一緒に仕事をしたくない「あの人」の心理分析

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制作 : James Waldroop  Timothy Butler  藤井 留美 
  • 飛鳥新社 (2002年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870315129

一緒に仕事をしたくない「あの人」の心理分析の感想・レビュー・書評

  • ウィリアム・C・デメント→翻訳者の藤井留美→この本に。
    優秀だけど周りとうまくやれない人たち。
    マーカス・バッキンガムと対照的に弱点を強みに変える方法論。
    列挙されている12の困ったタイプ(実例?)が以下。
    ・マイナス思考の「キャリア高所恐怖症」(自分に自信が持てない人)
    ・融通のきかない「正論家」(常に自分だけが正しい人)
    ・24時間闘い続ける「英雄」(自分にも他人にも厳しい人)
    ・議論を避けたがる「平和主義者」(自分の意見を言わない人)
    ・威張ってばかりの「ブルドーザー」(他人の話を聞かない人)
    ・ルール破りが大好きな「反逆児」(ただ目立ちたいだけの人
    ・ホームラン狙いの「大振り屋」(とにかく大成功したい人)
    ・変化を恐れる心配性の「悲観論者」(いつもダメしか言わない人)
    ・相手の気持ちが読めない「感情不感症」(理論だけで判断する人)
    ・理想だけは立派な「できたはず屋」(口ばかりで何もやらない人)
    ・公私の区別がつかない「筒抜けスピーカー」(何でもしゃべりたがる人)
    ・誰もがかかりやすい「無気力症」(何をすべきかわからない人)

    コンサルタントの経験則なので、微妙に重なっていたり、網羅的で無い気もしますが、実体験に即しているようです。コンサルトの際大概皆自分に問題があるとは微塵も思っていない(それが社会性の欠如というもう一段大きいスキームなんだろうけど)。だから、まずはそれを変えるのではなく、TPOで装いを変えるように、行動のパターンを変えるようにアドバイスするのだ(ゆっくり自信があるように振る舞う、会議で二人が発言するまで自分からは絶対に発言しない、など)。
    さて、今の社会は「感情労働」をどこにおいても強いられると分析したのは「管理される心」のホックシールドだけれど、接客じゃなくても労働において感情は商品(調度品、、程度?)なのだろう。


    心に残った文章は以下。

    ・一つの作品を完成させるのにどれくらいかかるかという質問にピカソは「二時間と三〇年」と答えたという。

    ・FORTORAN開発者ジョン・バッカスのスピーチ「たくさん失敗しない人は、持ち前の創造性を発揮しきれていない」

    ・無気力さは自分が深く関わっていたいと思っている事と、日々の生活でやっている事の間に溝ができて起こる。それは自分の心理的な問題なのだが、人は往々にしてそれを外面化する。上司や、職場の組織が機能不全でこの無力感が起きていると思う。

    ・人間が働く理由は千差万別と言っていい。しかし、労働と見返りという話をするとクライアントは決まってこう言い返す。「もちろん私は、見返りのために働いているんです。みんなそうでしょう?」。
    他の人の視点を意識するのに、見返りの価値観を知ることはとても重要。大概一つか二つに絞られ、「金銭的な利得(大金持ちを目指すという意味)/権力・影響力(下っ端ではなく大物になりたい)/変化(繰り返しを恐れる)/ライフスタイル/知的刺激/利他主義(仕事が直接誰かの役に立っている事が満足感となる)/安定/威信(業界を代表する組織に所属し、地位に誇りを抱く)/仲間意識/位置づけ(キャリアの先が見通せている安心感)/人を管理する(部下の指導が楽しい)/認知(仕事が注目、評価されること)。」のいずれか。

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一緒に仕事をしたくない「あの人」の心理分析の作品紹介

いつも「ダメ」しか言わない人、自分にも他人にも厳しい人、ただ目立ちたいだけの人、口ばかりで何もやらない人、自分の意見を言わない人、常に自分だけが正しい人、ハーバード・ビジネスのMBA開発コーチが、具体的ケースを元に12人の「困ったさん」の心理を鋭く分析、目からウロコの解決策を指南します。

一緒に仕事をしたくない「あの人」の心理分析はこんな本です

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