日本人の心がわかる日本語

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著者 : 森田六朗
  • アスク (2011年5月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872177862

日本人の心がわかる日本語の感想・レビュー・書評

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  • 日本人が礼儀が正しいのは、
    礼儀を正しくするための言葉が豊富だということに尽きる。
    しつけ、けじめ、素直。素朴。朴訥。
    よそよそしい、なれなれしい。だらしがない。
    へそ曲がり。性格がゆがんでいる。ねじれている。
    迷惑、恥、照れる。みっともない。見苦しい。はしたない。
    素敵。
    遠慮、気を使う、空気を読む。水くさい。きまりが悪い。
    ずうずうしい。あつかましい。気づかれ。気が置けない。
    腹を読む。腹を決める。腹を探り合う。腹にしまう。腹芸。
    つきあい、愛想、無愛想、愛想笑い。愛想が尽きる。おかげさま。
    本音を漏らす。本音を吐く。音を上げる。ぐうの音も出ない。
    慇懃無礼。根回し。
    控えめ、つつましい。さりげない。面目ない。
    出しゃばる。しゃしゃりでる。度を越す。口を挟む。
    これ見よがし。あてつけ。図々しい。
    ほのめかす。相槌を打つ。合いの手をいれる。
    なんとなく、たぶん。
    がんばる、根性、意地、無理、修行する。精進する。
    為せば成る 為さねばならぬ 何事も。
    無理が通れば、道理が引っ込む。
    品、上品、下品、品位、品格、品性。
    いさぎよい、地味、もったいない。おくゆかしい。はしたない。見苦しい。
    これ見よがし。あからさま。
    しとやか、しなやか、しぶい、かざりけがない。あくせくする。
    義理堅い。義理をかく。
    みすぼらしい。わびしい。物足りない。はかない。ふさわしくない。
    いぶし銀。よそいき。
    それぞれの言葉に、思いっきり立ち上る言葉の勢い。
    そういう言葉になぜか、和むのだ。

    解説は、平凡だが、選ぶ言葉が優れている。
    言葉への勘ばたらき。
    中国人には、わからない言葉ばかり。

    器量がいいという言葉が、いいんだけど。

  • 日本語学習者向けの本です。
    辞書のように、ただ単に単語を説明するのではなく
    その文化的背景等詳しく解説されています。

  • まだ半分ぐらいしか読めていないのです><なので、現時点での感想になります!ご容赦ください。 

    【全体的な感想】
    ●とても読みやすいです。また、わかりやすいです。また、次に何を読んだらいいかがわかります(参考文献の紹介あり)。

    ●最初から順に読んでいかなくても大丈夫というのも嬉しい点です。気になったキーワードだけ読むということもできます。

    ●1つの項目につき1キーワードが「キーワード説明・もっと深く・単語ノート」という流れで解説されています。見開き3ページほどで1項目が終わるというのも読み進めやすいです(キーワード説明・もっと深く・単語ノート含めて見開き3ページほどです)。


    ●「キーワードの説明」の部分→「日本人の心」を元に日常使われている言葉の成立ちまで説明されています。例えば、「内と外」の項目には、「うちうちで片付ける」や「よそよそしい」などといった言葉の成立ちまで説明されており、単に「内と外」だけの説明で終わっていないところがいいです。もちろん、会話などの例文もあります。


    ●「もっと深く」の部分→
    ここは「キーワードの説明」よりも専門的なことが説明されています。この部分には、哲学者や社会人類学者などの学者およびその著書を用いて説明がなされています。例えば、「内と外」においては和辻哲郎『風土』や中根千枝『タテ社会の人間関係』が紹介されています。この「もっと深く」の部分では、単に著者・著作の名前だけを羅列するのではなく、それぞれの内容を明記してキーワードを解説しているため、自身で「次にどの本を読んだら良いか」が明確になります。自然に、そして自発的に「次に繋げる」という行為が取れるような書き方になっているのが、すごいと思います。実際に私も「これ今度読みたい!」と思う本がいくつも見つかりました。(もちろん、最後の方に「参考文献一覧」もあります。)


    ●「単語ノート」の部分→各項目ごとに「単語ノート」という単語の一覧(英語・中国語・韓国語の単語訳付き)があります。「日本人の心」を理解することを目的とした本なので、「文化人類学」というような専門的な用語も載っています。そのため、日常使用しないものや日本人でさえも知らない単語が載っていたりもします。例えば「恥」のところだと単語ノートには19単語「属する・名誉・客観的な・道徳的な・裏切る・人格・文化人類学・価値基準・褒賞・陣地・勇敢な・命をかけて〜する・覚悟・欲望・美徳・誇り・理想化する・明治維新・行動原理」が載っています。



    【関連キーワード】
    各項目の最初のページに、「当項目で説明されるキーワード」に関連する「別の項で説明されているキーワード」が書かれています。関連キーワードのページも読めば、より理解が深まります。また、「当項目でのキーワード」の説明文の中で関連キーワードが出てくると、その都度関連キーワードのページが記載されているのも嬉しいです。例えば、「内と外」の所だと関連キーワードとして「世間・いじめ」が書かれています。



    【索引】
    五十音順の索引が、最終ページに掲載されています。この索引には、単語・言葉(ことわざなど)だけでなく著者名や書名など本書に出てきた重要な物が入っています。特に、キーワードに関係する言葉をパッと調べたい時、とても便利です。(「内と外」の項目の、「うちうちで片付ける」や「よそよそしい」などといった言葉)



    【読者の日本語レベル】
    ●中級〜上級日本語学習者とありますが、かなり日本語ができる人でないと読めないと思います。ほぼ全ての漢字にルビが付いていますが、難しい言葉が多用されています。
    ●日本人でも、小学生には難しいかと思います。

  • 日本語について見直す内容

  • (推薦者コメント)
    日本語・日本文化をより深く理解できる一冊です。

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