えほんで楽しむ英語の世界

  • 一声社
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870771758

感想・レビュー・書評

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  • 2003 

    第一章
    1pattern books
    brown bear,のような同じ文章の繰り返される本
    繰り返しの部分はこどもに参加させよう
    2 predictions
    推測する つぎどうなる?
    物語の流れをつかんでいないとできない
    読解能力を高めるために大切
    本)If you give a mouse a cookie
    I like Me
    The snowy day
    その子なりの推測を大切に
    3book walk
    とは、読書力を養うテクニックの1つ
    Balanced Literacyという読書指導論で提案されているアプローチ法
    =先に絵本の絵だけ見せる
    最後、ネタバレはふせる
    子どもの自由な解釈interpretationを大切にする
    本)Have you seen my duckling?
    Where the wild things are
    There's a nightmare in my closet
    人)Jeanne Whitehouse Peterson「I have a sister My sister is deaf」の著者

    4observations
    decode=解読

    イラストから外国文化を読み取る
    食生活、衣料、室内家具、行事
    本)Is your Mama a Llama?
    Gingerbread Baby by Jan Arett
    No David
    The cow that went oink
    Polar bear

    5story corner
    とは、手段 雰囲気の演出
    本)Goodnight moon
    図書館の掲示物などでアートと絵本をコラボ
    本)it looked like spilt milk 雲をつるす
    The polar express 雪を散らす
    Jennie's Hat 帽子
    The very busy spider 毛糸でクモの巣



    6critical thinking
    とは、どうして?と考える思考力
    本)No David
    あなただったらどうする?
    ママだったらどうする?
    どうして?
    何のため?
    その理由は?
    本)Hecked Peg by Don Wood
    何と言ったらいいかしら・
    Rinforcement強調
    本)little red riding hood
    誰に、何を、言われたの?
    あなたならどうする?
    どうして~したのかしら?
    しなかったらどうなるかしら?
    第二章
    1rhyming
    ライムを強調して読む
    ライムのぺあをつくってみる
    縄跳びうたのライム

    本)マザーグース
    See the Yak Yak
    Jamberry
    by Bruce degen
    Each Peach Pear Plum
    Ghigna & Brain Lies


    2colors
    本)Red is Best by Kathy Stinson
    出てくる色を英語で言ってみる
    Planting a rainbowbyLois Ehlert

    3days of the week
    何曜日?
    本)May I bring a friend?by Beatrice schenk de regniers


    4counting
    数える

    5body parts
    体のパーツと動作

    第三章
    1playing
    手遊び
    This little pig went to market
    pease porridge
    ring -a-ring-a-roses
    london bridge
    where is thumplom?



    2songs
    twinkle twinkle little star
    the itsy bitsy spider
    hickory dickory dock
    mary wore her red dress
    the wheels on the Bus


    3matching games
    かるた遊び

    4dramatization
    劇、人形劇
    本)So big by dan yaccarino
    Guess who's in the jungle?by Naomi Russell
    jump,frog,jump by Robert Kalan
    the napping houseby ordley wood
    the rose in my garden by Robel
    =cumulative book 累積の本 つみあげうた?
    the tree little pig



    5mini books
    アメリカの読書学習法
    ①Four Blocks
    1words単語 視覚で学ぶ単語、wordswall新しい単語を壁に貼る
    2guided reading規律ある読書指導
    3self selection自分で選択
    4writing作文
    ②Balanced Literacy
    ③Success for all
    ④Reading Recovery


    6cooking

  • 子どもと一緒に英語の本を楽しみたいと思って手にしてみました。単に本の紹介だけでなく、その本をどのように活用したらいいかをアドバイスしてくれている。

  • アメリカで図書館司書として働いてきた著者が、絵本を使ってどのような活動ができるかを紹介した本。
    具体的な本と活動例を紹介している。これから英語絵本で子供とのアクティビティを行いたいと思っている場合に、どんな本を揃えたら良いかを提案している本です。
    単なる読み聞かせではなく、本を使って、というコンセプトで書いてあります。

  • 前に読んだライミングの本がとてもおもしろかったので、この本を読んでみました。絵本の紹介や活用方法が満載で、非常に参考になりました。

    ただ、自分の子にこれをやるとなると準備に結構時間がかかりそうです。がんばらねば。

  • S太朗5歳2カ月、Iちゃん2歳1カ月の時に読んだ本。とてもよかったので、図書館で借りたのち、購入することにしました。

  • 突然ですが、本を読んでいるとき、
    どういう回路で意味までたどりついていますか。

    文字→音声→意味

    文字→画像/映像→意味

    この2種類あるかと思います。

    得意な回路があると思います。

    私は、圧倒的に、前者のタイプです。

    もう少し後者も鍛えたいのですが、
    日々脳内言語でしゃべってばかりのせいか、
    文字が自分の心の声に切り替わり、
    それから意味がやってきます。

    また、作品によって、音声と画像/映像の
    どちらかと結びつきやすいかでも違ってくると思います。

    さて、なぜこんなことを書いたのかというと、
    実は、英語多読が絶不調で、
    仕切り直しをしたいと考えているからなのです。

    200万語まで順調に読んでいて、あと少しで300万語だったのですが、
    どうも伸び悩みを感じ始めてしまったのですね。

    私の回路は、「文字→画像/映像→意味」よりも、
    「文字→音声→意味」が優位なので、
    本当は、もっと単語力や発音力が必要なのだと思います。

    が、それが、壊滅的に弱いのです。

    英語を読んでいるとディスレクシア(読み書き困難)の苦悩を肌で感じます。

    英語ネイティブのディスレクシアの方は、
    音が聞けるからまだいいですが、
    私はそちらの回路も開発中・・・。

    英語は、つづりと音がずれているので、
    法則を覚えなくてはならないのですが・・・。

    前途多難でございます。

    また、自分の読めるレベルの本を読み続けるのはいいのですが、
    自分が読みたい本と単語力の差があって、
    読める本と読みたい本がかみ合わなくなってきてしまったのですね。

