完全自殺マニュアル

  • 1494人登録
  • 3.47評価
    • (143)
    • (142)
    • (482)
    • (19)
    • (16)
  • 253レビュー
著者 : 鶴見済
  • 太田出版 (1993年7月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872331264

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
フランツ・カフカ
ZOO
乙一
中野 独人
綿矢 りさ
有効な右矢印 無効な右矢印

完全自殺マニュアルの感想・レビュー・書評

  • 死ぬのを躊躇わせる為の本かな?と思って読み出したけれど、全然違った。
    手首・頸動脈切りの話では思わず顔をしかめる
    自死する人の背中を押す本にもなり得るだろうけれど、中途半端な方法を取って未遂になった場合どうなるのかも書いてあって生半可な気持ちで自死しようとしている人を止める本にもなりそうな気がした

    死ぬのにも根気がいるのね

  • まねをしてはいけません。
    と思いつつ、雑学として、興味深かったです。

  • 病んでいた頃にお世話になりました。
    尚、情報が相当に古い為、当てにならないのでご注意を。

  • 本当に世界を終わらせたかったら、あとはもうあのことをやってしまうしかないんだ。

  • 昔タイトルだけ聞いたことがあって、気になっていたので古本屋で買ってみた。死を身近に感じることで生きようと思えると思う。

  • たまたま見つけて読んだが、
    気色悪い 要らん本

  • 1993年出版の本。話題になっていたのか、タイトルは知っていたので、図書館で借りてみた。

    タイトルのとおり、色々な自殺の方法が淡々と書かれている。首吊りが最も苦しまず、未遂率が低く、簡単にできるものだとある。

    「服薬」による自殺の章では、薬局で誰でも買える薬の名前がたくさんあげられている。そういった薬を大量に飲むらしい。現在では状況は変わっていると思う(医者の処方が必要とか)が、死が身近にあるんだなと不思議な驚きがある。

    「手首・頸動脈切り」の章が読んでいて一番しんどかった。自分の手首にカッターナイフを当てるだけなので、簡単にイメージができてしまう。そのイメージが怖い。

    良くも悪くも、死というものを考える機会にはなったと思う。でも、全体を読んでいて、文の調子の軽さや自殺するのが良いことのように書いているのに違和感がある。自殺を試みて生き残ったケースをあげて、それを残念なことのように書いている。

    また、この本が出版された1993年という時代を感じる。「生きづらさ」という言葉がよく出てくる。この頃に比べると、現代は生きやすくなっているのか?自殺者数はどう変わっているのだろう?


    軽くネット検索してみた。
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%8C%E5%85%A8%E8%87%AA%E6%AE%BA%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB
    ・本書は「生きづらさ問題」の先駆け。以前はよく見られた自殺者の心の弱さを責める言説は姿を消した。
    ・本書のブームとなった発売年と翌年の2年間は自殺者数は減少した。
    ・本書が主たる原因とされる自殺事例は、確認されていない。


    ショッキングなタイトルだが、世の中を変えた1冊と言えるのかもしれない。死を考えて、自分を考えるきっかけにはなると思う。

    「何か辛いことがあれば、その時に死ねばいい」と考えていれば、ひとまず前に進むことができる。家族や身近な人のことを考えると、なかなかそうも言えないが。

  • 自殺の方法について一通り記した本。

    著者の言葉も自殺に肯定寄りで、今出したら当時より物議を醸すこと間違いありません。

    ただ惜しむべきは、「完全」とは到底言えないことでした。内容は浅く広くで、日本で手に入りにくいものなど、やりにくいものなどは、殆ど触れられていません。

    どうせならもう少し、事例などを多く載せ写真付きなどで、資料としても充分価値のある一冊を出して欲しかったです。

    ただ、読む価値のある本という事は間違いなく、これを読んで自殺するひとがいたとしても、そういう人は読まなくても自殺していたと思います。

    こうゆう本を出すと否定的な人が少なからずいますが、個人的には「臭いものには蓋」では何も解決しないと思っているので、今の時代でもこういった本はどんどん出していってもらいたいです。

  • たまたまア○ゾンで見かけ、県立図書館に蔵書があることを調べ、借りちゃいました。

    すごい…どうしようこの本買おうかなぁ…。
    93年発行なのでデータが若干古いですが、自殺の方法について詳しく実際の事例と共に紹介。

    2012/00/00

  • 座右の書その1。

  • ノーコメント

  • 首つりと電車への飛びこみは実際にみたことがある。
    正直言葉にならない。

  • '94.4読了。
    当時のベストセラーであり物議を醸し出していたが(自殺を助長するとかなんとか)、騒ぎたてるような内容ではない。

    自分の当時のメモには読んだことしか書いてない。ブルーハーツのライブで忙しかった模様。

  • すでに現代の古典といってよい名著。とりわけ「終わりなき日常」の閉塞感を過不足なく表現した「はじめに」の文章――その引用を僕はこれまで何回、目にしてきたことだろう。《だけど世界は終わらなかった。〔…〕アンポトウソウで学生が味わったみたいに、傍観してるだけの80年代の革命家は勝手に挫折感を味わった。〔…〕テレビのドラマみたいなハッピーエンドはない。ただグロテスクな"ハッピー"が延々と続いていくだけだ。/そう。キーワードは「延々」と「くり返し」だ》[p4-5]。

