ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ (自腹文庫)

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  • 太田出版 (2004年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872339215

ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ (自腹文庫)の感想・レビュー・書評

  • 作家を語るにあたって文字化された媒体はくまなくチェックしなければならない。見よ! これが芥川賞作家の本気だ!?

  • ゲームをまったくしないわたしの、いちばん大好きなゲームエッセイ。

    たぶんゲーム好きな人が読んでも面白いんだろうけど、わたしみたいに小さい頃
    「弟がやってるゲームを後ろから見る」
    のがすきだったった人のほうが面白いと思います。作者(別名義だと長嶋有)自身ゲームめっちゃ下手ですし。


    ゲームを哲学したり無駄に考察したり、ひたすら怒られるゲーム(怒られげー)を楽しんだり。

    ゲームだけでなく、モノを創ること、それらを評価すること、とは何かを考えさせられる一冊です。意外に。

  • ゲームはしないが、おもしろく読んだ。

    「おいしそう」への意外、げらげら笑ってやることでその虚構性を強調すること、なんて思いもよらぬ話のほかに、いち(隠れ)なんでしょアーとしては、「実況」や「解釈」(こっちは「やだ」とか言われてるけど)への言及について、すごく身近に、というか、ああこの人、こうやってしゃべる人、なんか知ってるな、という気がおこる。今までにない(そりゃそうだ)。

    ということは、ほかの「長嶋有」の作品も再読したら、あー、とか思うところが見えてくるんだろう。
    その良し悪しはわからないし人によると思うけれど、わたしはいろんなレイヤーで読めたらいいと思う派なので、いろいろ読み返してみようと思う次第。

    いちばんやってみたいのは「トムとジェリー」だな。からかってみたい!

  • ゲーム関連だったので全部読んじゃったんですけど、
    おもしろくないです。読まなくてよし。

  • 2010/8/2購入
    2011/11/10読了

  • 35〜28才くらいなら、
    そんでもって男子で、
    復活の呪文を教えあったりしたことが
    あったりすれば、どんぴしゃり。

    そうでなくても、
    「ゲームで遊ぶ」って
    どんなもんだろうかと思ったら、
    のぞいてみて損はない。

    最後に収録されている『ジャージの一人』は、
    『ジャージの二人』と合わせて読むと、ぐっとくる。

  • なにかを自分の言葉に置き換えて語る、ということを考える。
    どれだけ傲慢であっても、辛辣であっても、
    自分がその時思ったことを語る、それ自体が大事だと思う。

  • ブルボンなりの考察が炸裂。

  • ヘヴィメタから
     脂肪がはみ出したみたいな

    イヤな響きのタイトルですね。

    原題はフランスのエロ映画のパロディだか、オマージュだそうです。
     が、
    知りませんし、知りたいとも思いません。
    著者も誰も知らんだろうと言っています。

    内容はスルスルと楽しく読め、懐古的な感傷にふけることができます。

    テレビゲームは30年程度と、歴史も浅く、
    いまだ文化としてハッキリと認められたわけではありません。

    それでも、
    そう言い切ってしまいたい歴史が私とともにあります。
    著者も私もゲームに人生を狂わされていると思いました。

    いや、むしろ、

    いいえ、もちろん。

    いい意味で。ですよ。

    ※ヘヴィメタ
     ヘビーメタボリック症候群

  • 面白いです。しかし、もっと有名なゲームについて書いて欲しい。一番最初の文(人がちんこにしか見えない)をもう50本読みたかったでござる。

  • なんだか、読み返してしまった。うん、最高。まず表紙が最高。小さい頃兄ちゃんの後姿と共に記憶したゲームの数々が脳裏に再生され、1人興奮。ゲームしたいぜ、コンチクショウ。

