論理的に考える力を引き出す―親子でできるコミュニケーション・スキルのトレーニング

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著者 : 三森ゆりか
  • 一声社 (2002年1月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870771697

論理的に考える力を引き出す―親子でできるコミュニケーション・スキルのトレーニングの感想・レビュー・書評

  • コミュニケーション・スキルのおおまかな技術は16。
    1話す技術
    2聴く技術
    3書く技術
    4読む技術
    5論理的思考の技術
    6論証の技術
    7推論の技術
    8説明の技術
    9描写の技術(目で見たものを伝える)
    10討論・議論・ディベートの技術
    11主張の技術
    12交渉の技術
    13説得の技術
    14発表(プレゼンテーション)の技術
    15分析・解釈の技術
    16批判の技術(批判的思考/クリティカル・シンキング)

    好な理由を聞かれて「***なところはあるけど、●●だから好き」と答えてしまうことはよくある。けど「好きな理由」に「嫌いな理由」を入れてしまってるということ!今まで気づかなくて目からウロコ。

    「知らない」「分からない」「別に」は許さない。深入りしない程度に通用しないことを認識させること。
    コミュニケーションの拒絶はさせない。

    「問答ゲーム」を読んでいてこれか!と。
    子供の授業参観は発表が多いのだけど、みんな一様に「私は**が一番すきです。なぜなら●●だからです。」
    学年が上がると「理由は3つあります。1つは・・」と定型で発表する。こういう訓練を小学校が始めたんだ。

    実例が多いのでわかりやすく、あーやってるーと刺さる箇所も、なるほどこういう言い方をするのね、と参考になる箇所も多い。
    がんばろう、子供よりまず私だわ。
    と思いつつ、先ほどの会話もグダグダだったと凹む。

    ・相手が答えやすいように具体的な質問をする
    ・相手の質問の内容にはっきり答える
    ・相手の質問と無関係な話はしない
    ・相手の質問に関連して思いついた事柄を適当に話さない
    ・相手から的を得た答えが返ってきたら、質問者はその内容に応じて次の質問を組み立てる
    ・質問者は次々に別の質問を羅列しない
    ・質問内容を変えるときは、その旨を相手に伝える

  • 海外と日本の比較という視点が鼻につく。筆者によればヨーロッパでは歴史的に言語の異なる民族どうしが暮らしてきたため、コミュニケーションをとるために言葉を尽くすようになった、とのことだが、ヨーロッパの人でもコミュニケーションのために言葉を尽くそうとしない人を知っているので、私には説得力のない説明だった。
    ただ、段階を踏んで日常の中で論理的思考を身につけていく、特に言葉を通して、というやり方はとても参考になる。子供とのやりとりを具体的な場面を想定して例示しながら説明してあるのもわかりやすい。

  • 確かに、子どもとの会話にも論理は必要。なぜ必要か、それをきちんとお互いに確認するための作業を要する。親にもコミュニケーションスキルの修得が必要であると痛感。

  • 『イラスト版ロジカル・コミュニケーション―子どもとマスターする50の考える技術・話す技術』を文章で書いた版。
    考え方などはこちらの方が詳細。

  • 問答ゲームは子どもと遊んだらきっと楽しい!

  • 親子でできるコミュニケーション・スキルのトレーニング/Logical Communication ―
    http://www.isseisha.net/cartpro/cart.cgi?id=ISBN978-4-87077-169-7 ,
    http://www.laitjp.com/

  • (2002.06.01読了)(拝借)
    親子でできるコミュニケーション・スキルのトレーニング
    (「BOOK」データベースより)amazon
    本書は、子供から論理的な思考力と論理的なコミュニケーション能力を引き出すためのトレーニングの方法をまとめたものである。本書では、子供が日常生活の中で自然に楽しみながら論理的に考え、論理的にコミュニケーションをするための技術(スキル)を獲得する方法を詳しく説明した。

