勉強ですとおっしゃるご婦人、お茶のお仲間とのいい関係、なにより若い時からやめようと思う事があっても長く続けられている事が素晴らしいと思いました。出会って良かった本です。

  • 季節の移ろい
    人生の諸行無常
    静かにみつめる時間が茶道だった
    私にもこんな時間が必要だ
    どんな形でも、静かにそこにあるだけのものが時間があると、もっと人生は豊かになると思う

  • 確かに、季節とは寒暖でその移り変わりを感じ、あとは桜まつりだの花火大会だの収穫祭だのクリスマスだのと、イベントで意識するに過ぎなくなっている。食においては、年中季節はずれの材が手に入り、旬を感じることもない。一服を喫する中で、静かに自分と向き合って五感すべてで季節を味わう、あるいは一服をもてなす上でさりげなく季節をしつらえる、そんな茶の湯の心を伝えていただいた。茶道のお点前での厳しい制約は、おそらく自然をとらえ、己を顧みるために無駄ごとを排除するものだろう。こうした言い尽くせない振る舞いにおいて、和の文化と伝統を誇らしく思う。いざ映画館へ。

  • 昔お茶を習っていた時に思っていたことと同じことが書かれてあって少しびっくりした。私もお点前の意味があまりわからなくて、お稽古に行くのが嫌な日もあったが、なぜか行くと帰りはいつも清々しかったのだ。
    心をきちんと入れること。すべてのことに理由があること。
    点と点がつながって線になることが未だにある。お茶は全てにつながっている気がする。

  • お茶を習い始めて2年が経ついま
    出会えて良かったと強く思う本でした。

  • 普通のどこにでもいる人が、「お茶」を長年続けていったことで生き生きした人生を過ごせるようになる。そうなるまでのステップを具体的なエピソードとともに優しい気持ちで綴っている。苦しくない人なんていないのだ。誰だってそれぞれ辛い体験がある。でも、たいていの人が「悪いこと」と思う「雨」も生き方次第で楽しいものになる。宮沢賢治の生き方を思い出した。

    何の飾りもないふつうの文章に自分が胸打たれた思いを、こうしてここに書き出すことは何とも難しい。どんな言葉をもってしても、その瞬間の思いを文字にするには足りないのだ。絶対的に足りないのだ。そんなもどかしい思いが、読み進めていくと、彼女の文章にも出てきた。


    言いたいけど、言えなかった。思いや感情に、言葉が追いつかないのだ。言おうとすると、虚しくなる。言ってしまえば、きっとシラける。(中略)
    胸の熱さと、言葉の追いつかない虚しさと、言葉にしてシラけてしまうことの恐れが、せめぎあいながら、沈黙という井戸の中をのぞいている。そのやるせない感情と、台無しにしたくないという配慮を共有しながら、静かに並んで座っている。(220)


    人間なら、そういうものに突き当たるはずだ。でもそれには時間がかかる。それを面倒と感じているようでは先はない。著者にとって、生き方を示してくれるのはお茶だった。お茶だけではない。何ひとつとっても、何かを示してくれる。誰にだって、そういうものがあるはず。誰だって、そういうものと出会えるはず。

    苦しみも楽しみも味わい尽くす。そうして、人としての深みが出てくる。

    (20131003)

  • 「お茶」を初めてみようかと、友人の教室にお邪魔した。私の「お茶」に対する稚拙で幼稚なイメージが崩れ去り、こんな素晴らしい世界観があったの!と驚きでした。その日のうちに買い求めたのがこの書籍。格式ばったしきたり、礼儀、作法とは違う世界観が言葉で表現されています。これから教室に通うたびに、ここにかかれている言葉の味わい方も変わっていくのだろうなぁと思います。「お茶」をしている方へお薦めの一冊です。

  • 20年以上前「お茶」を習っていた時のことを思い出して『そうそう、私もこうだった… こんなこと思ってた…』と懐かしく、楽しく読めた。
    もう二度と「お手前」をすることはないと思っていたけれど、何故だか急にもう一度「お茶」をしてみたくなった。
    そんな素直な気持ちにさせてくれたので★5つ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「「お茶」をしてみたくなった」
      最初は女の子と話したいと言う不順な動機で茶道部に遊びに行ったのですが、結構お茶好きと判って楽しく過ごしました...
      「「お茶」をしてみたくなった」
      最初は女の子と話したいと言う不順な動機で茶道部に遊びに行ったのですが、結構お茶好きと判って楽しく過ごしました。でも作法とかは全然でしたが、、、この本読んで「しあわせ」な気分に浸ってみようかな?
      2012/06/28
  • お茶の事もそうだけど、
    茶花のことや、暦のこと。
    掛け軸のことや、水や風や雨。

