綺想迷画大全

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著者 : 中野美代子
  • 飛鳥新社 (2007年11月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870318243

綺想迷画大全の感想・レビュー・書評

  • 笑える!興味深い!
    いろんな想像をかきたててくれる絢爛豪華な絵を見るだけでも楽しい。
    著者の解説もわかりやすく、かゆいところに手が届くような丁寧さ。
    歴史好き+絵画好きなら、絶対に読むべし。

  • 2012年3月13日

    ブックデザイン/鈴木一誌+藤田美咲

  • 想像力と観察力の拮抗を楽しみたい人にはタマラナイ本だと思います!

  • 人が成る木があるという。もちろん想像上であるはずだけど。その流れには「グロテスク」の元々の意味の、植物の中に人や動物をあしらった装飾がある。またアラブでは未知の国・倭国にワクワク樹という幻想の人頭樹を想像した。
    一本足のスキヤポデスやらバリ・ヒンドゥー教の乳海撹拌のへんてこ絵、断崖絶壁のテラスにある架空庭園、中国文学者である筆者がアジアを中心とした綺想迷画をツマミにおしゃべりを聞く満足の一冊。

  • <FONT COLOR=#000066><B>パーオロ・ウッチェロの《聖ジョルジョのドラゴン退治》。私は、この絵が大好きです。聖ジョルジョすなわち聖ゲオルギウスの甲冑、かれの背後に渦巻く雲、ドラゴンの背後の装飾的な岩の洞窟、くるんくるんと渦のようにくねる尾、なにもかも気に入っていますが、なんといっても、紋章みたいな円形の模様をつけた翼がすばらしいですね。(p184)
    このスキヤポデスは、その一本足で移動し、陽ざしが強くなると、ひっくり返って足をかざし、日陰をつくって休む連中(p49)
    さきの戦争中にバンコクを訪れた日本のさる文学者は、この壁画を見て「俗悪」のひと言で斬って捨てました。お仕着せの「泰西名画」に馴れきった目の貧困さを物語るエピソードではあります。(p21)</B></FONT>
    <BR><BR>
    中野美代子さん、すてきっ!と叫びたくなるほど、著者が取り上げる絵の数々、着眼点は私のツボにくる。細密画好きにはたまらない本だ。クリヴェッリ好きにも。読む&見るときには虫眼鏡を用意すべし。

  •  著者の中野美代子女史は、中国古典文学の大家、その彼女が描く古今東西の奇妙絵画の成り立ち・エピソード集。女史はここに載っている絵画だけでなく、もっと他にもネタを持ってそうでこの一冊に限らず次作にも期待したい。

  • ヘンな絵も奥が深い。それにしても、良くこれだけ集めたものです。

  • 西遊記の全訳をされている中国文学の大家、中野美代子氏が中国の絵画を中心に独自の視点から批評をする作品。
     特筆すべきはオールカラーであること、目がチカチカしますが、とても贅沢な気分にひたらせてもらえます。

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