  • 親「今日、〜、どうだった?」
    子「楽しかった」 「別に」 「面白くなかった」
    親「…」

    という会話で困っている親、困りたくない親はぜひ。
    十年前くらいに買って、今回友人に貸すので読み返した本。
    説明は長いけれど、親に論理的に考える力が、話す力がないと、こどもにその力は育ちにくい事はよく分かる。

  • 大変有意義な本だった。

    「察しの悪い親になるべし」は耳の痛い話ではあるが、日常生活の中で文章を組み立てる力を身に付けるにはもってこいの作戦。
    個々のコミュニケーション・スキルを上達させるための練習方法はもちろんのこと、「日本社会適応モードと国際社会適応モード」の話にはハッとさせられた。自分は(記憶にある限りでは中学生のころから)理屈っぽい性格を指摘されて凹んだり、会話の内容がコロコロ変わる女友達に腹を立てたりしたものだが、なるほどそういうことだったのかと合点がいった。
    幼少時からトレーニングすべしとあるが、今からでも遅くはないと思うので、我が子のコミュニケーション力を育むために実践していこうと思う。
    「なるほど...でも」は、自分自身に必要な技術なので、特に意識して使っていこうと思う。

  • 「問答ゲーム」の実践方法が具体的に示されている。「問答ゲーム」を行う場合に再読する。

  • 国語力の中で本来身につけるべき、問答する力。これの重要性を改めて認識した。学校の国語の授業では機会が少ないと思われることから、家庭の中で養うことがとても大事だ。
    問われたことに答える力があって初めて海外でも渡ることができる。
    一方で、昔、維新の頃などは漢文を通してこのような力を養ったのだろうか。考えさせられる。

  • 主語と目的語、理由をハッキリするように。

  • 要点のみ読んだ箇所も多いのですが、子供と会話するにあたって非常に参考になる本でした。

    特に参考になった点は以下2点。
    ・「○○が好き(嫌い)」の理由を述べさせるとき、自分とは反対の意見(たとえばケーキが好きな子には嫌いという立場)で理由を考えさせ、述べさせてみる。
    ・「事実」と「意見」をはっきりと区別できるようにすること

    事実と意見を混同してしまう人が多いのはどうしてだろう???(自戒も込めて)と常々疑問に思っていましたが、トレーニングをして身に着けるものだと思いもしなかったので、これから意識して会話に取り入れたいと思いました。

    追記;この本にあるような「論理的な」会話が出来ることはとても大事だと思いますし、それ自体はとても貴重なスキルなのですが、こと日本においては「空気を読んだ上でこういった論理的な会話をしないというスキル」も必要な場合があるということも、残念ながら心に留めながら子供とゲームしたほうが後々生きづらくすることはないかな・・・と思ったり。経験上。
    まぁ、非常にスマートな話し方をする方でも大変世渡り上手な方もいらっしゃいますので、人間性とかキャラの違いもあるんでしょうけどね(涙)

  • ドイツで育った著者の体験から生み出された、コミュニケーションスキルのトレーニング方法。論理的に思考したりコミュニケーションをしたりする能力は生まれもったものではなくトレーニングが必要、しかし日本の国語教育ではそれがなされていないのでは?

    そうですねー、日本語自体がとてもあいまいな言語。主語がなくても通じたり、「○○はどうでしたか?」と何を聞いてるんだかわからないようなインタビューが何となく通じて何となく答えも返ってくる。。便利といえば便利だけれど、これが異文化では通じない。大人になってから論理思考、ロジカルシンキングを学ぶのではなく、子供のころからトレーニングが必要だというのがこの本の内容。

    この主張には納得なんだけど、著者のところに通ってくる子供達が中学生になるとぐっとなりを潜めてしまうという件が気になりました。
    著者は外国語モードと日本語体制モードと上手く使い分ける、みたいな事を言ってましたが、そうねえ。。。そうなるだろうなあ。。。。
    帰国子女的になるんですよね、きっと。空気を読んで目立たないようにするのが吉みたいなそんな環境では浮いてしまうんでしょう。
    いやあ~どうしたらいいんでしょうねえ。。