    お茶のお稽古は、お茶の作法だけを学ぶのでなく、
    日本のあらゆるものの素晴らしさを教えてくれる。

    堅苦しくなくて読みやすくて、親しみがある。
    初めて知ったことがたくさんあって思わずメモしたくなる本でした。

    日日是好日:人間はどんな日だって楽しむことが出来る。そして、人間は、そのことに気づく絶好のチャンスの連続の中で生きている。

  • #なんででもなんでは持たず何度でも巡る季節の待っている部屋

  • 短大の時にお茶を習っていた。サークルだと思っていたけど、先生について教わっていたから、お茶を習ったと言ってもいいのかな。
    漠然と畳とか木造とか抹茶とか着物とか、和菓子とか和紙とか、そういう日本古来のものが好きで、お茶には興味があった。やってみて、やっぱり好きだと思った。
    六章の途中までは自分も同じことを疑問に思ったり感じたりしていたので、とても共感できた。でも私は、お軸(掛け軸のことをそう言っていた)の意味を分かるところや茶花を見分けられるところまでに至る前に止めてしまった。もったいないことをした。
    一番は月謝が払えなかったのと、学校を卒業したから。今でも始めたら楽しそうだな、と思う。

    雨が降る前の匂いや水の音、一つ一つの動作だけ注意される意味、それを自分で気付く。そして言葉にする。すごく難しいことなのに、この文を読んでいると私も同じ場所にいるような感覚がして、素晴らしいなと思った。
    言葉にするの、難しいのよね。シラケる、と表現していたけどまさにそうで。言葉にした瞬間に、嘘くさくなる。薄っぺらく感じる。心では、体感では濃密な体験をしているというのに。

    お茶の席に限らず、夕日を見た時や風を感じた時、雨の匂いや音を感じているその瞬間、よくその感覚に陥るから、それを文字にして本にしていることがすごいと思った。繰り返しになってしまうけども。

  • 今の自分を大切にして、見つめ、自分の成長に気づき続ける。
    = 自分を育てる。 「学び」

  • じわりじわりと世界の素敵さが沁みてくるような一冊。

    お茶の世界で何十年も稽古をした作者が感じた体験をほんのすこし覗き見ることができ、この世界や人生の美しさ、本当に洗練されたものについて思いを巡らせることができた。

    概念や考え方、大枠を先を教えるのではなくて、お手前の動作をただただ繰り返して覚えるうちに内面が自然とついてくるというのが新鮮で面白い。
    中途半端にあたまで理解しようとするよりも、まずは形を作って「心」ができるのを待つのかな。

    それはこの年になってやっと、仕事とか生き方に大してわかるようになったことでもあり、共感できた。あたまでいくら考えても過去は変えられないし未来も先取れないのだ。できるのは、準備だけ。今できることに一生懸命になるだけだ。いつも安定してこれを実践するのは難しいけれど。

    「日々是好日」の文字を何年も眺めていた作者が、とある雨の日に「日々是好日」の意味を深く感じる瞬間が素敵だった。

    ここで思い出したとある歌の歌詞:

    ココロ空模様 いつだって
    気持ち次第で世界は変わって
    突然のどしゃぶりだって
    僕らはきっと楽しめる

    晴れの日には晴れの、雨の日には雨の、良さ。お茶の世界、面倒くさがりのわたしには到底無理だけど、奥深くて素敵なんだなぁと憧れました。

  • とても印象深い本でした。
    図書館で借りましたが、手元に置いておきたい一冊です。
    後悔しないように、会いたいときには会いに行こう、という言葉がとても印象的でした。
    何事も考え方ひとつ、行動するかどうかで変わってくると思います。
    映画が大好きで、それからの本でしたが、映画は映画の良さ、本は映画では伝えられない部分の良さがありました。
    お茶に興味がある人だけでなく、何かに悩んでいる人、これからの生き方を見つけたい人に読んでほしいです。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 10年以上前に妻と裏千家の盆略手前まで2年位かけ、同い年の先生に習いました。
    帛紗の捌き方や薄茶の入れ方を思い出しました。 茶筅を持つ時小指を立ててしまうため、注意されましたが、小指を骨折して、曲がりにくい旨説明し、許してもらいました。 足が痺れましたが、落ち着く良い時間でした。 茶器に興味を持ち、多治見や岐阜に行きました。

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著者プロフィール

森下典子(もりした のりこ)
1956年生まれのエッセイスト。『週刊朝日』のコラム執筆を経て、1987年その体験を記した『典奴(のりやっこ)どすえ』を出版。代表作『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』は、大森立嗣監督・脚本、黒木華主演により2018年10月13日映画化され、樹木希林の遺作ともなり、大きな話題となった。他に、『いとしいたべもの (文春文庫)』『猫といっしょにいるだけで』などの作品がある。

森下典子の作品

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