    そう、この人の文章は巧みだ。過不足がない。ちょうど昨日のツィートで、著者が本書を世に出した意図を過不足なく語っていた。《『完全自殺マニュアル』はそれまでに根強くあった、「強く/頑張って生きろ」だの「自殺する人は心の弱い人」だのといった風潮に対する、そう言われる側からの「ふざけるな」という反撃でもあった。そのニュアンスは、その風潮が蹴散らされた今となっては、なかなか伝えづらい》と[2015.6.20]。

    だが、著者の語りはあまりに上手すぎる。この本には即物的な情報の羅列とともに無根拠な断言の連続がもたらす快感があり、それら断言は「諦め」の美学によって支えられている。たとえば「ケーススタディ10」。いじめによる中学生の自殺例を記述した後、《いじめられるヤツはなにをしてもいじめられる》《高校に進学しても事態が変わるとは限らない》《彼のとった選択は正しかった》と著者は書く。だが、その数ページ前に書かれているのは、少年が小学校時代は明るい少年だったこと、ささいなケンカ騒ぎがいじめの原因だったこと、つまり《いじめられるヤツはなにをしてもいじめられる》ではなく『誰であっても何かをすれば、いじめられる可能性がある(しかも、その何かは事後的にしか分らない)』という事実だ。

    著者の意図がどうであれ、本書の言葉は《そう言われる側からの「ふざけるな」という反撃》になっていない。むしろ「諦め」によって時代や状況の共犯者になってしまっている。そのことで「誰もが確率論的に不幸になる可能性がある」という残酷な事実と、その事実と戦う辛さの両方から目を背けている。そんなふうに感じられた。

    著者は《〔「強く/頑張って生きろ」だのという〕風潮が蹴散らされた今》と2010年代を語っている。言うまでもなく、この言葉も嘘だ。著者は《そもそもなんの共通目的もなく、ただ人間関係だけがあるクラスという奇妙な集団のなかですることと言えば、恋愛ゴッコかいじめくらいしかない》と書いた[p94]。むしろ、そうした「ただ人間関係だけがある」奇妙なつながりが全面化された今、本書が否定する「強く/頑張って生きろ」も、本書がいう「諦めてもいいよ」も空疎に聞こえる。本の面白さや後世に与えた影響、時代の証言という意味での歴史的価値は★5つものだと思うが、個人的には、こうした「インテリの戯言」には大した価値はないと思う。

    (2015.6.22追記)
    著者がこうした諦念にたどりついたのは、それなりの事情があるのだと思う(著者自身がブログなどでそれについて書いている)。でも――というか「だからこそ」、この本の基調低音である《「強く生きろ」なんてことが平然と言われている世の中は、閉塞していて息苦しい。…死にたければ勝手に死ねばいい》[p195]は、著者自身が「インテリの戯言」に酔ってしまった結果だと思うし、僕はこの本に平均点以上の点は付けたくない。この本はまだ結論じゃないし、何より毒がなさすぎる。この著者は(何より著者自身のために)もう少し毒のある、違った処方箋を用意してくれるはずだと思っています。

  • 死のうと思ったときにはいつでも死ねると知っていることは確かに生きていく安心感につながるのかも。
    でもやっぱり死のうという意思を実行した人の気持ちは分からない。凡人には立ち入れない境地に、世界の真理に気づいてしまったんだろうか。

  • ついに手に入れた伝説の本。

    93年発行ではあるが、普通に生きていては知り得ない自殺について惜しみなく堪能できる一冊。まさにマニュアル。


    読書の魅力とは、読んだ人にしか見えない世界が増えることにある

    この本で増えた世界は自身にプラスと成り得るのか。やはりそれも、読んだ人にしかわからない。

    また読みたい

  • 淳久堂台北忠孝店で購入した。

  • 思想分野からの反応を意識したであろう、パフォーマティブな構成だと思います。ファミコンの攻略本のようでもあり、一種のゲームフィケーション?自殺するつもりでは手に取っていない一般読者にとって、内容はさほど大事ではない。このことのために厳密に下調べを行ったという足跡と、自殺を選択肢とすることに罪悪をにおわせないクールさが本書の肝なんだと思います。

  • 勉強になった。
    すぐそばに置いておきたいバイブルになった。

  • 読み物として、自殺について。僕が読んだ時は、彼は、まだ逮捕されてなかった。

  • 事細かな死の詳細さを全面に出す作品は珍しい。
    誰しもが1度は考える『死』。
    生きる事を放棄したくなった時、崖っぷちに立った時、人生を投げ捨てる事がいかに容易かを感じさせられた。
    ある意味、お守りのような1冊。

  • 気になる項目のみ読んだ

全253件中 1 - 25件を表示

完全自殺マニュアルに関連する談話室の質問

完全自殺マニュアルを本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

完全自殺マニュアルを本棚に「読み終わった」で登録しているひと

完全自殺マニュアルを本棚に「積読」で登録しているひと

完全自殺マニュアルの作品紹介

薬局で買える死ねるクスリから、最も安楽に死ねる方法まで、聖書より役に立つ、コトバによる自殺装置。

ツイートする