    本の中に具体的なトレーニング方法「問答ゲーム」のやり方が書かれています。年代にそって高度になっていきますが、家の中でゲームとしてやるにはちょっと不自然だなーと思うものもありますが、子供がのってくるならやってみるには面白いかも。親のトレーニングにもなりそうですね。

    ・好きか嫌いか
    ・答えの指定(「好き」で答えてと、立場を指定する)
    ・ナンバリング(理由を2つで言って、等理由の数を指定する)
    ・どちらが好きか
    ・○○が欲しいと交渉する
    ・事実か意見か議論する
    ・どちらを選ぶか決める
    ・○○が必要と交渉する
    ・賛成、反対を議論する
    ・たしかに・・・・でも、で議論する

    これをちゃんと主語を入れて正しい文章でやり取りするというもの。
    大人でもちゃんとできない時ありますよね。。いい訓練になるかも(汗)

    ちなみに、3才(ほぼ4歳だけど)の息子にやってみたところ好き、嫌いを理由つけて言う、はぼんやりながらもできます。
    が、立場を指定してやってみる、はやってる事の意味自体がわからないみたいですね~。まあ、そりゃそうかな。
    時間を置いてまた問いかけてみようかなと思っています。面白くできるといいな。

  •  子供に自分の意見を明確に発言させるためのトレーニング法。家庭にも取り入れやすくまとめてある。
     ただし、あくまでもトレーニングであり、日本人には「くどい」と感じる言い回しもある。したがって国際的な場で求められそうな会話術といえる。
     これを論理的思考と呼ぶのかは私には分からないが、子供に「なぜそう言えるのか」と因果関係を明確にさせることから始めることで、論理的思考の習得につなげるのだろう。

  • 今日、小学生が自分の意見をきちんと言葉に出来ない事を考えていたら、この本に出会った! #ikuji #kosodate #gakkou

  • なるほどということも多く書かれているが、必ずしも外国のようなコミュニケーションを全面的に取り入れなくてもいいのでは?とも思う。気の力にもあったが、日本には察する、という文化もあるしね。自国の文化の通りでないからといって、その国の文化を非難するのは傲慢だと思うな。子供の語彙力、表現力をアップさせるのには良い方法が書かれていると思う。

  • 大学生は子供だとわかる本です。

  • 子どもにだけでなく、私も論理的に考える力を身につけたいかなと思い手にした本です。
    作者は外国人とビジネスを通して、日本人として不足しているところをおぎなう方法を具体的に紹介されています。「ことば」を通して、子どもと触れ合うラボテューターとして、あらためて、子どもに質問を投げかけるときのこちらの大切さを感じました。

  • さて…この本。自分としては「????」となる部分が多かったりします。論理的な力を養おうというスタンスは良いものの極端に走りすぎるとダメよね〜って思うんですよね。日本語はもうそれ自体ある程度曖昧さを持ってる言語だから英語直訳みたいな日本語は日本語として魅力は感じられないっすよ。だから論理力ってのは日常ず〜っと使わないといけないのかって思えない。ある程度場所が限られるんだと思うんですよ。日本語を日本語として操れる人間が論理力を持った日本語を使うならともかく英語直訳みたいな日本語を日常に使ってみようというのは…。日本語の良さってものはなんでしょう??という感じ。さらに本書にあったように論理力≒車の免許。だから身につけば普遍的な力になります。ってさ、わかるけど…子どもは車の免許とれないからねぇ。笑。大人向けの本に書くべき説明だよね。まぁ…こういう考えも世にはあるということで。

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論理的に考える力を引き出す―親子でできるコミュニケーション・スキルのトレーニングの作品紹介

子どもの話す言葉が、細切れの単語だけになる、何を言っているのかわからない、意思が通じないのでキレてしまう、そういう経験はありませんか?
本書は、長年子多数野どもを指導してきた豊富な経験を凝縮し、家庭や学校で簡単に楽しく取り組めるトレーニング方法からより高度な訓練まで、わかりやすく紹介。

論理的に考える力を引き出す―親子でできるコミュニケーション・スキルのトレーニングはこんな本です

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