星の遠さ 寿命の長さ―「大人計画」全仕事 (QJブックス) (QJブックス 1)

制作 : 松尾 スズキ 
  • 太田出版
3.27
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本棚登録 : 73
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872333572

作品紹介・あらすじ

この世の歪みをポップに描き爆走し続ける著者が、自分自身の生い立ちから劇団「大人計画」の全公演まで、すべてを語り尽くした。

感想・レビュー・書評

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  • 97年に出た大人計画のお仕事記録。前半は松尾さんの半生が紹介されていて、これが濃い。松尾さんとこには変な人が集まってくるけど、やっぱり本人も相当変人だ。
    私が芝居に行き始めたのは99年か00年辺りからなので、生で観た公演はここにはない。映像や再演なら少しだけ。とても昭和のアングラ臭がする(笑)。わりとどれも同じようなことが背景にあって。最近はすっきりしてきたけど、やはり根本は変わってないかな。裏側の帯の繰り返しの文句が凄く共感する。

  • 劇団「大人計画」主宰の松尾スズキの対談、インタビュー、そして1997年前半くらいまでの全公演、当時の大人計画の主要な役者たちの紹介等を詰め込んだ本。
    10数年ぶりの再読。
    大人計画の芝居を観るようになったのは、’93年のSEX KINGODOMからだが、当時はまさか大人計画がこんなにビッグな劇団になるとは夢にも思わなかった。
    なお、本書のSEX KINGODOMの松尾本人の「ひとこと」として、「このタイトルだったから、何かがおこると勘違いしたオヤジが観に来てたね(笑)」とあるが、正に私がそれ。もちろん芝居自体はそのようなことは全然おこらなかったが、妙に印象に残る役者がいて、それが宮藤官九郎だった。

  • 1997年までの松尾スズキの半生と大人計画の全公演を解説した本。出版するには5年くらい早すぎた企画じゃないだろうか。今こそ完全版刊行のときだよ、太田出版。松尾の半生語りがメチャメチャおもしろい。

  • 巻頭対談が鶴見済と。時代を感じます。

  • 松尾ファン新参者のワタシにとっては松尾氏の今までのお仕事がわかるとっても素敵な一冊です。

  • 私が知る前の大人計画がいっぱい。

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