- Amazon.co.jp ・マンガ (239ページ)
- / ISBN・EAN: 9784872572049
作品紹介・あらすじ
幻想、快楽、目覚め、葛藤、科学、後悔、破滅、……。7つの庭が配置された、天才作家・衝動の初短編集!かつて未完のまま連載を終えた超問題作「エミちゃん」、鬼気迫る114枚の描き下ろし+前代未聞の全ページ袋閉じで完全収録。「Wsamarus2001」では味わえない、古屋兎丸のアナザーサイドかつエッセンシャル・クオリティ。
感想・レビュー・書評
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圧倒的傑作なデビュー作も収録。古屋兎丸、極まってます。
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「エミちゃん」
変質者に暴力を振るわれる知的障害の女の子、バス、多数の幼児
ヤバイ科学者の父が世に害をもたらすなど -
裸体の起源
→躰を脱ぐという発想を、見事絵にした!
天使のフェラチオ
ユメカナ
海から来た機械
月の書
→ハリウッド映画的王道展開、とあとがきにもあるとおり、
いちばんまとまっている。
アデルの純さ、リタのかわいらしさ。
笑顔でさようなら
エミちゃん
→袋とじにしなければならなかったのだろうな。
惨殺と奇病というテーマだけでなく、
絵のすべてから作者の気迫が恐ろしく伝わってくる。
美意識などなどすべてなげうって、パッションひとつを武器にしている。 -
初期短編集。『パレポリ』から、次のステップへの過渡期的作品とも言えそうな感じ。
「エミちゃん」「ユメカナ」「月の書」がお気に入り。
『ライチ~』から入った方は是非とも、『パレポリ』や『ガーデン』も……。 -
すごくすき
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カオスなんだけど、
コスモスでもある。
最後の「エミちゃん」は、
グロイけど、
そんなんいったら、
人間のすべてが、
そうなるよ。
兎丸先生の、
美しさが、
良く出てる作品。
少女。
これぞアウトローの収斂。 -
エミちゃん しか覚えてないんだけど 果たしてあれを読んで不快感しか感じないものだろうか
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マンガ喫茶で読んだ。斬新。これ読んで、兎丸さんに興味もった。特に袋とじが脳裏にこびりついてはがれない。作者の色々が垣間見えた。
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ファンタジックな世界がしっかりと描かれていて、それと現実との相剋が逃避にならずに描かれている。