火の鳥 全13巻セット (角川文庫)

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著者 : 手塚治虫
  • 角川書店 (2004年3月14日発売)
  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784871187916

火の鳥 全13巻セット (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • その生き血を飲めば、不老不死になれるとされる不死鳥をめぐる物語、火の鳥、全巻を読んだ。

    手塚治虫が漫画の神様と言われるのもわかる。
    こんなにも壮大な漫画がすでに1950年代から作られ始めていたのだから、現代日本の漫画が文化と形容される程に発展しているのも納得がいく。

    読み終わって最初に思った事は、何でこんな物を一人の人間が描けたの!?ってことだった。

    生命、宇宙、過去、未来、宗教、国家..。
    この漫画を通して、そんな壮大なテーマを初めて感じだ子供も昔は多かったのかもしれない。今読んでも全く色褪せないストーリーは、今の子供達にもお勧めしたい。放射能に汚染された未来の世界が出てくる場面なんかは今読んだ方が恐ろしいだろう。


    時空を超えて展開されるストリーは、それぞれ○○編として別れている。自分が一番好きなのは鳳凰編。
    仏師、我王と茜丸の人生がジェットコースターの様に上下しながら突き進み交錯していく様は圧巻で、のめり込むように読んだ

    どうして、一人の人間がこんなものを描けたのか?
    手塚治虫という人物について、もっと知りたいと思った。

  • 小学生の頃は難しくて理解できなかったが、大人になってから読むと圧倒的に面白い!

  • これは自分にとってホント衝撃的な漫画。
    小さい時に見た鳳凰編 我王のアニメも一生忘れないと思います。
    震えたぜハートッ!

  •  手塚治虫って人が凄いマンガ家だってことはみんな知ってると思うんだけど、俺ぐらいの世代の人はほとんど読んでないと思うんだよね。でも、そんな中でちょっとは気になるって人がいたら俺は全力で勧めます。ってのは、もちろんマンガだからサクサクといけるんだけど、読んだ後に残る感じは古典や哲学書の感じと似てて、ずしっと体重が乗っかかってくるんだよね。ただでは済まんぞみたいな。でも読んでる間はほとんどそんなこと感じさせないで、エンターテインメントで通ってる。やっぱり凄いよ。
     で、『火の鳥』だけど、「○○編」という形で短編形式になってます。だけど、たしかにその一編一編は個別に存在してるんだけど、全巻を通して不老不死である「火の鳥」を介して、人間の興亡、もっと的確に言えば盛者必衰の物語を描くわけです。さらに凄いのは、時にはそれを歴史の事実の中に潜り込ませ、時には全く新しく創造した世界の中に組み込むという具合で、手塚治虫の手に掛かれば変幻自在です。「マンガの神様」って言われる所以が分かりますよ。「行く川の流れは絶えずして」の方丈記をマンガで書いちゃったと言ってもいいと思います。
     手塚治虫の作品は、教師をやっている身としては子供たちにもぜひ読んでもらいたいです。その中で一つだけ教室に置くことができると言われたら、今のところ『ブッダ』かなーと思いますが、その他の作品も事あるごとに(時機良く)紹介し、促していきたいと思います。手塚作品一発目のレビューなのでこういう感じになりました。

  • 「相手に勝って、自分の正しいと思うことを実現すること」が、えらいのではなく「相手の考えを理解して、一緒にうまくやっていく方法」を考えれば、それで済むような気がします。

    でも、人類史上そんなかんたんなことができていない訳です。

    http://life--design.com/book/2012/01/post-177.html

  • 手塚先生の後世まで語り継ぐべき不朽の名作。

  • 神さまがかいた漫画です。
    何度も何度も読んでる。

  • 手塚治虫が描き終えないまま終わっている火の鳥ですが、未来編、ヤマト編、宇宙編等、どれも生命にまつわる壮大なスケールで描かれたすばらしい本です。人の命に対する考えや、愛や、悪、すべてがこの火の鳥の中に収められています。

  • 「下手な小説よりも面白い!」
    友達が言っていたのを思い出します。
    永遠の命とは何か。
    生きるとは何か。
    哲学のヒントが詰まったシリーズです。
    全てが世に出なかったのがとても惜しいです。

