我々の業界―右翼は総合アウトローサービス業だ

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著者 : 武寛
  • イースト・プレス (2004年11月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784872574999

我々の業界―右翼は総合アウトローサービス業だの感想・レビュー・書評

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  • 右翼団体に所属していた著者が、その日々を回顧するノンフィクション。
    憚りがあるのか、登場する団体・個人名は仮名としてある。

    右翼団体については、詳しく知らないが、漏れ聞いたところによれば、ヤクザとあまり変わらないとのことであった。
    なんとなく強請と恐喝を生業としているのが右翼団体といった印象で本書を手に取ったが、内容はまさしくソレ。
    この著者は右翼の多くが加盟している団体で事務局長も任せられていたようだから、この業界にかなり精通している人物らしい。

    その著者が実際に体験した右翼の日常を描くのだから、ある程度事実に忠実に描かれているとみていいと思う。

    日本の右翼団体のほとんどが、皇室を崇拝しているわけでも、戦争で亡くなった方々を弔うために靖国神社へ行くわけでもないのが、よく描かれている。

    戦前・戦中の右翼と、戦後の右翼というのは全く別ものである(なんとなくわかってはいたが)のがよくわかる。
    戦後の右翼というのは、理念があるわけでも政治運動をしているわけでもない。
    代議士やホテル、時にはマスコミに対して堂々と恐喝するための武器でなのだ。

    驚きなのが、こういういい加減な団体の中から神社に神主としてもぐりこませることもあるということ。
    日本の政治運動と宗教のいい加減さをよくあらわしている事例のひとつといえる。

    しかし、本書を読み進めていくうちに、ばかばかしさを通り越して、可笑しさすら感じてくるのだから不思議だ。

    もしかしたら、グッドフェローズ風の演出で映画化でもすると、面白くなるかもしれない。

  • 元右翼団体幹部が右翼のお仕事を紹介する。
    少しでも悪さをすると右翼が飛んでくるということか。

  • 暴走族もけっこう勉強しているらしいです

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