- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784870317277
感想・レビュー・書評
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母の薦めで。想像以上におもしろかった。
コンセプトの脳×ファンタジーの冒険が、ファンタジー好きな私にとっては特に読みやすかった。
主人公のカオルの考えと、自分の思いが重なるので、疑問を感じるポイントにもずれがなく、その点でもスムーズ。
脳には身体の各部分から知覚を担当する部分がそれぞれある/運動感覚を司るホムルンクスが「出張」することがある→痛みを感じる位置がずれることがある/言語野は「流暢に言葉を出す部分」と「周りの言葉を理解する部分」が前後にある/ものの感じはクオリアといい、人はそれぞれに自分の世界をもっている/生きることそのものを司る大脳辺縁系/人格をひとつにまとめる前頭前野/高等動物なら季節など長いスパンで時間を捉えられる/海馬への信号が断たれると、新しい思い出がつくれなくなる。/記憶は海馬を通らずにできる→手続き的知識?詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
主人公と少年が主人公の脳内を旅するファンタジー仕立ての脳の案内本。
脳の機能毎にそこに適した案内役のキャラクターが登場し、読みやすい本でした。
最後にほろりとさせられ、面白いけれどちょっと泣ける本でした。 -
これは面白かった。
脳の事をファンタジー仕上げで解りやすく解説していると言う触れ込みですが、正直期待していませんでしたが、面白くしかも解りやすく難しい事が簡単に理解できました。 -
脳のことをファンタジー仕立てで書いているとっても分かりやすい本。
脳って、複雑でよくわからない。
こころとの関係もよくわからない。
でも知りたい。
そんなときにと〜っても役にたつ一冊。
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うぅーーん、まず第一に「羊」じゃないの?って感じです。タイトルから・・・。内容は、脳の事となんだか感情的(?)なお話との二本立て何だけれど、どちらもイマイチ中途半端な感じがしました。物凄く普通です。
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北熊本の「くまでん」で見かけた。脳の働きをファンタジー形式で。村上春樹の影響はこういうところにも。