オオシマさんちのもうひとつの猫日記

著者 :
  • 飛鳥新社
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本棚登録 : 77
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (85ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870317918

感想・レビュー・書評

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  •  実物のグーグーたちの写真に一言添えて漫画みたいにしているのがとても楽しいし、ところどころふざけている感じが楽しかった。ちょっとしたふざけた表現にマンガのスキルの高さが垣間見えて、やっぱりすごい人だと思った。子供の写真で真似してみようかな。

     この時点で4~5匹の猫と犬とタヌキが登場しているのだが、後々とんでもない数になるのかと思った。

  • あの名作漫画「グーグーだって猫である」に登場するグーグー、タマ、ビー、クロたちの本当の姿が見られる写真集。写真は漫画形式でまとめられてるから、いつも通りの感覚で楽しんで読める。

    かくいう僕自身も、過去に野良猫たちとの膨大な交友歴を持っているものだから、たいていの本の猫描写はリアルに思えなくて「本当の猫はそうじゃねえよ」とかって毒づいてしまう。
    でも、大島弓子さん描く「グーグー」シリーズばかりはねえ…。この人は本当に猫の情緒をわかっていて、なおかつ伝わるように表現できてしまうんだな、って感嘆しかない。
    だからもともと、見たこともないグーグーたちに感じてる親愛の情も半端なものではなくて、今回この本で彼らの真実の姿に触れることができたのはとてもうれしいことだった。

    純粋に作品として見るなら、さすがにいつもの「グーグー」の域には遠く及ばないです。撮ってある写真の数なんて限られたものだろうし、物語になるような決定的瞬間はカメラどこじゃないのが当たり前だし。寄せ集めた写真に台詞を付けたもの、であることは否めない。
    それでも、やっぱり大島さんによって台詞を与えられた猫たちの表情はとても自然に、生きたものになってる。猫たちの呼吸、を知り抜いている大島さんだからこそ作れた自然さ、違和感のなさ、なんだろうと思う。

    本編を愛する人が、愛を深めるために読む本です。

  • 大島弓子氏の飼い猫の写真に吹き出しをつけた簡単な本。
    3分で読み終わるほど内容が薄い。

    『グーグーだって猫である』シリーズを読んで、グーグーやビー、タマ等、イラストではなく写真で見れたのが良かった。

  • 猫がいる。
    生きている。
    それだけで幸せだ。

  • 「グーグーだって猫である」に登場する猫たちの
    実写版ねこマンガ。
    ビーがかわいい。

  • 「グーグーだって猫である」まだ1巻しか読んでないけど、入手の機会があり読みました。いつの間にか猫がたくさん増えていた!それにしても猫たちの微妙な表情を撮りわけ、絶妙なセリフを入れる写真コミック、さすが!!うちの犬と猫を比べて「あんたって無表情ね〜」といつも猫につぶやいていたけど、あらら、こんなに猫って表情豊かだったのねぇ。息子・娘ともに夢中な本!だけどちょっと、お値段高いなぁ。

  • ついに出た!本物のグーグーに逢えて感激です♪大島さんの、優しさに溢れる視線が十分に感じられました。ほんとにかわいいんです♪ビーもタマもクロも!、写真エッセイ漫画なので、仕方ないかもしれないけど、ちとお高い気もいたしましたが・・・

  • ネコ好きの大島弓子ファンにはこたえられないでしょう。私はネコ好きじゃない大島弓子ファンなので☆2つですが。

  •  大島さん撮影による「写真マンガ」。マンガでおなじみグーグーやビーやタマやクロとこうしてご対面できて、感無量。グーグーたちがふとした瞬間に見せる豊かな表情、仲睦まじくじゃれあったり、無防備に眠る姿は、まさに幸せそのもの。見ているこちらの胸まで温かくなって、ぼわんと幸せな気持ちになる。うううっ。猫飼いたいー!抱っこしたいー!触りたいー! 『グーグーだって猫である』と合わせて読むと、楽しさ倍増するかも。マンガのファンのみならず猫好きな方にも、ぜひオススメしたい。いや〜。グーグーって本当にハンサムだわあ!

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著者プロフィール

栃木県生まれ。短大在学中に『ポーラの涙』でデビュー。昭和53年より「月刊ララ」に掲載された『綿の国星』は、独特の豊かな感性で描かれ、大きな反響を呼ぶ。『ミモザ館でつかまえて』『夏のおわりのト短調』『パスカルの群』など著書多数。

「2011年 『グーグーだって猫である6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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