強く生きる言葉

著者 :
  • イースト・プレス
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本棚登録 : 1997
感想 : 191
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872573251

作品紹介・あらすじ

もっと元気に、もっと優しくなれる、岡本太郎からのメッセージ。

感想・レビュー・書評

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  • ものすごいパワー。圧倒された。
    「本職は人間だ」とはっきり言える強さ。
    ハッとさせられる言葉の数々。
    パワーが欲しい時に何度も読み返したい。

  • 「壁をやぶる言葉」も同じだけど、モニョモニョしてるときに\ササッ/と適当にページを開いて、ひとこと読んで閉じる本。なんか流れを変えたい時に使う本です。1ページにつきひとことだけなので、読み終わったとか終らないとかはあまり関係なかったり。イメージで言うとフリスクみたいな感じ。

  • 本書を読んで「太陽の塔」と「芸術は爆発だ!」しかなかった岡本太郎さんのイメージが一変した。岡本さんは芸術家である以上に教養人で武士道精神の体現者だ。折々に手に取り、喝を注入しよう。

  • 「芸術は爆発だ!」の言葉はとても有名なので本書を読む前からしっていました。
    ただ解釈の仕方が間違っていたことに本を読んで気付きました。本を読むまでは、自分の内なる何かが爆発して、それを形にしたものが”芸術”である。と、そんな風に勝手に解釈していました。

    しかし、本書をよめば、岡本太郎氏は「芸術ってのは生きることだ」と前提をおいています。つまり「生きることは爆発だ」。
    そして、爆発とは何か。
    岡本太郎氏は、「駄目なら駄目人間でいいから、やりたいと思ったことは、制約しないで何でも挑戦しなさい!」ということを強く書いています。
    「芸術は爆発だ」すごく深いなと思いました。

  • 岡本太郎は太陽の塔とか「芸術は爆発だ」で有名で、なんだか変な人だと思われている。
    私もあまり知らなかったのですが、名言集などをインターネットで読んでいてとても感銘を受けました。

    内なる衝動に正直で、自分自身の「生」を感じるために、つねになにかと闘っているような人だと感じた。

    この本では断片的な名言ばかりが載っていて、その真意がつかみづらいものもありましたが、基本的に言いたいことがとてもストレートに書かれています。

    失敗続きで、いろんなことが上手く行かないときに読んだのですが、いろんな名言の中でも岡本太郎の言葉がイチバン励みになった。
    「失敗」とか「駄目だ」とか思うことにこそ、人間の命を輝かせるものがあるのではないかと、今では思う。
    マイナスに捉えられることをやり続けていれば、いつかカードをめくるように、すべてがプラスに変換されることもあるのではないかと。

  • 言葉で脳をドーピングしたい人向け。
    問題は何を言うかではなく誰が言うか。
    相性があるからね。

  • このギラギラしたエネルギーと冷静な視点の共存が、読むたびに自分の心を電子レンジのようにホカホカに温め直してくれる…

  • 常識から解き放たれ自分として
    生きる覚悟が貰えました。

  • Rock ’n’ Roll !!!
    なんてまともなことを言う人なのだ。
    まともなことはいくらでも言える。
    でも、まともなことを貫く人は、なかなかいない。
    実にロックな生き方をした人だったのだな、と気づいた。

    (音楽家でないことはわかっているからね、安心してね)

  • 1ページ1発言でまとめられている。

    どこから読みだしてもOK。

    TVで突飛な言動をして、周りを困らせるという場面しか知らない人は芸術家って変な人、変わっている人だなと言う印象で見ていたと思うが、この本を読むことで、あの行動の裏にある熱い心を知り、納得できるのではないかと思った。

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著者プロフィール

岡本太郎 (おかもと・たろう)
芸術家。1911年生まれ。29年に渡仏し、30年代のパリで抽象芸術やシュルレアリスム運動に参加。パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと活動をともにした。40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。51年に縄文土器と遭遇し、翌年「縄文土器論」を発表。70年大阪万博で太陽の塔を制作し、国民的存在になる。96年没。いまも若い世代に大きな影響を与え続けている。『岡本太郎の宇宙(全5巻)』(ちくま学芸文庫)、『美の世界旅行』(新潮文庫)、『日本再発見』(角川ソフィア文庫)、『沖縄文化論』(中公文庫)ほか著書多数。


平野暁臣 (ひらの・あきおみ)
空間メディアプロデューサー。岡本太郎創設の現代芸術研究所を主宰し、空間メディアの領域で多彩なプロデュース活動を行う。2005年岡本太郎記念館館長に就任。『明日の神話』再生プロジェクト、生誕百年事業『TARO100祭』のゼネラルプロデューサーを務める。『岡本藝術』『岡本太郎の沖縄』『大阪万博』(小学館)、『岡本太郎の仕事論』(日経プレミア)ほか著書多数。

「2016年 『孤独がきみを強くする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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