    レベルを上げると読めなくなります。

    翻訳を読んだことがある作品ならだいぶ読めるのですが、
    それは、英語を読んでいるとはいわないような・・・。

    「Graded Readers(GR)(英語学習者用の段階別読み物)」もだいぶ読んでしまいました。

    レベルを落とすとなんだか話が端折られすぎているように感じるのです。

    これ、実は、知的障害の読書の問題と同じことなんです。

    生活年齢は、言語能力より高いので、
    言語能力に合った、楽しめる話がもっと必要、というわけなのです。

    ということで、日本語の読書の方に比重が移って、
    とうとう英語多読は1ヶ月ほどお休み状態になってしまったのです。

    ですが、あきらめたわけではありません。

    なんとか方法はないものか。

    そこで、考えたのがもっと絵本を活用することでした。

    先ほど、生活年齢に合ったものがほしいと書きましたが、私は、幸いなことに、
    大人になってから絵本が好きになり、子どもの絵本を深読みして読めるタイプです。

    また、自分が読むだけでなく、絵本がどう読まれるのかにも興味があります。

    弱い回路を活性化するのに絵本が一役買ってくれないかと思いました。

    洋書は購入でも図書館でも入手しやすくなっています。

    これを使わない手はありません。

    ということで、タケママさんの書評をきっかけに存在を知って、手にしたのが本書です。

    本当は、購入したかったのですが、注文後に在庫切れがわかり、購入できなくなってしまいました。

    図書館で借りて読み、これは中古でもいいから買いだという結論にいたりました。

    本書では、英語の絵本を親子で楽しもうという観点から、
    pattern books(繰り返しを楽しむ本)、
    predicitons(次はどうなるか推測することを楽しむ本)など、
    絵本をジャンル分けして、紹介しています。

    全体的に幼い子向けの絵本の紹介本ではありますが、
    絵本をどう読むか、どうやって遊ぶかは、
    英語であっても、日本語であっても、共通するところがあり、
    今後、私自身が絵本を選ぶ/読む/書評にする視点を養うにも大いに役立つ本でした。

    すでに翻訳で読んでいる本や
    カルデコット賞(Caldecott Medal)やカルデコット賞銀賞(Caldecotte Honor)も
    多数紹介されており、その絵本の意図やジャンルについて再発見もできました。

    著者・リーパー・すみ子氏は、米国で学位を取り、
    小学校の図書館に勤務している司書です。

    そのため、経験と理論がバランスよく書かれているのだと思います。

    残念なのは、絵本の表紙や途中の絵など、絵本自体の画像がなかったことです。

    そのため、絵本原本のイメージがまったくないところで説明を読むことになってしまいます。

    もちろん、原本に導入するための紹介本ですから、
    それは原本を読みたいと思わせるという意味では、
    効果的ということになるのですが、
    書誌データまで、テキストベースのみなのですね。

    書名、著者名、出版社名で、検索はできますが、
    メインの本は、やはり画像もあった方が、
    原本にたどりつきやすいです。

    画像があれば、あ、あの本の原本だと、表紙で分かる場合もあります。

    翻訳が出ている本についても、翻訳書名が入っていませんでした。

    その情報が入っていたら、この本の原本なら読んでみたいとなりますよね。

    (このあたりは、編集段階で、リサーチしてフォローをしていただけるとよかったのかな。)

    それがあったならば、英語だけじゃなくて、
    日本語も含めたバイリンガルの絵本指南書として使えたのになぁと思うのです。

    それでも、英語の絵本選びのヒントをたくさんくれる本です。

    本書のメッセージは、英語が苦手、発音が悪いことなど気にしないで、
    読み聞かせをしましょうということです。

    英語絵本を楽しみたい親子に、
    そして、まだまだ英語を諦めたくない絵本好きの大人にとって、
    英語絵本への道しるべとなる1冊です。

  • やさしく楽しい英語ワールドに引き込まれます。

  • じっくり英語絵本と取り組んでみたい。

  • 英語絵本で、英語や知識を身につける方法が、いくつかの絵本を例に、紹介されてます。例となった絵本を知っていた方が、実践例を理解しやすいとは思いますが、そうでなくても、いくつかのヒントは得られると思います。英語絵本の表紙画像は一切ありません。

  • 絵本を「読む」だけではなく、子供たちがさらに楽しくなる絵本の使い方をアイディアいっぱいに紹介しています。例えば、本の内容から英語カルタを作ったり、劇やパペットしてみたり♪息子がもう少し大きくなったら、著書がお薦めする「mini booksの作り方」を参考に本を作ってみたいです♪

  • これは、おすすめ!
    英語絵本がた〜くさん紹介されています。購入の際のヒントになること間違いなし!

  • 純粋に 絵本を楽しめる素敵な本です。これを使えば、和書も洋書もなんだか 楽しむだけでない絵本の活用法が見えてきます。

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著者プロフィール

外資系企業秘書、コピーライターを経てアメリカに留学。アイオワ州立大学ジャーナリズム学部にて修士号を取得。アメリカの教員免許取得後、公立小学校にて20年勤務。著書に『アメリカの小学校ではこうやって英語を教えている』『アメリカの小学校では絵本で英語を教えている ガイデッド・リーディング編』(径書房) 他。

「2011年 『アメリカの小学校に学ぶ英語の書き方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

リーパーすみ子の作品

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