いたこニーチェ

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著者 : 適菜収
  • 飛鳥新社 (2009年2月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870319042

いたこニーチェの感想・レビュー・書評

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  • 2014年10月15日読了。

  • 著者の理解するニーチェの思想をライトノベル形式で展開する異色作。シチュエーションに無理があるだろと突っ込みそうになるが、何故か読めてしまうところが不思議。

  • なかなかサクッと読めて、面白かった。
    哲学書の入門書の入り口として
    高校生や、中学生に読んでほしいな。

  • ある時思い立って恐山を訪れた武昭は、そこで問題を起こしたのをきっかけに、高校時代の同級生で超能力者の三木(ミッキー)と、ミッキーがイタコの原理で降ろす哲学者・ニーチェに「洗脳」を解くための指導を受けることになる。
    なんでも武昭はプラトン一派の生まれ変わりであり、「お前の先祖たちのせいで近代はダメになったのだから、その責任をとれ。世界が壊れる前に、負の連鎖を断ち切れ」ということらしい。
    ミッキーとニーチェ先生に振り回されながらも自らと向かい合う武昭だったが、「洗脳」の根は深く・・・。


    武昭というキャラクターを通して、読み手である私達に問いかけ、諭しているんですね、この話は。

    神の国は存在しない!
    真の世界は存在しない!
    普遍的心理は存在しない!
    最後の審判はやってこない!
    イデオロギーにおぼれるな!
    理想によって現実を測るな!
    言葉と概念を疑え!
    対立と犠牲を恐れるな!
    からだを蔑視するな!
    人間の《生》を汚すな!
    健康な肉体で己の真理を捏造せよ!

    難しい部分もあったけど、自分の持つ「概念」について考えさせられました。

  • ニーチェの書いた本は難しくて読めませんが此れは面白い。読みながら 民主主義について 宗教について 考えさせられました。

  • めちゃくちゃ面白かった!!

    現代を洗脳しているプラトニズム、キリスト教に対して洗脳を解くために現代によみがえったニーチェ先生が分かりやすくムッツリ顔でレッスン。

    「真理」とか、それを考えている私たちの「論理」について改めて向き合わされざるを得ませんでした。
    何よりも「宗教」「神」について。
    ずっとそこらへんのことについて考えている私がおります。

    ニーチェというのはとても危険な思想家だと思うのだが、そこらへんから牙を取った感じの易しい本でした。

  • 借本 設定は面白いんだけれど、主人公を好きになれなかった。

  • フィクションの形式をとらないと内容的にはヤバイ感じw
    そこらへんに著者の意図を感じた。
    民主主義、憲法、民族などについての記述が良かった。
    デタラメな社会から目を覚ますという体験が出来る良書。
    ま、フィクションだけどねw

  • 哲学小説というジャンルらしい。これでニーチェがわかったとは言えないかもしれないが、哲学というものを全く知らなかったので読んで良かった。
    「しっかり考えないといけない内容を小説を読むスピードで読む」のは頭をフル回転させないといけないが、それが逆に快感だった。

  • 普遍的真理は存在しない理由をシンプルに述べていてわかりやすかった.やはり自分にとっての真理は自分で考えて獲得しないといけないのだ.
    物語の部分が面白いのだけど、もう少し哲学の比重が大きい方が小人的には良かったかな.

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いたこニーチェの作品紹介

主人公(吉田武昭)はいつももやもや、人生含み損を抱えるサラリーマン。そんな武昭の目の前に、ある日突然、大哲学者ニーチェが高校時代の同級生・三木の身体を借りて降臨する。「今の歪んだ世界を正すため、お前を殺す!」と息巻くニーチェ先生。よくよく聞けば武昭は、世界に未曾有の危機をもたらしている元凶、プラトン・カントといった哲人の末裔らしい。ニーチェ曰く、「この馬鹿どもが間違ったキリスト教の世界観を広めてしまった為に現代がメチャクチャになりかけている。よってお前の代で、この負の連鎖を断ち切るっ」かくして武昭は世界を救うために「改心」すべく、ニーチェ先生にありがたいプライベートレッスンを授かるわけで…。ニーチェがわかって面白い、新感覚哲学小説。

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