活版印刷人ドラードの生涯―リスボン→長崎 天正遣欧使節の活版印刷

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著者 : 青山敦夫
  • 印刷学会出版部 (2001年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784870851702

活版印刷人ドラードの生涯―リスボン→長崎 天正遣欧使節の活版印刷の感想・レビュー・書評

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  • 織田信長の時代、ローマに派遣された天正遣欧少年使節に随行し、ヨーロッパの活版印刷を学んで日本に広めようとしたコンスタンチノ・ドラードの生涯の物語。出航から8年の月日を経て、伴天連追放の嵐吹き荒れる日本に帰ってくるという悲劇。彼らがヨーロッパでなにを見、なにを感じたかを丹念に描くことで、後に棄教したミゲル、殉教したジュリアン、マカオに追放されたマルチノとドラード、それぞれがなぜそういう末路を辿ったのかがよくわかった。
    10年前くらいに一度読んだものを再読。最初に読んだときはカタカナの名前だらけで読むのに苦労したのだが、戦国鍋TVを見たあとに読んだら、すごい分かりやすかった(笑)。

  • 2011/8/20読了。電子書籍で読んだ。
    天正遣欧少年使節に同行してローマに赴き、金属活版印刷の技術を習得して帰国し、キリシタン版を印行した日本人コンスタンチノ•ドラードの生涯を描いた伝記。
    軍事や経済ではなく宗教と結びついて齎されたために、その後の禁教と共に国内から失われた悲劇の技術の話でもある。
    少年使節がヨーロッパ各地で歓迎を受けた様子など活写してあり興味深い。

  • 天正遣欧少年使節と共にヨーロッパに渡り、日本に金属活字の活版印刷の技術を持って帰った人物、コンスタンチノ・ドラードの話

    半分、日本人の血も引いているらしい。史料は残っていないとか。だからこその小説仕立てなのかも。伴天連追放令に伴って、本人も、活版印刷技術も日本から綺麗さっぱり消えてしまった。この人達が刊行したキリシタン版は辛うじて現存している模様。これがなかったら、本当に、誰も知らないままだったんだろうなぁ。というか、後世の誰にも知られないままの事実なんて、ごまんとあるのだろうけれど。
    メモ:『サントスの御作業の内抜き書』 加津佐 , 天正19[1591] @オックスフォード、ボドリー図書館

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