- Amazon.co.jp ・本 (169ページ)
- / ISBN・EAN: 9784870316645
感想・レビュー・書評
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この本は、CDやAIBOの開発責任者だった著者がフロー状態に入ることと幸運を引き寄せることの関係性を紐解いた『運命の法則』という本の実践編として、瞑想法を説いている。
私は、心臓の鼓動を聴く瞑想、呼吸を整える瞑想(添付のCDの瞑想)、緊急時の瞑想を試している。
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<心臓の鼓動を聴く瞑想>
①静かな部屋で一人きりになり、ゆったり座ります。五~十分間、軽く目を閉じて姿勢を正し、深呼吸を続けます。心臓を意識していると、その鼓動が音として聞こえてくるので、耳を澄まします。
②心臓が二拍子で鼓動していることがわかるほど、意識を研ぎ澄まします。心臓は一拍目で肺、二拍目で全身に血液を送り出していますが、その違いがわかるまで意識します。
③だんだんいい気持になってきますから、その感覚をたっぷり味わいます。そして心臓の二拍目の鼓動と共に、全身に気のエネルギーが素早く広がっていくのを感じます。
<緊急時の瞑想>
①掌の真ん中にある労宮というツボを、二つの乳首の中間にある膻中というツボに当てます。男性なら左手を胸に当ててから右手を重ね、女性なら右手を胸に当ててから手を重ねます
②般若心経のマントラを唱えながら、声が掌から体の中に入っていく様子をイメージします
③一息で無理なくマントラが唱えられるテンポから始めて、少しずつテンポをゆっくりと落としていきます。息が長く続くようになったら、もう軽い瞑想に入っています
④瞑想が深くなってきたら、声を出すのを止めて、心の中で呼吸に合わせてマントラを唱え続けます詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
瞑想についてよく分かる。新興宗教も、これを悪用してのしているのだなと思った。グル病という観点も面白い。瞑想のやり方も具体的に記載されており、瞑想の入門には最適と思う。ただし、本書の前半部分をよく読んで、瞑想のメリット、デメリットはしっかり理解してから実践したほうが良さそう。
・現代日本で修行する限り、グルは求めないほうが良い。
・自灯明 -
ソニー役員の人が書いた瞑想の入門書。瞑想の効用にあまり過信や疑念を抱くことなくわかりやすい書。
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呼吸筋を使って呼吸しなくても、気道から入ってくる酸素だけで生命を維持できる。
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■瞑想
A.瞑想というと、姿勢を正して座り、呼吸を調えるというイメージがある。だが、それはたくさんある瞑想法の1 つにすぎない。また、瞑想法に優劣はなく、自分にとって最も心地いいと思われる方法を実践すればよい。
B.人間は、ストレスにさらされるたびに心身に様々なこわばりを作っている。だが、これらは、瞑想して全身の力を抜くことで解消できる。
C.「受け入れること」の重要性を教えてくれるのが、仏教の「他力」と「自力」の教えである。これらは共に、エゴの目的意識から自由になることが涅槃への道であると説く。 -
ここまで来たあの世の科学の続編という位置付けで読みました。瞑想法の触りが書いてあるのが有難いです。
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瞑想の実践書
CDを聞く環境があれば瞑想はできますが。
発声が必要なので周囲の環境を気にする必要があるかも
私はこれで初めて瞑想体験しました -
瞑想できるようになった
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元ソニーの顧問、土井氏の瞑想本です。
数少ない実践書です。 -
2009.7.10