強く生きる言葉

著者 : 岡本太郎

• イースト・プレス (2003年4月1日発売)

感想・レビュー・書評

[itsujiさんの感想 · 2018年7月3日]

Rock ’n’ Roll !!!
なんてまともなことを言う人なのだ。
まともなことはいくらでも言える。
でも、まともなことを貫く人は、なかなかいない。
実にロックな生き方をした人だったのだな、と気づいた。

（音楽家でないことはわかっているからね、安心してね）

[lupinさんの感想 · 2014年4月28日]

「自分のなかに毒をもて」の抜粋版。

[ごりーさんの感想 · 2023年8月6日]

岡本太郎は常に情熱を持っていたんだと感じさせられる。
言葉やメッセージは、自分が落ち込んだときや迷信したときに響くなと。
素晴らしい想いだった!

[鯛焼きさんの感想 · 2023年4月9日]

岡本太郎展を見に行ったことをきっかけに読んでみた。
会場の演出として使用されていた名言の数々に気持ちを揺すぶられたが、自宅という場外でなんの覚悟もない状態で読むのはいろんな意味で大変だった。
作品を見た直後（ないし岡本氏をリアルに感じられる時代に生きる）だからこそ得られる言葉の説得力の強烈さが本では薄れてしまったように感じた。
同時に、作品に対峙する覚悟を持って展示会へ行った時とは違ってガードをしていない今、ちょっと弱っている状態で読んだことで言葉のエネルギーに負けそうになることもあった。
今でも十分に響く言葉はあった。
読む時々の自身の状態で受け取り方は変わるだろうから、また時間を空けて読み返してみたい。

[阿頼耶識さんの感想 · 2022年8月29日]

岡本太郎先生の熱い言葉を奥様がまとめられた本。1ページに1個なので読みやすいです。自分が置かれたシチュエーションによって刺さる言葉が変わるかも。

[れーちゃんすさんの感想 · 2022年1月30日]

サカナクションの山口さんのオススメということで手に取った。
彼の目指す生き方、歌詞の世界観とリンクする面々が沢山あって興味深い

岡本太郎の情熱が怠けている自分の傷に染みた

目的を持たないことが彼の目的ということについて
私も目的を探すことが生きる目的だと気づく事があったため面白かった

女性は男性の男性的な弱さについて見抜く力があると言うのは本当だと思う

[にゃーさんの感想 · 2021年3月21日]

岡本太郎は素直でシンプル。
つくづく魅力的な人だと思った。

[ナナメの人見知りさんの感想 · 2021年2月5日]

将来また読んでみようかな

[shioryさんの感想 · 2015年11月23日]

岡本太郎さんの言葉。
熱く、激しくて、生きざまが表れていた。
これを読んで心が動かないのは凡人の証拠かな、とも。笑

[lacuoさんの感想 · 2015年8月31日]

ずっとずっと昔、美容院で髪を切ってるとき、お店の人からこの本をわたされた。
そこの美容院は、自然派で、インテリアも自然の木の質感を生かした内装で、観葉植物がジャングルみたいにあって、森の音や虫の音がきこえる環境音楽が流れていて、出てくるお茶はルイボスティーだった。

著者プロフィール

岡本太郎 (おかもと・たろう)
芸術家。1911年生まれ。29年に渡仏し、30年代のパリで抽象芸術やシュルレアリスム運動に参加。パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと活動をともにした。40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。51年に縄文土器と遭遇し、翌年「縄文土器論」を発表。70年大阪万博で太陽の塔を制作し、国民的存在になる。96年没。いまも若い世代に大きな影響を与え続けている。『岡本太郎の宇宙(全5巻)』(ちくま学芸文庫)、『美の世界旅行』(新潮文庫)、『日本再発見』(角川ソフィア文庫)、『沖縄文化論』(中公文庫)ほか著書多数。


平野暁臣 (ひらの・あきおみ)
空間メディアプロデューサー。岡本太郎創設の現代芸術研究所を主宰し、空間メディアの領域で多彩なプロデュース活動を行う。2005年岡本太郎記念館館長に就任。『明日の神話』再生プロジェクト、生誕百年事業『TARO100祭』のゼネラルプロデューサーを務める。『岡本藝術』『岡本太郎の沖縄』『大阪万博』(小学館)、『岡本太郎の仕事論』(日経プレミア)ほか著書多数。

「2016年 『孤独がきみを強くする』 で使われていた紹介文から引用しています。」