  • 敢えて読み返さない

    簡単に何回も読み返したくないから

    漫画で一番面白い。
    絶対に越えられない壁を感じる

  • ドラえもん世代なので、手塚治虫はアニメの方を先に知ってたって感じなのですが、改めて読んでみるとその物語の深さに感動してしまいました。
    永久保存版ですね。ほんとに…。

  • 手塚治虫ってやっぱりすごいな。構成、世界観、などなどに一冊読み終えるごとにため息がもれる。あとがきに書かれてる「正しい読み方」どおりよんでみるのもオツ。

  • 小学生の頃、学校の図書館におかれた唯一の漫画でした。私はこのシリーズで、人間のおろかさとはかなさと命の大切さを学びました。宇宙編が個人的にはとても印象に残っています。人間に必ず訪れる死・・・、人間が死ななくなったら一体どうなるんだろう?火の鳥から得られるという永遠の命をもとめて人間たちが翻弄させられる物語。名作です。

  • 1954~1988年作
    手塚治虫 著
    ==
    不死の力を得られるという「火の鳥」を巡る人間を通し、生きることの業と輪廻を描いた作品。

    超、頭いいプロットというか、
    当時としては画期的な時間軸の使い方で、
    タランティーノもノーランもルーカスも、
    すごいつながる、大先達でした。

    やっぱり古典には触れるべきというのと、
    知識はクリエーションの源泉だなと。

    手塚治虫を読む、というのは今年の目標なので、
    次々行きます。

  • 手塚治虫の代表的な作品に位置づけられているのは、あまりにも有名。壮大なスケール、時空を超えたストーリーには圧巻。一度は読んでおくべき作品。

  • 太陽篇3巻が特にすき。いや、未来篇もいい。黎明篇も。全部すき。

  • 過去から未来まで様々な時代の物語が書かれた短編マンガ集。それぞれの物語が少しずつつながって、ひとつの歴史のようになっていきます。

    特に、壬申の乱をあつかった太陽編では、日本古来の土着信仰と外来の仏教の戦い、戦いが終わったあとに人々をまとめるために作られた神道など、政治と宗教の関係が描かれていて面白かったです。

  • 人間の生命・人生観を日本古代を舞台として描くことで、読者に対して一定のアイデンティティ認識を芽生えさせながらメッセージを効果的に伝えているところはさすがである。

  • ひとつひとつのエピソードはその時代に懸命に生きている人の愛だったり苦悩だったり。しかし人類という枠を超え、その生命を悠久の時の流れの中の連続性として俯瞰的に描かれているところに、ただただ圧倒されました。

  • 手塚治虫がこの作品を通じて訴えたかったことは何だったのだろう。
    これが私が読後に感じた疑問であった。

    太古から生存しており、永遠の命を持つといわれる火の鳥。その火の鳥の血を飲んだものは不老不死の力が手に入るという。この迷信、噂を信じて太古からはるか先の未来に至るまで、火の鳥をめぐる様々な物語が展開される。

    最初の読後の疑問に戻るが、描きたかったのは「人間は一度力を手に入れるとそれにしがみつこうとすること、その愚かさ」、「権力者による宗教の政治利用」、「輪廻転生」などいろいろあると思う。おそらく答えはない。いや、手塚治虫にはあるだろうが、その答えは読者一人一人が見つけ、行動するしかないのだろう。

    それにしても手塚治虫の発想力には頭が下がる。時代背景からしてこのような漫画が描けるなど、本当に日本が誇る人物だったのだろうとひしひしと感じる。

    ぜひ子供に読ませたい作品だ。

  • 全巻読み直し。

    古文・歴史・宗教と様々な引用から成り立つこの作品は、読者の知識・年代・背景によって捉え方が大きく変化する。日本で生まれ育たないと、この作品の深みは理解できまい。

  • 実は手塚治虫は未来からやって来たんじゃないか?と思うほど、未来の事を予測している。だけでなく過去についてもまさに、自分が行って来たように描かれている。コミカルにしかし、胸を打つ。愛、友情、使い古された割には何より重要なものは、時代を超えてもより大切に思える。もう一度読み直してください。まだ読んでいない人は運がいい。こんな素晴らしい世界をこれから体験できるのだから。そして悲観しないで欲しい。未来は自分の力で悲惨にも素晴らしくもなるのだから。

  • 好き。大好き。

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