皇室入門 (マンガ入門シリーズ)

著者 :
  • 飛鳥新社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870317550

感想・レビュー・書評

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  • 図書館で借りた。顰蹙な内容かも

  • 2006年に書かれた本なので、ちょうど「女性天皇は是か非か」とか「女系天皇だと問題が・・・」などと皇室典範について騒いでいた頃の話ですね。そんな話には私はあまり関心がなくて、天皇の歴史に関するエピソードがマンガになっているのが面白く読めました。
    昭和天皇と乃木希典のお別れのシーンは泣けました。

  • (2006/6/11)
    皇室とはなんぞや?

    悠仁親王の誕生で皇室典範問題は一時鎮火された模様ですが,世継ぎだけの問題でもなく

    やっぱり,戦後日本がどういうアイデンティティを持つか?歴史認識をするかという問題で,

    中韓に「自分らの日本観は偏ってるで~」と言う前に,自ら新たに認識しないといけないなあと

    思ったしだい.

    ふと日本国のアイデンティティについて考えてみる.

    日本国の歴史って何年でしょう?

    (1)2600年くらい?(2)1500年くらい?(3)140年くらい?(4)60年くらい?

    それぞれ何を意味しているかは,おわかりだという前提の下・・・

    皇室抜きで考えるなら,(4)と言わざるを得ないのかもしれない.

    (2)はある意味現実的だけど,ただ,文章,史料が残っている事だけを頼りに,後を捨てるというのはいかがなものか?

    だからといって(1)は(1)でにわかには信じがたい・・・.

    まあ,(3)という選択肢に賛同するヒトは少ないでしょう.

    でも,法学部の人とかは意外に(3)な人もおおかったりして・・・.民法とかねえ~.

    あんまり,皇室ネタとかかくと炎上しそうなんで,やめますけど.

    国王とか,宗教とか,思想とか何らかの軸(装置?)を持たない国家と言うのは存続は難しいのでしょう.

    アメリカは凄いとおもうけど,その分,過剰に民主主義と自由というフレーズに狂信的な気がしないでもないです.
    # イデオロギー国家ともいわれますね.
    また,結局はキリスト教国家って感じもしますし.

    宗教を死者を弔う事を軸におかずに,国家をまとめ上げる装置を軸に据えたときにはやっぱり日本人の宗教は神道なのかもしれない,と思ったりしたりしたりした.

    ちなみに,この本はさすがにちょっと右っぽかったです.

    日本が経済成長以外を求める以外に何処へ向かうのか見えない昨今,
    若手が結構マジに皇室について議論するのは良いことなのかもしれない.

  • 左右どっち寄りって言うのかなあ、日本ってすげーんだぜ、といった感じの本。
    内容は女性天皇・女系天皇問題について。
    正直「皇室」ってよくわかりませんでしたが、少しはわかった気がする。由緒正しいのです。

  • よほど大きな事件でもないと、やはり身についた感覚とか感性は一朝一夕では変わらない。
    非常に残念だが、私は著者とはどこかに(というか、かなり)相容れないものがある。でも、根本的に天皇制に賛成しているという共通点があるからこそ、私にとって読む価値があったと感じる。(2007.3.24)

  • 漫画なので、分かりやすい。
    けど、分かりづらい。

  • あーうー。いろいろツッコミたいけど、やめとこ。

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著者プロフィール

上智大学名誉教授。英語学、言語学専攻。1930年、山形県鶴岡市生まれ。1955年、上智大学大学院修士課程修了後、ドイツ・ミュンスター大学、イギリス・オックスフォード大学へ留学。ミュンスター大学における学位論文「英文法史」で発生期の英文法に関する研究を発表。ミュンスター大学より、1958年に哲学博士号(Dr.Phil.)、1994年に名誉哲学博士号(Dr.Phil.h.c.)を授与される。文明、歴史批評の分野でも幅広い活動を行ない、ベストセラーとなった『知的生活の技術』をはじめ、『日本そして日本人』『日本史から見た日本人』『アメリカ史の真実(監修)』など多数の著作、監修がある。2017年4月、逝去。

「2022年 『60歳からの人生を楽しむ技術〈新装版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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