壁を破る言葉

著者 :
  • イースト・プレス
3.82
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感想 : 124
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872574258

感想・レビュー・書評

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  • 1ページ1発言でまとめられている。

    どこから読みだしてもOK。

    TVで突飛な言動をして、周りを困らせるという場面しか知らない人は芸術家って変な人、変わっている人だなと言う印象で見ていたと思うが、この本を読むことで、あの行動の裏にある熱い心を知り、納得できるのではないかと思った。

  • 「強く生きる言葉」のほうがぐっときたかも。

  • 岡本太郎の生き方が端々から伝わる本。
    迷ったときに開きたくなる。

    突飛な言葉が多いように思うが、引用文の前後を読めばその真意がわかると思う。
    岡本太郎の哲学は決して非現実でふわふわと言葉だけが宙に浮いたようなものではない。
    常に人と、自分自身とぶつかることで、うちにあるエネルギーを開放し、創造する。
    たいへんシンプルなのだけど、実行していくのは至難の技。

  • すらすらといくらでも溢れ出てきて、
    無限につくれるような気がするときもある。
    壁にとじこめられて、ニッチもサッチもいかない、
    悩めば悩むほどいきづまってしまう絶望の季節もある。
    そういうとき、どうするか。
    焦らない。自分と向き合うチャンスだ、と思って
    じっくり腰をすえて、自分はほんとうに何がしたいのか、
    見極めることだね。

    他人のものはもちろん、たとえ自分の仕事でも、
    なぞってはならない。

    同じことをくりかえすくらいなら、死んでしまえ。

  • 世界を相手に生み出す
    自分ですらなぞることはナンセンスだ

    岡本太郎が人の心に届く芸術を生み出したことに納得する言葉がたくさん並んでいた
    個人的には、思ったより心に響く名言は少なかった

  • 2015/3/2

    壁は自分自身だ。

    まさにそれです。
    今スランプに陥っていましたが、少し上向きな気持ちになれました。

  • 芸術は何でもあり、描きたいように描けばいいってことが言いたかったんだと受け取りました。

  • 自分の中に毒を持て。を始めて読んだ時はえらく興奮したのだけれど、言葉集になるとあまり響かなくなってしまうのはなぜだろう。
    2014.6.1

  • 思いっきり刺激を受けた!
    これはまた読み返したいな!

  • 岡本敏子が太郎の著作から"壁を破る言葉"を選び構成・監修。自由、芸術、人間をテーマにまとめらている。なぜ創るのか。なぜ生きるのか。太郎からの強烈なメッセージ。

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著者プロフィール

岡本太郎 (おかもと・たろう)
芸術家。1911年生まれ。29年に渡仏し、30年代のパリで抽象芸術やシュルレアリスム運動に参加。パリ大学でマルセル・モースに民族学を学び、ジョルジュ・バタイユらと活動をともにした。40年帰国。戦後日本で前衛芸術運動を展開し、問題作を次々と社会に送り出す。51年に縄文土器と遭遇し、翌年「縄文土器論」を発表。70年大阪万博で太陽の塔を制作し、国民的存在になる。96年没。いまも若い世代に大きな影響を与え続けている。『岡本太郎の宇宙(全5巻)』(ちくま学芸文庫)、『美の世界旅行』(新潮文庫)、『日本再発見』(角川ソフィア文庫)、『沖縄文化論』(中公文庫)ほか著書多数。


平野暁臣 (ひらの・あきおみ)
空間メディアプロデューサー。岡本太郎創設の現代芸術研究所を主宰し、空間メディアの領域で多彩なプロデュース活動を行う。2005年岡本太郎記念館館長に就任。『明日の神話』再生プロジェクト、生誕百年事業『TARO100祭』のゼネラルプロデューサーを務める。『岡本藝術』『岡本太郎の沖縄』『大阪万博』(小学館)、『岡本太郎の仕事論』(日経プレミア)ほか著書多数。

「2016年 『孤独がきみを強くする』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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