  • テレビゲームは遊びであり産業であると共に文化でもある。ゲームに関する書籍の中で、その視点に立つものは少ない。文化であることについて延々と御託を並べることはあっても、細部に目を凝らし、すくい上げるようにして、あたかも文化的遺産であるかのような書き方をされることはあまりない。それをブルボン小林はやってのけている。ゆえに、本著は貴重である。また、テレビゲーム世代としてファミコンの時代から共に歩んできた僕らの世代には、是非とも読んで欲しい本である。◆ブルボン小林のコラムは視点が面白い。取材をしないことをモットーとしているため、必然的に切り口を面白くしなくてはならないわけだが、それが上手くいくのならば何の問題もない。ただ、切り口が派手ではないために、陰鬱とした人間が揚げ足を取っているようにも見えるかも知れない。しかし著者が純文学作家であるためか、ゲーム上の言葉に関しての深い考察などが挟まっており、適度に中和されている。ゲーム自体もリアルに近づいており、著者は決して現実から逸脱したりはしないので、ゲームをあまりしない人にも伝わる切り口だろうと思う。そして、ゲームをある時期熱中的にやった者にとっては、視点のあまりの意外さに、コラムの題材となったゲームをプレイしたくなること請け合いである。実家に眠っている埃をかぶったゲーム機を引っ張り出し、中古のゲームショップに走り、過去の名作を味わいたくなるのである。著述されたその一瞬を確認するためだけにでも。◆子供の頃に飽きるほどやったゲームに、そんな見方があったのか。それは大人になった今だから理解し得る事実である。当時のめり込めばのめり込んだほど、その感慨も大きなものになるだろう。漠然と自分もそう思っていたのだが、ブルボン小林によってその疑問に明確な形が与えられたということもある。やがて彼のこだわりを理解し、ブルボンワールドに肩までつかりながら読めば、度重なるこだわりへの情熱に笑わずにはいられない。これはブルボン小林と同年代でなくては味わいきれない格別の味である。ゆえに、ファミコンの時代から共に歩んできた僕らの世代には、是非とも読んで欲しい本なのである。

  • ■ブルボン小林の最新刊(もはや名前で買ってます)。
    ■内容はゲーム批評なのだけど、とにかく目のつけどころが面白い。
    「ゲームはかつて観光だった」
    「怒られゲーのススメ」
    「『Vice City』で途中経過を保存するのがカセットテープなワケ」などなど。
    ■ちなみにボードゲームが対象ではありません。
    「テレビゲーム」だとアーケードゲームが含まれないし、ビデオゲームというのも一般的ではないよね。と、まあそーゆーものです。
    ■ほぼ一般のユーザー視点。レベルも名人クラス…なんてことはないので、安心して話についていけます。こだわりがあるとしたら、本業・物書きというところでしょうか。テキストへの言及は何ヶ所かありますが、本読みには、まあ共感できるはず。
    ■あと、某文庫のパロディか?と流しそうなところですが、この表紙デザインは是非とも拡大して、できれば手に取って見ていただきたい。
    ゲーム関連ということで引く人もいるかもしれませんが、圧倒的な個人推し。

  • ゲームのコラム本。
    なつかしいLSIの『平安京エイリアン』からあたらし目のものまでいろいろです。
    古いゲームはいろいろ思い出がよみがえったりもしますよ。
    知らないゲームでも画像が豊富でキャプションも気がきいているので笑えます。
    私の好きな『太鼓の達人』を褒めてあったので、うれしかったり。

  • タイトル買い。そしてデザイン買い。その上内容もよろしかったです。
    著者のブルボンさん、実は芥川賞作家!ゲームという限られた世界への言及の視点も作家ならではで、全然ゲームをしない私にもエニシングOK!な本でした。オビの通り「ゲーム好きの彼氏の気持ちがわからない」彼女、ゲームの世界は狭いが深いのです。
    そういえばとある友人が「ファミ通の読者ページのレベルがどんなに高かったか知ってるか!?」と言ったことがありました。あたしファミ通読んでたのに!(創刊1、2年くらいだけど)読者ページを読みのがした事、かなり悔やんでます。
    確かにこの本に抜粋されてた投稿、(くだらなさの)レベル高かった…!!
    カバーの裏もチェックすべし。

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ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ (自腹文庫)の作品紹介

芥川賞作家(長嶋有)が放つ、入魂のゲーム批評。

ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ (自腹文庫)はこんな本です

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